二女の決意表明から、

この二週間ほど。
 
いろんなことがあった
 
娘は、応援してくれていた人から
ゴルフ関係とはいえ、東京の会社を
紹介してもらい、
すでに、話は進んでいた。
 
でも一度、どんな会社で、
どんなことするのか、
東京の社長さんに会いに行くことに。
 
 
主人?
この話をしたらちょー激怒
話し合いにもならず、
彼はカリカリメラメラしたまんま
出張タイへ~  
 飛行機飛行機飛行機飛行機ブーゥン~もやもやDASH!
さようなら~パー
 
 
ちょーどよかったわ~
逆なでるだけやから、ここはしばし、飛んでもらって正解!!
 
でも。
彼女はなぜ、なる、なれないは別にして、
プロをめざすのは辞めたのか?
理由は一つじゃないけど、
 
…深い、彼女なりの思いがあった。
 
うちは周りと違って、
ゴルフさせるほど余裕綽々の家庭ではない。
中学の時、目標を見失いかけた時、
たまに打ちっ放しに連れて行ってたゴルフがいまの彼女を立て直した。
 
だから、成り行きというか…
 
だから、ゴルフをさせることの準備費用はあまり頭になく、都度かかってくる、プレー費、エントリー費、遠征費、交通費…
確かに、実感するとこで….
学生だから、優遇はあっても、社会人になれば、一切なくなる。
 
彼女は不安だった。
今までたくさんお金かけてしまった事、
実は、費用もいい難かった事、
バイトで試合代を回してた事…
 
だから、これからはもっと費用がかさむ事を。
 
 
お金の心配もあったんや…
1人で抱えさせてごめんなぁ
 
ん、でも、私もなんとかしなければ
 
朝から新聞配達?
いや、夜中の託児所いくか?
それとも祗園のクラブ?
 
あかん、年齢オーバーにも
程があるあかん、あかん(笑)
 
 
でも本当に気持ちがゴルフから離れてしまったのかどうか。
やりたいのか、やりたくないのか。
 
そこだ。
 
 
それからは主人のいない一週間ほど
彼女を自由にさせた。
友達と泊まりに行ったり、来たり。
コンペに誘われればゴルフもするし。
 
イライラすることもなく
ゆったり過ごすなかで
しっかりわかった事があったらしい。
 
 
ママ、やっぱ…
ゴルフが好きなんや。
 
玄関でパターをする姿を横目に
寝るわな~って階段あがりかけたら
そう、言いかけた。
 
私は階段に座った。
 
目標のないのはイヤなんや。お遊びゴルフするつもりはない。プロテストに向けてやりたい。
 
そう言った。私は
 
もうなんも心配せんと
やるだけやったらいい。
 
そう、笑って言ってやった。
 
…うん。
 
 
何もなかったように二階にあがってから、
急いで通帳とにらめっこする私
ひぇ~~っ
 
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でも心に向き合えて
ほんとによかった。
みんな応援してるからがんばれ!
22歳!何かが残るはずだから!
 



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ゆい庵