たまにゃ愛車で走りまわりたいなぁ~と出かけて、なんとなーくハードオフ(好きなんだよね)に寄った。
そして楽器眺めて・・・
楽器コーナーのトランペットはヤマハの安いモデルが、え?中古でこんなにしちゃうの?というお値段。高い。
そして、フラフラとジャンクコーナー行ったら、そこにもラッパが置いてあった。
しかも「BACH Stradivarius 37」って書いてあった。
トランペットといえばコレという世界の名器でございますがね。
このお店、全部ラッパ逆に起きてあって(ベルが上)シリアル番号が見えない。
ラッカーのラッパだったんだけど、どう見てもピストンバルブがツーピースっぽい。これは、そうとうヴィンテージに違いない・・・でも、5万円?!ありえない。
かなり迷った挙句、店員さんにウィンドウケース開けてもらって、よーく観察させてもらった。
うぉー!!シリアル7万番台だ!!
おそらく1970年前後だと思われます。
セミヴィンテージクラスといったところでしょうか。
お店の人曰く
「初めて扱うメーカーで(おいっ!)よくわからないし、マッピもなくて(問題なさすぎ)ラッカーもはげている(BACHのラッカーとしては超美品!)のでジャンク扱いに・・・保障できないので、とりあえずこの値段」にしたそうだ。
いやいや、安易に買っちゃいかんと・・・冷静になる。
マウスピースとか一切持ってない(予定外すぎる(笑))し、試奏もできない。
いろいろ不安なので、いろんなところに?お伺いをたててみた(笑)
楽器に精通している大先輩の「買い!」の一言で迷いが吹っ切れ、マウスピース取りに戻って再びお店へ!!
しかし、ハードオフでの試奏は恥ずかしい(笑)
店員見てる前でその場で試奏・・・店内に鳴り響く。大丈夫なんかいっ?
恥ずかしいので、ちょっと吹いただけでしたが
これがですね・・・そうとうイイ感じがしたんです。
私の楽器は60年代製造なんですが、吹いたときスゴイ衝撃うけて買ったんです。
けど、これも遜色ない鳴りと音色。自分の楽器より若干70年代っぽいダーティーさがあるかな。
でも古い音色が好きな私にとって大好きな音色でした。
それでいて、ビッグバンドのセクションでも映えそうな明るさも持っていました。
これ、かなり重要なんです!コンボやソロで満足できる音色とセクションでのプレイを両立できる楽器ってほんと少ないんです。
あと、びっくりしたのは吹いた感じの違和感がなさすぎること。
抵抗がほぼ自分の楽器と同じ。
個体差の激しいBACHだけに、これは驚きました。
今、家でパラパラとアドリブ吹いてますけど、音色・フィンガリング・音切れともに良好!!すらすらフレーズでます。
最高のセカンド楽器・・・もしかするとメインになるかもしれない?!
ハードオフってたまにあるんですよ、こういうこと。
このラッパ、楽器屋で20万円でも買い手あると思うもの(@_@)
まさか、なーんの予定もなかった週末に楽器買うとは思わなかった。
思いのほか刺激的な週末となりました(^_^)