霧島の神主の娘でUnseionline Nine Star Ki 氣 編集長です。😊
昨日の霧島神宮の御神木に注連縄が懸かっていてふと、
注連縄の意味が深掘りしてみたくなりました。
霧島神宮の御神木。注連縄が懸けられています。
まず東京都神社庁のウェブサイトによると
注連縄とは、『神聖な区域に懸け渡し、内と外を隔てて、不浄にふれさせないために用いられるもの。』とあります。
出典元
御神木や本殿、鳥居、また神棚そしてお正月の個人宅の注連縄飾りなども神聖な区域と俗世を分けて結界を張るような同じ意味合いがあるのですね。😊神社の数ある自生した木々の中でも御神木に注連縄飾りが懸けられていることも納得です。
ただし、お正月の玄関に飾る
注連縄飾りについては少し違う意味合いが込められているようです。
山形県神社庁のウェブサイトによりますとお正月の注連縄飾りとは
『秋に刈り取った稲から作り、不浄な物の侵入を防ぐ「結界」です。新年の豊作の願いが込められています。』
とのことなので同じ注連縄飾りでも不浄なものに対する結界の意味と
その年の年神様を新年にお迎えし五穀豊穣、豊作を願う気持ちが込められているんですね。😊
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注連縄の種類
注連縄の種類は大別して二種類です。
大根のように太い大根注連(だいこんじめ)
牛蒡のように細長い牛蒡注連(ごぼうじめ)です。😊
櫛田神社本殿の注連縄 大根注連です。😊
櫛田神社楼門の注連縄 牛蒡注連ですね。😊
先の霧島神宮の御神木の注連縄も牛蒡注連でした。
注連縄についた白い紙の意味
注連縄に垂れ下がる白い和紙のようなものは、紙垂(しで)
と呼ばれて注連縄と同じく神聖な区域を示す結界のような意味があるそうです。リンク先の岡山県神社庁のサイトでは紙垂の作り方も解説しています。
出典元
こうして注連縄のことを調べていきますと、注連縄飾りのある区域が
さらに神聖な区域として目にうつるようになりました。次回から
さらに神聖な気持ちでお参りできる気がしてまいりました。
それでは、この辺で。おやすみなさい。😊
感謝