ストリートスナップやってる◯◯ですー
という名乗り方は私はしないのですが、ストリートスナップなる行為はやり始めて一年が過ぎました。
主に女の子へ声かけをして、許可を頂いてから撮影させてもらうのです。
何故、そんな事をするのか?
例えば、出会いというのは違うのでしょうが、通りすがりに見かけた女性が美女、美少女だとしたら、男性なら振り返って二度見三度見くらいするでしょう。一目惚れに近い状況ですよね。
私の場合、中学時代に何らかの行事において、他校の女子生徒を見ると、かわいい子がいる!
と、心が動きまくりでした。
進学した高校は商業高校で、女子は男子の10倍の生徒数。そして、アイドル級にかわいい子を見かける度に、写真に撮りたい!
と思っていたのです。
一眼レフカメラは、バイクのモトクロスレースを撮影する為に中学生の頃から持っていました。
そのカメラで女子を撮りたい…という事を出来ずにいました。
1人だけ、同じクラスのヤツの彼女の妹さんを、頼み込んで、空いている教室に呼び出してもらい、撮らせてもらった事があるのですが、女の子にカメラを向ける。その行為に緊張し過ぎてしまい、シャッター速度も絞りも何も合っていなくて、ボヤけた暗い、もはや、女子が写っているかどうかも分からない写真でした。
もしも、上手く撮れていたなら学校中の女子生徒を撮っていたかも知れません。
まあ、その度胸も勇気も覚悟も無かったのです。
中学時代の修学旅行で同じクラスの女子二人を撮った写真がある。ピンボケではあるのですが、気に入った写真でして、その様な写真を撮りたいと思っていたのです。
が、時は流れに流れて数十年。
祭り会場でのイベントにアイドルグループが出演していました。中学生メインでした。そして、皆、かわいらしいのです。
そして、そのアイドル達のイベントある毎に通い、彼女たちの写真を撮っていました。
女の子にカメラを向けて撮影する。という事に彼女達のおかげ?であまり抵抗がなくなったのです。かわいい女の子をかわいく撮れる。作品というなら作品の出来が良いほど嬉しいのです。
そして、街中を行く少女を撮りはじめたのです。
と、言っても趣は街中の風景。
風景の中に少女を入れる。
少女のいる風景。
というもの。
はやい話が盗撮。
それを街角スナップと称して撮影していました。
ところが、ある事に気づいたのです。
構図に、カメラのファインダー覗いてフレームに女の子が入るように撮影する。
つまりは、女の子を撮る訳ですが、当たり前のように本人達に気づかれます。
が、笑ってくれる子が多いのです。
中には顔を背ける場合もありましたが、笑みで返す子が多かったのです。
ピースする子もいました。
そこで、こう考えた訳です。
声をかけて写真を撮ったらどうなるのだろう?
が、しかし、なかなかその行為、行動には移せませんでした。
ある日、ネットニュースで、勝手に人物を撮ることが犯罪になる。
つまり、私がしていた街角スナップは違法行為であるという事です。
そこで、折角のカメラ趣味を続ける方法。
女の子を撮る方法。
以前からやってみたかった事。
もう私自身の年齢がまあまあ高くなっている事。
あの時こうしていたら、ああしていたら。と、考えるだけ、思うだけで老いていく…
それは嫌だな。結論として
そうです。
声をかけて許可を得て撮影する。
誰がよんだのかストリートスナップです。
本当に初めて見ず知らずの女の子に声をかけたのは、ある姉妹でした。
お姉さんの方は、中学生になったかどうかくらい、妹の方は小学3年生くらいだろうか、見かけた瞬間に、あ、この子達を撮りたい。と思ったのですが、不審者も同然。いや、不審者そのもの。
すぐに声を掛けられず、後追い。
どうしようかな…やっぱりやめておこうかな…
その、姉妹のお姉さんの方が何度か後ろを振り返り、私を確認していた。
あゝ、完全に怪しまれている。
その姉妹はお店からアイスクリームを買って出てきた。そして歩行者天国の道路をまた歩き出した。私は意を決して声をかけてみました。
姉妹は、ニコッと笑ってこちらを向いてポーズを。二枚撮ってお礼を言った。
その時の状況だとか、自分の心理状態だとか、行動も含めて、いろいろ恥ずかしい。心拍数上がったのは勿論の事です。
そして、私は、街で見かけるかわいい女の子達に声をかけて写真を撮るようになったのですが、最初のきっかけとは別な理由…写真を撮る理由が次々と現れるのです。
知らない人同士。
通常なら、ただ通り過ぎるだけの人。
ましてや、おじさんと美少女が写真をキッカケに少しとは言えコミュニケーションをとり、笑顔になる。
おじさんの私としては、かわいい女の子の写真を撮れるだけで嬉しい。女の子の方は、ちゃんとしたカメラで綺麗な写真を撮ってくれた。
可愛く撮ってくれた。と、喜んでいる。
…だと思います。写真を見て、驚いて嬉しそうに笑う子も多いので。
そして、知らない人同士だから嬉しいという理屈もある。理由ではなく、理屈です。
知らない人と少しでも言葉を交わし、笑って共有できる、できた事柄があるっていうのは、平和そのものじゃないですか。
そして、一眼レフで撮る写真の素晴らしさを広める事も出来る。
私は、自分のするストリートスナップは、社会的平和活動だと思っているのです。
が、しかし、否定的な人達も存在する訳です。
知らないおじさんと女の子が?
怪しい。
そうです。そうなんです。怪しいんですよ。
が、それも含めるからいいのです。
正直に言うと、少女に関心、興味があるから写真に撮りたい訳です。
そして、撮られる少女達もある程度は、そういう人なんだろうな。くらいには理解しているはず。
なんと言って表現したら良いのだろうか。
ちょっとしたドキドキを楽しむ。
この人はおじさんだけれど、私をかわいいと思って写真を撮りたいと言っている。
まあ、いいですよ。
という事です。
ただ多くの女の子から、変なことには使わないでください。というのが本当なのだと。
女の子からしてみれば、かわいいと思ってくれるのは構わないけど、汚さないで!
という事なのです。
私自身は、昨年2023年4月からこれまでで800人以上の女の子を撮影させて頂きました。
その中には、パンチラしていた子とか、セクシーな格好の子もいました。今時の若い子は露出高めのスタイルもいますので。
しかし、ただ一人も、一枚の写真でも、性的嗜好として使用した事実はありません。皆無です。
それは、私を信用して撮影させてくれた子達への礼儀であるだけでなく、写真を通してやり取りした事、会話をした事で、私の中では仲間みたいな…仲間という言葉意外の表現が分からないのですが、つまり人間として、傷つけてはならない人。裏切ってはならない人。という位置付けになっているのです。
ストリートスナップも800人もの人数をこなすと、いやそこまでに達する前に考えていた事があります。
この社会的平和活動を世間に発表してみたい。
新聞に掲載されないかな…
でもよく考えてみれば、写真を載せるとなるとその人物の許可が必要になってくる
連絡はつけようがない。通りすがりだから。
ネタとしては面白いだろうから、記事にしてくれると甘い考えでした。
そして、個展はどうかな?
写真展。ストリートスナップ、国際通りでの女の子達。
金額的に可能ではある。
しかし、入場料を取るなら金銭問題が発生するのです。
私達が写った写真で勝手に稼ぐ…となる可能性も。入場料無料にしても、やはり、それぞれの人物の許可が必要だろう。未成年者が多数なので、保護者の同意も必要かも知れない。
…無理でした。
ただ、最後に望みがあるとするなら、本はかけるかも知れません。
私は動画は取りませんが、写真を見れば、この子とはこんな話をした…と思い出せます。
状況だとか、面白いと思うのです。
例えばハプニング的な事もありました。
ある女の子と写真をエアドロップしていたら、通りがかった女の子が、なに?エアドロ?
と、不審者を見るような目で見て行き…他の場所で他の女の子とエアドロップしていたら、また通りがかって、すげえ!またエアドロしてる。
遠ざかりながら…エアドロ命!と笑って去っていく女子高生。
この時はこうだった。ああだった。
を、書いたら面白いと。私だけですかな。
需要はないでしょうかね。
できれば、写真を添えて、この子はこうだった。
でもそれは、私の見識であって、本当のところはどうなんだろう?
いろいろね…人の数だけ物語です。
通りすがりのストリートスナップでもですよ。
そして、思うんですよ。
そんな面倒な事を考えたりしなくても、
かわいい女の子がいたら、声かけて
ストリートスナップですーって、写真撮ればいいんだよー。
ストリートスナップは、断られるのを前提で覚悟でやらないとだ。
カッコつけには無理なワザですー
まだまだ、書き足りないけど
長文読んでくださりありがとうございます!