☆番外の番外=つまりオマケ☆
~前書き~
「無くしたら大変だ」で紛失騒ぎを起こしてた、天使の輪っかのお話💫😇💫
話の中でルイさんが云ってる『2018年の9月に南アフリカ全土で大雪が…!』の話は実話ですガーンアセアセダメだよルイさん、イタズラしちゃ…(違)
ルイさん=実はダンス以外の事については(生き方も行動も)恐ろしく不器用だったのでは?という印象が…彼を知れば知るほど深まってしまいます。
解散後の彼は、スティーヴさんやレスリーさんのように“自分の才をうまく活かして成功する”ことが出来ないまま、終わってしまいました。
お坊ちゃま育ちだったので、世渡り下手だったのかもしれません。ドイツ語は決して得意ではなかったし、元々はバレエがやりたくてドイツに来た=芸能人になるつもりでドイツに来た訳ではなかったから図々しさや欲がない&芸能界で生き残る術も知らない…。ショボーン
『彼が、もう少し器用に自分の才能を活かしたり売り込んだり出来る性分だったなら…。』そう思う度に本当に残念です。『実はアートやメイクアップも得意だし、ダンスも素晴らしい。その気になればダンス&アートその他のセンスを上手に融合&自分の知名度を活かして、オペラや大好きなバレエで総合演出家として活躍したりも出来たんじゃないの?』と私は思うのですが…タラーそういう発想なかったのかな…。それとも『すっかり芸能人という枠に染まってしまった自分は、もうバレエの世界には居場所がない…ショボーン』と諦めたのかな。

キラキラ地球キラキラ地球曇り
コッチの世界では、住人はみんな、1人1個ずつ頭の上に「天使の輪っか」を与えられる。天界の住人の証だ。
ただ頭の上にプカプカ浮いてるだけじゃないんだぞ。実はこれ、結構便利なんだ~。
パチンキラキラと指を鳴らすだけで、物を出せるし、一瞬で好きな恰好に変身も出来る。
試しにサンタ隊長の服に着替えよう。OKキラキラほら、あっという間に変身ニヤリ凄いだろ?(出来るのは着ることだけで、脱ぐのは自力なんだけどね。)

食べ物も飲み物も簡単に出せる。
昼ごはんに…大好きなPommes frites(フライドポテト)と、僕の国の美味しいお茶:ルイボスティー(スティーヴはいつも“謎の赤いお茶”と呼ぶ…そんなに怪しいかな、これ…)コーヒーを☆上差しキラキラ…と。
昔から、疲れきってどんなに食欲が落ちていってても、コレさえ食べれりゃギリギリ大丈夫でいられるキラキラという『僕の主食』だ。あぁ、美味しそう。いただきまーす。
あぢっアセアセお茶が熱すぎて飲めないアセアセ舌をヤケドした。水みず水~~アセアセアセアセ
え、「熱さを感じるのか?ヤケドするのか?」って?
ん~…魂だけの存在になってるから、体の不具合~風邪や病気、骨折やケガなんかとは、本来無縁の状態になってる筈…なんだけど…実は地上にいた頃と同じく、コッチでも僕の五感はしっかり働いている…既に体は無いのにさ…うずまきまるで『本当は地上の生活に未練タラタラ』と言わんばかり。

だから、カラダが軽いからといって調子に乗ってクルクル回転しすぎると、さすがの僕でも当然の事ながら目を回す。
踊り過ぎると筋肉痛や腰痛になるし、落ち込んでヤケ酒じみた低い心境で飲みふけると…次の朝に二日酔いの胸焼けと頭痛が襲ってくる。
そして、スティーヴよ。思いっきり頭はたかれたら一応痛いんだぞ…!(笑)
とにかく、体はもう無いくせに、このカラダはいっちょまえに“五感を感じるだけでなく、不具合まで未だに引き起こす”…困ったもんだ。

ただ、それらは幻の感覚。“実は全~部気のせい!”
だから「天使の輪っかのチカラ」を使えば簡単に解消できる。recovery(修復)とかいうチカラだ…
お陰で医者いらず。便利だな~。生きてる頃に欲しかったよ、こんな特殊能力。

今日もさっき、出入口の透明な扉に頭を思いっきりぶつけて額にタンコブが出来たんだけど…
こうやって目を閉じて(⌾ˉ ꒳ ˉ​⌾)〇ポワーンと内側から全身に光を放つイメージを持つだけで…ほら復活。タンコブ消えた…と。
あれ?な、直る筈なんだ(⌾ˉ ꒳ ˉ​⌾)〇…けど
…( º言º; )〇……え?…タラーあれ、おかしい…タラーなんで?😱タンコブが消えない!
「げ、ルイ!何なんだ、その髪!ガーンハッ
タンコブが消えずに髪の毛が伸びて、モシャモシャの髪が、普段の10倍のサイズになった…。
「またやってしまった_| ̄|○ il||li」
見事なアフロもどき→まるでメデューサだ。
「ほ~…びっくりある意味、見事だな…面白いからこのままにしとくか?」感心してる場合じゃないよ。
「冗談じゃないアセアセこれじゃ重たいし、身動き取れないえーん助けてくれ~」
バイキンくんねこクッキー曇りくもり日本国旗手ダルマくもり傘日本国旗       
「ったく…こんな“簡単なこと”が、どうして君には上手く出来ないんだ?ルイ…アセアセ失敗しようがないだろ?」スティーヴが呆れ顔だ。意地悪だな。聞くまでもないだろ、わかってるくせに。
「……不器用だからに決まってるだろ( o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅ )」『変身』と『物を出す』のは、すごく得意なんだけどな。なぜかrecoveryだけ毎回失敗するんだ。
「ほら、こっち来い。」スティーヴが僕のメデューサ頭に手をかざし、ポワっと手から全身へと光を輝かせる。
「あ、直った」タンコブも巨大化した髪も元通り。さすがだな。

スティーヴがいてくれて良かった。自分じゃ出来ないから、いつも存分に甘えっぱなしだラブ
「この甘ったれの坊ちゃん育ちめ💢…しまった…そうか…こうやって僕が甘やかすから、いつまで経っても君は、ココで『自分で自分のことが出来ない』んだ…タラー
へへへ、甘やかし大歓迎だよ~。さすがみんなのVater(父さん)だ照れ頼りになる。甘えられる友達がいるって、幸せなことだよな。
心底困った時に、側に誰も助けてくれる人がいず、1人で孤独と不安を抱えるのは本当に心細い…。もうあんな寂しさは懲り懲りだ。
『コッチに来たら一番にルイに会いたい』と望んでくれたスティーヴに心から感謝してる。そうでなきゃ、僕は未来永劫、ココでも永遠に独りぼっちになる所だった。
「僕は君のVaterでも爺やでもない!ちゃんと自立しろ!」照れ…じゃあ飼い主でどう?怒りながらも君は毎日楽しそうだぞ、スティーヴ。僕がいてくれて良かったろ?
キラキラキラキラ虹虹くるくるくるくる乙女のトキメキ乙女のトキメキ
天使の輪っかのチカラで他に出来ること…?
そうだ。これを忘れちゃいけないな。
僕達は天気を自由自在に操れる。嬉しい時にはキレイな夕日や虹を。悲しい時には雨…怒ってる時には雷…自分の気持ちを意思表示することが出来るんだ。
でも、ちょっとした不注意で、地上に悪影響を巻き起こすこともある…取り扱いは要注意だ。
え、そんな慎重なこと言うなんて珍しい?何があったのかって?
…いやその…実は…ショボーンタラー…少し前に大ごとやらかしたんだよ…ショボーンガーン
…去年(2018年)の9月だったかな…「今、地上は冬~春先だよな…雪って降らせたり出来るのかな~口笛」と、ちょっとした出来心で面白半分に天気をいじったら…
南アフリカの国内全土に『めったに降らない大雪』を降らせてしまったんだ!😱『地域によっては、150年ぶりの降雪』と世界規模の大騒ぎ…ガーン
雪の結晶曇りくもり。うわ~…やっちまった~…ガーンと思った時には、既に遅し…砂漠もサバンナも街も、雪で真っ白だ。国内の交通網はめちゃくちゃ…
しかも想定外の雪だったせいで、キリンも象もライオンも雪まみれ…タラー喜んだのは動物写真家や雪好きが集まるグループだけさ。
『寒さ慣れしてない野生動物が凍えたらどうする気だ!💢君の面白半分は危険すぎる!』と、スティーヴにめちゃくちゃ怒られたよ。
地上にいる兄さん、妹達…本当にごめんアセアセあの雪のせいで迷惑したんじゃないだろうか?
おかしな天気が突然起きたら『また、天にいるルイの仕業かな』と思い馳せてくれ。…ほんと、イタズラは程々にしなきゃ。
ゾウ馬ゾウ馬ゾウ馬ゾウ馬しし座
あ、天使の輪は、純粋にオモチャとして遊ぶこともできるぞ。
こうやって指に引っ掛けて、フラフープみたいにクルクル~って回すと…気持ちよく高速回転するんだ。小さくキーンって、美しい音が鳴る。光を放って綺麗だろ?
そして、ほら!…虹乙女のトキメキ指をフワッと抜いたらUFOみたいに上へ、スーッと浮かび上がるんだ。AMAZING!素晴らしいラブ
スティーヴには『そんな事してたら、そのうち無くすぞ。オモチャ代わりにして遊ぶのはやめとけ』と云われてるけど、これは癖なんだよな。暇になるとついついやってしまう。

後は…これ最近思いついたんだけどさ。
こうやって、勢いよく上手に投げるとくるくる流れ星ハッブーメランやフライングディスクみたいに返ってくるんだ☆すごいスピードだろ?さあ、もう一度えいっ!くるくる流れ星ハッ
退屈しのぎにはピッタリ。サイコー………あれ?輪っかが戻ってこないぞ?どこ行った?
「…こら💢」…後ろから恐ろしい怒りの気配を感じて振り向くと「スティーヴガーンアセアセ」輪っかを手に取り、不動明王の如き怖い顔で仁王立ちだ!
「こんなもん投げたら危ないだろ!💢オモチャにするなって何度言ったらわかるんだ、君は!」「あ~~~ガーンアセアセ」手元に返り損ねた天使の輪っかはスティーヴに取り上げられて、僕の頭上に逆戻りした。
ちぇ~…つまんねえの。怒らせたスティーヴは、たぶん神様よりおっかない。
「💢…もし君が輪っかを無くしても、僕は絶対探すの手伝わないからな。」それは困る!ガーン
「…反省してるならそのPommes frites全部よこせ。」「…はいショボーン
あ…また昼ご飯を没収されてしまった。
ピザパンチーズピザパンチーズステーキナイフとフォーク
…そうだ…今度、レコードプレーヤーをパチンOKキラキラと出して、この輪っかをプレーヤーに掛けてみようか…どんな音楽が鳴るんだろう。楽しみだな。(→全く懲りてないタラー)
いつかやってみたいことも1つだけある。
Pommes-frites-turm…大好物のフライドポテトを山ほど重ねたタワー…ラブ最高だろな~。
ココでしか出来ないよな、そんな贅沢。想像するだけでワクワクするよ。
(End)