「お父様!やめて!言っては駄目!」

私は叫び踠いて暴れ魔物を振り払った

焦った魔物が私に小剣を投げつけてきた

弧を描いて飛んだ小剣は私の左腕を刺した

「なんてことを!娘よ。しっかりしろ!」

父が私のところに走ってきて抱き起こし

剣を素早く抜き大きな手でギズ口を押さえた