この前、愛知にいる娘が帰ってきた。
そう、15歳で香川に寮生活させた娘も
今は愛知の大学四回生。


前日の夜帰ってきたのだ

やっぱ子供が帰ってくるのは
とても嬉しい。

正直、試合であれ、用事であれ、
顔みると、不思議と一緒に生活していたあのわーわー騒がしかった空気が流れて、
今はぐーたら朝を迎えていた私も
この時はちょっとだけ早起きして
お母さんになる。
明日は6時起き。
そう、たまの試合を見に行こうというもの。

この予選が通らないと来月の本選はない。
予定時間通りに出発

ってか
市内、混んでるよ~

間に合うのか??
かなり早く出たのに、なんかギリギリに
なりそう??
あかんあかん

娘もすこし、焦り気味…
そこからはカーチェイスがはじまり…

写メなんか撮る余裕ない。
教習車のようにブレーキがついていたら、
とっくにブレーキ踏んで、
失格にしたいとこやけど



シートベルトに命をあずけることにしたわ…

そのカーチェイスの甲斐あって、
なんとか間に合った

絶対良い子は真似しないでよ!
これが成績にでなきゃいいけどなぁ…
綺麗な桜やと悠長なこと言ってるのは私だけで



読みの浅かった街中の渋滞の時間で慌てさせたことが、まずかったのか…
成績はボロボロ…
前半終わったあたりで、
「あ~帰りたい」ともらす始末。

さすがにスコアも聞き辛い…
沈黙のおにぎりタイム…
でも後半戦、娘はまた挑みに出て行った。
そんな時はそっとしてやる。
悔しい気持ちも、苛立つ気持ちも、上手く修正きかない気持ちも…
ほんとの気持ちは
本人にしかわからない。
それをわかったかのようにされても
なんの励ましにもならない。
これまで、何度もそんな場面は見てきた。
高校の時、友達は予選通過みんなしたのに、自分だけ1打差で予選落ちしたり。
団体のメンバーに自分だけ入れなかったり…
目の前までやっときたチャンスが
掴みきれなくて、また振り出し…
何度も何度も泣いた顔をみてきた。
試合後トイレで泣いたのかな…
目を赤くして帰ってきたこともある。
なかなか掴めないね。優勝の夢。
その度に、いい経験をつまさせてもらってることにまず感謝しよ、と。そして、また次に向けて、泣いてる間はないで!と
そういいつづけてきた。
まぁ~支えるのが、私の役目。
とはいえ…そんな時は私も辛い。
さ、今回の結果は?
…ん、予選通過。
よかった~…ホッと
とりあえず、神様に救われた(笑)
来月の本選は
この駐車場にとまろうかな、と
真剣に考えていた娘だった。