5月6日(月)
46.8kg
日々500kcalの生活を
相変わらず続けていた。
1ヶ月近くになる。
出口は見つからないままだった。
この頃、上司から
ひどい顔をしている
という指摘を受けた。
実感はなかったが、
目は重いし
体はだるいし
寒いし
動くの面倒だし
喋るの面倒だし
人との関わりが面倒だし
そりゃ
ひどい顔に見えるでしょうという
思い当たるふしは
今となってはたくさんある。
どうやら後輩や同僚から
私の対応が
酷すぎるという
報告が上司に上がったらしい。
その頃
私は耳管開放症に悩まされていた。
耳管開放症
耳と鼻が繋がっている管が
開放しっぱなしなのだ。
『自分自身の声や呼吸音、
心臓の音などが開放された耳管を介して
大きな音として感じられる。
「自分の声が大きく響く」症状』
まさにその状態だった。
以前も同じ症状に悩まされて、
耳鼻科には何度かお世話になっているのだが
その時の原因はわからなかった。
今回ははっきりとわかる。
急激に4kg落としたからだ。
耳管にあるべき肉も
減量により削ぎ落とされ、
必要以上に管が開き過ぎたのだ。
耳管開放症
自分の声が自分の中で反響し
自分の声を普段通り
外から自分の耳を通して聞く。
中からも外からも、
発した自分の声が聞こえる。
脳みそはパニックになるらしい。
実際私はパニックだったし、
そこに気を取られ、ぼーっなる。
ますます話したくなくなる。
ますます人を遠ざける。
目に見えるんじゃないかと思うほどの
壁を作ってしまった。
しかし、しゃべらないだけで
特に迷惑をかける行動や
発言はしていないのだから
誰も困っていないだろうと
勘違いしていた。
周りも私を放っておきだし、
私はそれで満足だった。
人と関わらないって
なんてラクなんだろうって思った。
私がいなくても
みんな勝手に
働いてくれてる。
私がゆっくり瞬きしている間に
物事は進んでいる。
めっちゃらくー
…
って本気で思っていた。
そんな矢先に
プチトマト事件がおきた。