こうちゃんは、答えた言葉に気がつき慌てていた。





私は・・・

我慢して


全然気にしていないフリをした。





私は…


ショックだった。


まだ付き合って2ヶ月ちょっと

そんなに出掛ける事なかったし…

元彼女達を超えられわけが無いよね。


そう

自分に言い聞かせた。




でも…


こうちゃんの彼女になっても

元彼女の存在に苦しめられるんだ・・・

私。





何だか情けなくなった。



こうちゃんに悪気があったわけじゃないの

解るけど…



本当に悔しくて悲しくて

帰りの車の中で

気持ちを抑えられない私が居た。




「こうちゃん… まだスキなんでしょ?

私のコトなんて本当は、何とも思ってないんでしょ?


もう別れていい」



「ごめん。美知と行ったと思ってたんだ。本当だよ!

別れるなんて簡単に言うなよ」



「ムリしないでいいよ・・・」



「どうして・・・そんな事言うんだよ?」



「だって楽しかったんでしょ?だから自然に出たんだよ。

自信ないよ・・・

苦しいよ」



絶対泣くもんかと思っていた。

だけど

喉が熱くなって

上手く声にならなかった。



「俺が今大切に思ってるのは、美知なんだよ!!!

ウソなんかじゃない

本当に毎日大好きになってるんだ」





「信じてくれよ」




大好き。

その言葉にきゅんとした。



初めて

こうちゃんから言ってくれた。



悔しいけど…


意地を張っても

どうにもならない。




「こうちゃん・・・」



「許してくれる?」




「うん」


「ごめんな」









許すと言っておきながら

モヤモヤしていた。



どうして

こんなに大好きなんだろう。



ずるいよ・・・