今年の全豪オープンテニス・男子決勝は、第4シードのヤニック・シナー(イタリア・22)が、第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア・27)を、3-6,3-6,6-4,6-4,3-6のフルセット逆転勝ちでGS初優勝を遂げました。

 

 

 

おめでとう、シナー \(^o^)/

 

 3年前くらいから、ジョコやナダルの下の世代、次世代じゃなくて次々世代でシナー、オジェ・アリアシム、コルダ、アルカラス(最初はシャポバロフと書いていたが、途中アルカラスにチェンジ(;´∀`))の時代がやってくるはず、と書いていたオレでしたが、アルカラスに続きシナーがGS制覇! おめでとうございます。いよいよ~新時代が本格的に到来、その幕開けとなる大会だったと、後で振り返ったら思うでしょう、たぶんwww

 

 スタイルがよく、一見すると細身なのでうらやましい、非力なのかなと思いきや、スピードボールをバンバン打ち込むシナー。試合っぷりも22歳とは思えないほど落ち着いていて、そのクールな表情はベテランの域に達してるんじゃね( ゚Д゚)?と思うほどですが、これが初のGSタイトル、まだ始まったばかりなのです・・・

 

 決勝ももちろんですが、準決勝でジョコビッチを倒したのが今回大きいかと思いますね。新旧交代劇~の一つになる試合だったと思います。とにかく、おめでとうシナー☆

 

 

 

 準優勝はメドベージェフ、序盤は攻撃的かつ安定したショットでシナーから2セット先取、3セット目も競り合うのですが~ここがターニングポイントでしたね。これを取れていれば文句なくストレートでの優勝だったのですが落としてしまい~4,5セットも競り合いながらもシナーに逆転を許してしまいました。これでGS決勝進出は6度目でしたが、今回も敗退により~1勝5敗と完全に分が悪いというか、肝心な所で勝負弱い・・・と言われてしまいそうなテニスあるある(;^ω^) 調べてないけど、もう言われているかもですね。

 

 しかし~先程も書いたように、ジョコやナダルよりも下の次世代、ならばメドベージェフやズべレフ、チチパスにベレッティーニだとずっと書いているのですが(オレ的に)、その中では抜群の成績なのです。メドべが勝っていれば90年代後半生まれの選手の時代も一つの時代として記憶されるので、がんばってほしいですね。次の活躍を期待しましょう

 

 

 

 

 そのズべレフ(ドイツ・26)がベスト4へ。メドベージェフとの、年齢も体格もロシア系ってとこもちょっと似てる対決w 打ち方全然違うけどねw ここではメドべが2セットダウンから逆転勝ちしています。ズべレフも素晴らしいプレーでしたが、もう一つ勝ちきれない問題がありますね。しかし、去年の故障から調子を戻してきました。いつでもGS優勝や、ランク1位を狙える選手だと思います、今後に期待しましょう。

 

 

 

 そして第1シードのジョコビッチ(セルビア・36)がベスト4、優勝したシナーに敗退。対シナー戦はこれで4勝2敗なのですが、差は確実に縮まってきています。特にこの全豪とウィンブルドンは、ジョコの庭と言ってもいいくらい相性のいい大会なので、ここで負けたのは痛いかも、ですね。しかし百戦錬磨の大ベテラン、そしてテニス界の記録更新のモチベーションが高ければ~今季もまだまだ暴れそうな気はしますね。

 

 

 と言う事で、80年代生まれのジョコ、ナダルの大ベテラン枠と、96~98年生まれのメドベージェフやズべレフの中堅枠、そして00年以降生まれのアルカラスやシナーなどの、3つの世代に大きく分ける事ができる男子テニス界。個人的には00年以降上記の4人以外~ムゼッティやシェルトンがどこまで上がるか、そして中堅枠のフルカチュや、いつの間にかランク11位まで上がっていたやや非力ながらもゲーム巧者のデミノーなどの活躍が楽しみですね。