【医者が教える 人が死ぬときに後悔する34のリスト】川嶋朗 | 【Mink 。本のにおいがスキである。】

【医者が教える 人が死ぬときに後悔する34のリスト】川嶋朗

■タイトル:医者が教える 人が死ぬときに後悔する34のリスト

■著者:川嶋朗

■発行:2013年6月27日

■発行所:株式会社アスコム

■定価:本体1100円+税


残したい箇所を抜粋します。


人間は死を意識したときに後悔することがたくさんあることを知りました。


病気になってしまった人には、必ず原因があります。とくに生活習慣病やがんなどは、生活習慣の乱れや、考え方、生き方が原因になっていると考えています。


病気は、「こんな生活や考え方をしていたら、とても健康ではいられません」と体と心が発するSOSです。


たくさんの患者さんを診てきて、心に抱えた誰かへの憎しみや恨みが病気の原因になることを、患者さんから痛いほど教えてもらってきました。


人に話すと驚かれるのですが、私はがん検診を受けていません。今受けていないばかりでなく、一度も受けたことがないのです。理由は医者にかかるのが嫌いだからです。


熱が出るというのは、体が熱を発して風邪の原因と闘っているのであって、それを風邪薬を飲んだり体を冷やしたりして熱を抑えてしまったらまったくの逆効果です。


病院というのは、患者さんを生かしてナンボと考える人たちの集まりなのです。


継続できないような金額の医療には、手を出さないほうがいい。なぜなら万が一効いてしまったときに、その療法が金額的に負担になって、家族が破たんするようなことがあってはいけないと思うからです。


皮膚に変化が起こったときに、すぐ「好転反応」と言う輩がいますが、皮膚からはわずかに有害金属が皮脂腺を通じて排出されるに過ぎず、体の毒が皮膚からあふれ出すなんてまずないことです。明らかに皮膚の病気が進行しているのに、「これは今、身体から毒が出ているんだから、放っておいていい」などと言ってしまうのです。