土曜日は朝10時から17時まで講習があった。

 
50前にもなって、覚えられるんか??と
自分自身に笑いがでる
 
 
訪問保育先でも、ご相談受けるなかでも、
知らないよりは知っている方が絶対いい。
知りたいと思うことがあれば新しい知識はいれるべきだと思うから。
 
 
 
いまの現代社会。
 
 
子供の人数は減少しているのに、
増え続けている子供の発達障害。
理解をしっかりされてる支援者の不足…
 
 
なぜ、このような現象になってるのか。
 
 
原因はなんなのか。
治るんだろうか。
だとしたら、どうすれば?
 
そんな思いをもって私も一から講習に臨む。
カッコいいこと書いたけど、
 
…6時間
 
 
眠くなるかな〜〜なんて、
高校の授業じゃあるまいし
 
 
なったらあかんやろ
 
じつに面白い。
 
講師と言ったら、
声のキーはジャパネットたかた調 (笑)
よう、カマんな〜〜と感心するくらいの流暢な口調。
 
 
そっちか(笑)
 
 
うまいよな〜〜
この先生もTVショッピング向やな
 
 
そんなこと観察しながら。
おっと!脳をフル回転!真剣に
 
 
 
講習を終えて思ったのは。
 
発達障害だと言われて、その原因を探るところで
これだと言うものがまだまだわからないままだけど、
 
それよりも。
 
 
 
この子が、どういうところが苦手なのか。
どういういところで、つまづくのか。
 
 
本来、脳とはそれぞれ役割をもつ脳機能たちがあつまって連携プレーして、脳が正常に働いている。
 
 
が、簡単に言えば、そのどこかが不全か、
異なる働きをしているから、脳の連携プレーがうまく行かない。
 
 
 
お菓子工場で例えるなら、
クッキーを完成する働きには、
粉を混ぜる人、
こねる人、
焼く人…
この役割分担がある。
 
 
その一つでも担当がいなかったら
完成はしないのとよく似た要領かな
 
 
だから、どの担当が休んでしまってるのか、
休んでしまっている機能の為に引き起こす症状かが、発達障害と一般に言われ、
また、症状によって分類される。
 
 
どの分類であろうが、
さっきも書いたけど、
 
 
どこが苦手で、どこでいつもトラブルなのか。
コミュニケーションなのか、
協調性なのか、
読み、書きなのか…
 
 
そこをまず、理解する。
 
 
怖いのは。
 
 
対処をまちがうと、
本人怒られっぱなし…
 
 
友達から言われ、
信頼するお母さん、先生からも怒られっぱなしではどうかな?
 
 
どーせ、出来ない。
どーせ、僕なんでしょ。
 
 
 
それでは辛いよ。
 
 
怒られた意味が理解できないし、わかってても脳が言う事きかないんだから。
出来るわけないやん!
 
 
だって、本人の脳機能のある担当部署が
長期休みをとってるんだから。
 
 
指令がおりないんだよ
 
 
出来ないレッテルから、自尊心も失い、二次障害につながってしまう。
 
 
 
 
そして、一番の薬がある。
心の薬
 
すぐ褒める。小さいことでも出来たことを
すぐ褒める。
彼らに「後で」の褒めはない。
 
その場の褒めが、自立の達成に大いに繋がる。
 
 
どんな子も心は、ちゃんとここにあるのだから。