最近またレンタルがマイブームです。
たまに来るこのブーム。
ツ○ヤ半額の日だけレンタルするのですが、ここしばらくはイマイチの不作![]()
もうちょっとこう、ツボにくる作品はないものか、と思っていました。
、、、、。
ありましたよ![]()
「スネークヘッドテラー」、2004年カナダの作品です。
直訳すれば「雷魚の恐怖」。
既にB級臭あふれています
ちなみに雷魚とは、淡水に棲む魚の1種。
顔がヘビに似ているのでスネークヘッドというそうです。
そのまんま、ですね。
今まで手にとってはみたもののスルーしていましたが、もっと早く借りれば良かった![]()
まんまB級なのですが、なかなか良い作品でした。
パニック映画のお約束をあえてやぶってみたり、若干のチャレンジもまたポイント![]()
北米の湖、カルタス湖。
以前は釣り人で賑わっていた湖は、2年前から閑散としていた。
大量発生した雷魚の駆除のためにまいた毒薬のため、雷魚のみならず他の魚までも死んでしまったのだった。
しかし復活の光明が徐々に見え始めたこの頃、保安官・パトリックは釣りイベントの参加人数が気になる。
そんな時に、湖で死体発見の一報。
湖に到着したパトリックは、何かが浮いているのを見つけた。
何かと思い湖に入った彼の足元に浮いてきたのは、、、食いちぎられた人間の腕だった。
ちょうどその頃、別の岸辺では若者たちがイベントを行っていた。
そこにはパトリックの娘・アンバーと、恋人・ジェームスの姿もあった。
浮島から桟橋までの競泳に参加するジェームス。
もう少しで桟橋、、、というところで、ジェームスは何者かに襲われた。
目の前で恋人が、友達が沈んでいく、、、
浮いてきた死体の一部、襲われた若者。
パトリックは湖の閉鎖を求めるが、だんだんと観光客も戻り始めた矢先のこと。
そんなことはできないと町長に突っぱねられる。
そしてやってきたのは、生物学者のロリ・デール。
彼女は遺体から回収された歯を調べ、犯人は雷魚、しかもかなりの大物だと言う。
2年前に全滅したはずの雷魚が生きていて、しかも巨大化している。
こんなことが町民に知られたらパニックが起こると案じるパトリック。
しかし居合わせた新聞記者により、情報は明らかにされてしまった。
翌日、町はパトリックの予想とは全く違う様子だった。
我こそはと腕に覚えのある釣り人が殺到し、町はかつての賑わいを取り戻していたのだ。
しかし雷魚は危険すぎる。
湖の閉鎖を決めるパトリックだったが、事態は思わぬ方向に進んでいた。
ジェームスの仇を取るべく、アンバーが友人とボートで湖に乗り出していたのだった。
巨大化した雷魚たち。
湖の生き物を食べつくし人まで襲うようになった雷魚がいる湖から、アンバーは無事生還できるのか、、、
意外と気に入ったので、あらすじも長くなってしまいました![]()
うん、なかなか良い作品でしたよ![]()
B級好きな方にオススメですね![]()
主人公の娘の恋人という立場にありながらあっさり退場するジェームス。
主人公と一緒に雷魚退治に乗り出しながら、ありがちな恋仲になる気配一切なしのロリ・デール。
この辺りはありきたりなストーリー展開にちょっとしたスパイスになりますね。
ほかはツッコミどころ満載です
そもそも歯の形状だけであっさり決めちゃっていいの
とか、
さっき釣り人の膝下をあっさり食いちぎってたけど、アンバーの膝はちょっと血が出るくらいでいいの
とか、
人食い雷魚うじゃうじゃの湖に落ちたのに、どうしてボートより先に岸についてるの
とか。
その他諸々、ツッコミポイントを探すのも楽しくなります![]()
そして何より、CGや人形がチャチい
かなり前の作品なのでCGがイマイチなのはまだしも、遺体の人形がもう、、、ねぇ![]()
ちょっと気の利いた美術専攻の学生さんだって、もうちょっとマシなの作るんじゃない
というレベル。
安っぽくてなかなか良い雰囲気です
後半、アンバーと一緒にサバイバルする友人のジャガー(♀)。
彼女は陸に上がってきた雷魚を消防用の斧で粉砕するのですが、スバラシイ命中率です![]()
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この先仕事に困ったら、何かの役に立つんじゃない???くらい的確な一撃を連発します。
とてもかわいい外見ですが、人は見かけによりませんね
ここしばらく期待を裏切る作品ばかりレンタルしていたので、今回の思わぬアタリは嬉しくなりました