【しょぼい起業で生きていく】えらいてんちょう | 【Mink 。本のにおいがスキである。】

【しょぼい起業で生きていく】えらいてんちょう

■タイトル:しょぼい起業で生きていく

■著者:えらいてんちょう

■発行:2018年12月25日

■発行所:株式会社イースト・プレス

■定価:本体1300円+税


残したい箇所を抜粋します。


「嫌なことから逃げられた人」は簡単には死にません。


✕ 資金集め→店舗を借りる→許可をとる→設備を整える→営業

◯ 店舗を借りる→営業→お金が集まる→設備が整う→許可をとる


これは私の個人的な実感として、なのですが、実際に店舗を構えているということは、それだけで、社会的ステータスを格段にあげます。

実店舗があるというだけで信用が爆上げになる。店舗経営者というのはコストパフォーマンスがかなり高いのです。


友好的な関係を築くためにどうするか、私が経営していたリサイクルショップのときの例をあげましょう。

・人に無料でものをあげる

・ネット環境や寝る場所を提供する

・なんでもいいから何かの会合を開くときの場所として使ってもらう

・お菓子や食事を振る舞う

・むしろ私が無料で相手を手伝いに行く


いちばん望ましい広告は、「口コミ」なんですよね。

口コミですから当然ですが、お客さんに宣伝してもらうわけです。お客さんに宣伝してもらうためには、「お客さんに好き勝手宣伝してもらう」「Twitterで勝手に店の宣伝をしてくれた人がいたらRT(リツイート)してあげる」が正解です。


工務店で仕事が来なかったら、道行く人にあいさつをしながら、キレイな作業着を着て、店の前を掃き掃除していきましょう。そして店の前を整理しましょう。仕事をしてる感が出ます。

この仕事してる感こそ、お客さんが仕事を依頼するいちばんの条件なのです。


最近よくライターになりたいって人来るよ。いやいや、「とりあえず一年間1日200回Twitterでつぶやけ」って言うとみんな帰っていきますけど(笑)


どうせ何もかも思いどおりになる人生なんてありません。だったら、成り行き任せに、自分の生きやすい方法で生きていくほうが、ストレスがかからないぶん、はるかに楽です。