カスパーハウザー:ドイツ/ニュルンベルクに現れた謎の野生児の物語です。

1月だったかな…たまたまYouTube観てたら、この動画が『おすすめ』に出てきたんです。
ミステリーとか、謎の伝説や奇譚とかが大好きなので興味半分で観てみたら…とても面白い話でした。

1828年5月26日、ドイツのニュルンベルクで発見された謎の少年。
彼は、何を聞いても「weiß nicht…ヴァイス・ニヒト(わからない)」としか答えません。
手には手紙を持っています…一通は第四騎兵隊長宛で、入隊を推薦する里親らしき人物からの物。
もう一通は第六騎兵連隊宛…肉親らしき人物によるものでした。この少年の誕生日とファーストネームKasper…そして、彼の父は騎兵だということと「この子の養育を誰かに託す」旨が書かれていました。
筆記類を渡すと彼は、“Kasper Hauser”とだけ書きました。他には何も書けません。

謎だらけの彼は、市の保護管轄のもと教育を施され、言葉を話せるようになりました。
そして過去の記憶を少しずつ語るようになったのですが…何故か詳細が明らかになる前に暗殺されてしまいました。
彼の正体や出生~保護までの正確な経緯は現在も不明なまま。
カスパーがバーデン大公家の世継であり、世継問題の事情によりその誕生以来、死産の子供と取替え、隠匿されていたという説もあります。

実は、この謎だらけ少年 Kasper Hauserが、私を『動画のDschinghisKhan』に導いてくれたんです。Kasper、君は私の大恩人だよ!本当にありがとう。

カスパーハウザーの話を観た後で『そういえば彼の名を冠した歌をDschinghisKhan歌ってたな』と思い出しまして。(CD「Greatest Hits」に収録あり)
YouTubeで検索したら、その歌と一緒に『モスカウ』とか『ジンギスカン』が出てきて、初めて当時の“動くチームDschinghisKhan”とご対面…びっくりガーンラブ

偶然が呼んだご縁って本当にあるんですね。
この曲は、ヴォルフさんが作曲しています。
ミステリアスな物語を歌ってる割には爽やかで穏やかなメロディーです。
彼は、どうもこういう牧歌的な曲想が好きなようです。爽やかイケメンの彼らしい曲です。人柄が現れてます照れ

ちょっと待てよ…ってことは…スーさん脱退後の曲は、まさかヴォルフ好みの曲だったの??びっくりハッ