_____思い出すのは取り戻せない未来

   誰の何に祈ればあの日に望む明日はくるの

  僕が僕を、君が君を諦めなければ

    遠回りしながらでもたどり着くかな_____


大変ご無沙汰してます。

なかなか忙しく更新ができませんでした。

今日は3月11日。

思うことも思い出すことも多い日です。


【思い出】という議題で書き物を依頼され書いてみました。私が大切に思ってる方に読んでもらい、もらった感想が依頼主より深く丁寧だったことが想定外でしたが、ここにも載せようと思います。


最近、歌詞に感銘を受けることが減りましたが2曲ほど気分で紹介してみます。

1曲目:UNFINISHED (The GazettE )

ファンに向けた曲だそうで、なかなか明るい歌詞を描かない方ですが、シンプルに好きです。

2曲目:別の人の彼女になったよ(wacci)

なかなかピッタリ当てはまる人はいないかもしれませんが、タイトル通りの曲かと思いきや色々な読み取り方が出来る曲かと思います。

ぜひ聞いてみて、歌詞を読んでみてほしいです。


それでは最後に私の書いたものを載せて終わります。


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希望に満ち溢れた朝も

感傷に溺れる夜も

等しく時間は流れていく


過ぎていく出来事の

どれを記憶しておくかは選べない

思い出す場面はその都度景色を変えていく


共に生きた時間が長ければ長いほど

比例して思い出は増えていく

例えば別れた恋人を忘れてしまうときは

外した指輪の痕が消える頃で

連れ添った家族が思い出に変わるのは

もう一緒に居られないと理解出来たとき

人によって形が違うのだから

それらを切り取って理解してあげることは出来ない

出来ることは一緒に居て新しく思い出を作ること

それが幸せに塗られたアルバムだったなら、これからも続く長い道のりに不安は少なくなる


言葉よりも深く

言葉通りに思い

僕が貴方を愛している事実より

貴方が誰かの幸せを願うことを大切にしたい

それがもし僕だったらば僕らは幸せだけれど

それがもし僕じゃなかったとしても世界は今より少しだけ温かくなると思うから


愛したことより

愛されたことを

思い出す日々よりも

思い出される道のりを


貴方の幸せな日々は

言い過ぎじゃなく世界中が望むから

もう少し傍に居て手伝っていけるように

誰よりも貴方の幸せを思うから




それでは。