怪者阿須のmy Pick
お世話になっております。怪者でございます。
池江璃花子選手を覚えていますか?
女子水泳会に彗星のごとく現れ、記録も記憶も塗り替えた千葉すず選手以来のニューヒロイン。
新型コロナ前、東京五輪を盛り上げるためにスポンサー企業が流していたコマーシャルによく出ていた彼女、子どものころの愛くるしいしぐさを見ない日はなかった。
その東京五輪の立役者が、夢半ば白血病を患い第一線からの脱落を余儀なくされたことも、みなさんの記憶に新しい。
完解し、トレーニングを再開したとは聞いていたが、この週末に東京辰巳国際水泳場で行われている北島康介カップに出場。
予選にて全体6位で決勝進出したとNHKが報道しています。
何がすごいって、東京五輪の代表選考会となる4月の日本選手権に出場権を得るのに必要な参加標準記録を突破しているんです。
先日まで生死の縁にいた彼女が、どんなトレーニングを積んだかはわかりませんが、第一線に帰ってきたんです。
その過程の壮絶さは誰もが想像がつくでしょう。
瘦せ細り、抗がん剤治療で髪も抜け、食事すらままならなかったであろうところから、筋肉を戻し脂肪も戻さなくては水泳はできません。
それを乗り越えて、今日、第一線に戻ってきた。
もし、東京五輪が行われるのであれば、彼女が表彰台の真ん中に立っている姿が見られるかもしれませんね。
では、また。
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