私自身、この現場に身を置くものとして、いろいろ気づいた点があります。
具体的な提案については、後に詳述したいと考えています。
昨今、法科大学院の飛び入学・早期卒業制度の導入をはじめ、予備試験選択科目制・在学中司法試験受験可能制度などの大幅な変更が予定されています。
これらは、少なくとも、大学院生や受験生の意見を聴取しておらず、いわば現場の声を無視したものと考えています。
司法試験、法科大学院に関わる当事者は、法務省、文科省、法科大学院協会、LS教員、実務家、弁護士会だけでなく、受験生・大学院生も含まれると考えられます。
にもかかわらず、これら受験生・大学院生の意見を聴かないようでは、残念ながら、法科大学院制度は、衰退していく一方でしょう。
おそらく、法科大学院制度は、あと10年は持たないのではないかと思われます。
私自身は、旧司法試験体制に戻して差し支えないと思っています。
すなわち、試験一発勝負です。
試験の内容は、旧司法試験よりも現行司法試験の方が、より実践的で優れているとは思われ、この点について異議はありません。
しかし、そもそもの制度自体が誤った方に舵をとっているのです。
続く。