マキの家に向かった。




結構雨が激しくなってきた。


マキの家に着くと

マキの車が無くて




見覚えのある車が2台止まっていた。




そして

1台の車から人が降りて

私のところに駆け寄ってきた。




ワタルだった




「みぃちゃん?どうした?!」


「マキに会いに来ただけ…」



「彼氏は?」
「いないよ」


「何かあった?」

ワタルが優しく聞いて来た。



「何にも無いよ・・・」
と答えたとたんに涙が出て来た。
どうして泣いてしまったか解らない。


ワタルが

「雨が凄いから取りあえず車に乗んなよ」と言った。



「いや。いい・・」



ここで車に乗ってしまったら

絶対だめ。

強くそう思った。




「今マキちゃん出掛けてるし」



「じゃー帰る」




「いいから!!!乗れって!」

ワタルが強く言って腕を引っ張った。