「2014豆腐&大豆食品フェア」エリカ・アンギャルさんの講演 | フランス家庭料理教室un petit peu(アン・プチ・プ)

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11/23、24におこなわれた「2014豆腐&大豆食品フェア」での特別セミナーで、エリカ・アンギャルさんの講演をお聞きしました。

エリカアンギャルさんは、ミス・ユニバース・ジャパンの公式栄養コンサルタントとしてご活躍されるなど、女性が内側から輝くための食とライフスタイルを発信しています。



講演では、日本の伝統食の素晴らしさを上手な日本語で語ってくださいました。

「世界一のアンチエイジングフードは伝統的な和食」であること。

世界的なモデルの食事指導をされたということで、どんなにマニアックでお洒落な食材が出てくるのかと思いきや、エリカさんが絶賛されたのは、栄養バランスが良く食物繊維が豊富な昔ながらの日本の朝ごはん。

みそ汁、豆腐、納豆、焼き魚、卵焼き、青菜のおひたし、ご飯、漬け物。

欧米や他のアジア諸国と比べ、日本の女性は特に肌が美しいと言われています。
私たちが日常的に食べてきた「魚・大豆・野菜」は強力なビューティフードだったんですね。



それなのに、これまで日本女性の美しさを支えてきた伝統的な日本の朝食は、残念ながら激減しています。

パンやシリアル、コーヒーで簡単に済ませたり、野菜不足は市販の野菜ジュースで補ったり。
菓子パンやお菓子をちょこっとつまむだけで食事代わりにする若い女性も多いとか。

しかし、炭水化物と油のかたまりの市販のパンやお菓子では、ビタミンや食物繊維などの栄養はとれません。

そのうえ、これらにたっぷり使われているマーガリンやショートニングなどの植物油脂には体に悪影響を及ぼすトランス脂肪酸が含まれています。

お米なら、シンプルに水だけで美味しく炊き上がります。

ご飯を主食にすれば、相性の良いみそ汁や豆腐、魚など、和のおかずが自然に食卓に並びます。

魚・大豆・野菜を中心としたヘルシーな日本食の素晴らしさは世界中が認めているのに、私たち日本人の食の欧米化は止まりません。

主食の米が、パンなどの小麦製品に取って代わられているのは非常に残念な事です。




世界中の人々が憧れるヘルシーな日本食で、内側から健康的に輝きましょうしっぽフリフリ