今回味わった美味しいものは、まずはランチで「半兵衛麩」。
メニューは1種類で、もちもちの生麩や湯葉が堪能できます。
ディナーは祇園「MAVO」
フレンチ×日本茶とのマリアージュが有名なお店ですが、なによりお料理が素晴らしかったです。
アルコールがNGでも、シャンパンに見たてたスパークリング茶や、自家製ブレンドのフレーバー緑茶など、まるでワインのように料理にあわせて6種のお茶を供してくれます。
さて、今回はトリュフがたくさんのお料理に贅沢に使われていました。
これらのトリュフはシガーケースで保管しているそうです。生卵も一緒に入れて香りを移しています。
ひとつひとつの料理の量は控えめで、たくさんのお皿が出てきます。
以下の料理写真はほんの一部で、実際のコースはもっと多彩で満足感があります。
カサゴの鱗焼き、トリュフと柑橘風味の白ワインソース。
京都産牛の友三角で京野菜とトリュフを包み、48時間かけてとった同じ牛のダブルコンソメをかけて。
ご近所の八坂神社や高台寺などから届けていただくという、神聖な松ぼっくりとともに、上記と同じ京都産牛のサーロインをロースト。爽やかなスモーク香がつきます。
そのロースト牛にトリュフをのせて、さらにトリュフたっぷりのペリグーソース、ポルチーニを添えて。
驚いたのは、デザートの前のプチ菓子として供された焼きたてのバラのフィナンシェ。
バラの花びらの中に隠れたフィナンシェをテーブルの上に取り出し、シェフが自ら抽出したというバラのエッセンスを吹きかけて供します。
どのお皿も、これまで味わったことのない華やかな香りにあふれ、火通しや温度帯も絶妙で感動的な美味しさでした。
初めてお目にかかった西村シェフは科学者のようないでたちで、初めはびっくりしましたが、丁寧に料理の説明をして下さったり、食材について詳しく教えて下さったり、とても親切で気さくな方でした。
素敵な料理をありがとうございました

観光では、真っ赤な千本鳥居が圧巻の伏見稲荷大社へ。
外国人観光客の人気No.1スポットだそうで、午前中から大勢の海外の方々で溢れていました。
鳥居をくぐるのも、最初はまるで初詣でのような混雑ぶり。
でも、この千本鳥居、想像をはるかに超えて山頂まで続くので、だんだんと人がまばらに。
私も最初は頂上に行く気満々だったのに、あっさり途中で引き返してしまいました

その後は、参道近くの店頭でもくもくと煙を出して野鳥や鰻を焼いているお店でウズラの丸焼きやうな丼食べたり。
店頭で焼きながら売ってる、まん丸の可愛いあんこ入り焼き餅を食べたりして、元気を取り戻しました。
写真では分かりませんが、お餅がくっつかないように微妙に振動している天板に釘づけ。
今年も大変お世話になり誠にありがとうございました
