あっくんの家に行く前に

電話を掛けた。


何度掛けても電話に出ない…




どうして…?



バイト休みなのに…



何やってんだろう?



友達と出掛けちゃったのかな?



やっぱり…

もう

どうでもいいのかな?


不安が募る。




取りあえず

あっくんの家に行こう。と決めて



家を出た。





バス停でバスを待っていた時



「みぃー!!!何処行くの?」



あっくんだった。




「・・・あっくぅーん」


久々に会ったあっくんを見て

涙が零れ落ちそうになった。




「ビックリした?」



「ん。ビックリした。」


「俺もビックリしたー

みぃの家向ってたら居るから・・・」

とあっくんが笑った。


「あっくん・・・ごめんね」


「俺もごめん」



あっくんの自転車の後ろに乗った。




「どうして電話くれなかったの?」


「みぃだって・・・」


「もうダメかと思った。」


「みぃが落ち着くまでまたケンカになるから我慢した」


「でも・・・ムカつくもん。約束破って」


「それは、反省してます」


「寂しかった。ごめんね」


「俺も寂しかった」


「お昼からずーっと電話してたのに・・・」


「ねーちゃんと出掛けてた。ごめん」


「そっか・・・」




家に着いて


部屋に入ったとたん

あっくんが

大きな箱をくれた。


「これ買いにねーちゃんと出掛けてたんだ」


ずっと私が欲しがっていた。

白雪姫の7人の小人のぬいぐるみだった。



「あ。これ!ありがとうぅぅぅ!

私からは、コレ・・・」



2ヶ月もかけて編んだ

手袋とマフラー

とジッポをプレゼントした


「おー。やった!!!

これ着けて後で映画観にいこうな」


と喜んでくれた。