クリファの魔女紹介。中編。

 



 

5番目のクリファの魔女。骸晶の魔女。

名前。オフィーリア。

出身。海洋国家 ヴァイド王国。

能力。骸晶。断罪の剣。

クリファの魔女になった原因。
多数の呪いの獣に自国が攻め込まれ、奮戦するも多勢に無勢。
女王アムレートが危機に陥った際。力を欲した事。


特筆事項。

女王アムレートと剣を交換したエピソードはエモい。
従って、彼女の断罪の剣。は、元はアムレートの所有物。


元々の剣技に、得たばかりの骸晶の力を乗せる事ができるのは、
戦闘のセンスを感じます。他の魔女に比べて、器用な使い方だな…と。


アムレートが、赤ん坊だった時の第一声が、彼女の名前。
その事を領主に話すオフィーリアはかなり自慢気です。
そうだとすると、アムレートよりもかなり年上なんですね。


状況を考えると不可的抗力ですが。
ソーニャの家族をかなり直接的に殺害しています。
ですが、オフィーリアの性格的に、弁解はしないと思います。
しかし、ソーニャの憧れであるアムレートが事情を説明すれば、
ソーニャは分かってくれると思います。


モデルは、シェイクスピアのハムレットに登場する女性。オフィーリア。
オフィーリアの絵画は非常に有名です。
絵画の作者や被写体の人物は知らないけど、

観た事はあるという人は多いと思います。





4番目のクリファの魔女。雷啼の魔女。

名前。ケルベロス。

出身。山岳国家 ルプス同盟

能力。雷。爪。ハンマー。

クリファの魔女になった原因。
呪いの獣に襲われた際。
自分の能力に姉を巻き込んで、殺害したと思いこんだ事。


特筆事項。

当然、姉のフェンリルは生きているわけですが。
じゃあ、黒焦げの死体の正体は?
なんで、ケルベロスのプレゼントを持っていたの?
という感じで。

彼女のメモリーって、色々とつじつまが合わなくて。
それで、かなり考えたのですが。

私は、彼女のメモリーの一話の時点で。
再会した、彼女の姉は偽物なのでは?と思っています。

姉妹で、別々の場所に捨てられたみたいなので、
ケルベロスの雷の魔法が暴走していない状態では、探しようがないんですよね。





専用武器はトールハンマー。彼女…左利きかな?
正式には、この形状の武器は錘(金へんに重。すい)と呼びます。
中身が全部、金属だと重すぎて持てないので大体の場合、中空(からっぽ)です。

しかし、中空の方が、金属バットと同じ理屈で打撃の浸透力は高くなります。

 

ジャッキーチェンも使っていた、由緒正しい武器なんです。

ですが、彼女は通常攻撃でしか使ってくれないみたい。少し、残念です。


通常は雷霆(らいてい)と表記するところが、
雷啼になっているのが、クリエイターのこだわりを感じます。





3番目のクリファの魔女。天泣の魔女。

名前。ルサールカ。

出身。学術国家 チェコス王国

能力。水。

クリファの魔女になった原因。
疫病を鎮めるための生贄とされた事。


特筆事項。

唯一、教皇が関与していないとされるクリファの魔女。
※呪いの獣の活性化は、教皇の仕業なので。
ケルベロスやアームストロング(後編で紹介予定)の場合などは、
間接的に原因をつくっていると解釈されています。


生贄にされるとき。
思い人から湖へと突き落とされますが、能力が水なので死に至らず。
また、反対に彼女がクリファの魔女と化したことで、
チェコス王国は雨が降りやまなくなりました。
降り続いた雨のせいで、地形が完全に変わってしまっています。

画材が湿気でダメになるので、芸術国家としての維持は難しくなりました。
(チェルナのコメントから)

 

反面、水資源には困らないので、夏の間の避暑地として人気があるそうです。
プリマヴェーラの別荘での水遊びは、チェコス王国で行われています。

(サブリナのコメントから)
 

…むしろ、有益側のクリファの魔女なのでは?と思わなくもないです。


専用武器はサンドリオン。シンデレラのほうが通りがいいでしょうか?
恐らくは、思い人からのプレゼント(絵本のたぐい)だと思われます。


ルサールカ。それと、彼女のスキルのキキーモラ、

ヴォドニークは全て水に関係する伝承にまつわる存在。


遠縁に、ウィーラ。がいます。
彼女の能力も水。(多少、ルサールカとは方向性が違いますが)
能力には、ある程度の遺伝性が存在するのでしょうか?

 

 

 

後編へ続きます。

待て!しかして希望せよ。