大学時代の友達と久々に会ってランチやお茶をしました。
1年ぶりに会ったこともあり、たくさんおしゃべりしました。
他愛ないことを取りとめもなく話すのは、50代女子の特技なのかもしれません。
ランチは銀座の芳亭(ホウテイ)という中華料理店で。
夜のディナーでは北京ダックが美味しいらしく、値段もそれなりにしますが、ランチはリーズナブルなお値段で提供してくれています。
私はメニューの一番最初に載っていたエビチリ定食をいただきました!
ぷりぷりエビが10尾くらい入っていてコスパ良し!
ちょっとご飯がかためだったのですが、満足です。
いろいろ話すうちに以前私が会社勤めをしていた頃の話になり、今で言うパワハラが当時は普通に横行していたことを思い出しました。
パワハラをする人は1人や2人ではなかったことから、そういう社風だったのかもしれません。
私もある上司から一時、標的にされたことがあります。
でもその上司は一定の期間を過ぎると、別の人に的を変える標的移動型のパワハラスタイルでした。
なので当時の私も数ヶ月我慢していると、標的は他の人に移って行きました。
ちなみにその上司が標的に対して延々と説教していても、まわりの誰もその行動を止めませんでした。
もちろん自分に火の粉が飛んでくるのは誰しも避けたいですからね。
しかも恐ろしいことに、職場で誰かがパワハラを受けている状況がだんだん普通になってくるというか、慣れてしまうんです。
でも今だからこそ言えることですが、その時嫌な思いをしたおかげで、その後の他のパワハラ好きさんたちから上手く逃げることができたかな、と思います。
世の中にパワハラ上司は1人ではないのです。
別の職場に転勤になれば、そこにはまた似たような人がいることだってあります。
パワハラ上司には用がない限り自分から近づかない。
パワハラ上司の銃口が自分に向いても笑顔でかわす。
誰かからパワハラ上司を押し付けられそうになったら、とにかく逃げる!
毒には近寄らないのが一番。
ズルいですか?
何の解決にもならない?
いえいえ、これは処世術です!
会社を退職し、起業してみると、世の中にはいろんな人がいるもんだなぁと思います。
適切なお叱りを受けただけなのに、すぐに「パワハラだ!」と騒ぐ人もいるし、「放置はイヤ。メンタルが弱らない程度に上手く叱って欲しい。」という人もいる。
もしかして昔はパワハラだと感じたことも、今の私ならパワハラとは感じなかったかもしれない。
立場が変わると物の見え方が変わりますからね。
人の上に立ってみないと、上に立つ人の気持ちはわかんないですからね。
時代だって変わるし。
そもそも30年前にパワハラなんて言葉、なかったし。
でもいつの時代も、経験は自分の力になり、自分を守ってくれます。
たとえそれが嫌な経験や失敗でもです。
うん、私、たまには良いこと言ったかも!