投稿者 おか
Q1 リゾート法にて建設されたリゾートは今も経営されているのか?
A 1 ほとんどが経営破綻または倒産に陥っているそうです。倒産数は2001年の時点で16件。また経営状況の例として「シーガイア」が挙げられます。総事業費に2000億円もつかわれたが、毎年200億円前後の赤字を出し、2005年度時点での累積損失は78.9億円にも達しています。

Q2 3-2.3の審査について、新聞や雑誌に取り上げてもらうような運動があれば通過するのか?
A2  そうです。新聞や雑誌に取り上げられることが知名度の高さを証明するものとなります。

Q3 なぜ地域ブランドを研究テーマに選んだのか?
A3 地域の資源や技術を活かしたものに興味があったので。

Q4 模倣品によって事件や裁判などがおこったことはあるのか?
A4 あります。具体例としては家庭用品メーカーの曙産業などをはじめとする三社がパール金属の製造していた「しゃもじ」に対して訴訟を起こしました。そして「他社製品の形態を模倣し、実質的に同一のものを意図的に作り出した」と認定され、2000年6月に仮処分が決定。
オリジナル品は「マジックしゃもじ」とよばれるものであり、ヘラの部分に多数の凸凹を設けることで、ご飯が付きづらくなっているものです。

Q5  商標登録で防止できない模倣品に対する対策はあるのか?
A5  オリジナルの商品を製造する業者が自ら動き、模倣品の製造業者に警告するなどがあります。

Q6  草加せんべいの図の出典が記載されていないが、夕張メロンの図のものと同じということか?
A6  そうです。

Q7 模倣品の売り上げは全てそれを模倣して作った業者に渡るのか?
A7 そうです。オリジナルの業者が訴訟を起こさない限り模倣品の業者もオリジナルの業者とは異なったものとして業績をあげることができます。

Q8 市町村合併のデメリットは何か?
A8 大きな市町村と小さな市町村が合併する際に後者の地域資源よりも前者の地域資源が優先される可能性があることなどがあげられます。

Q9 東南アジアと日本の賃金差ってどれくらいなのか?
A9 日本の労働者の月給の平均は2009年度の時点で35.5万円。それに対して東南アジアのベトナムは2010年12月時点で、49USD。USDとは米ドルなので、1ドル≒76円とすると、約3724円となり、圧倒的にベトナムのほうが安いことがわかります。

Q10 地域ブランドで「もの」よりも「ひと」が主役になるとはどういうことか?
A10 「中央政府に依存し、ぶら下がるだけの従属的な受け身の姿勢では、地域としては魅力があるとは到底言えず、そのような地域では、そもそも地域ブランドを創出できるはずがない。」(佐々木、石原、野崎 2008 P.8)とあるように地域ブランドを展開させるには、その地域の人々の自主性が必要であるということ。


<参考文献・ウェブサイト>
関満博 財団法人日本都市センター 2007年 「新『地域』ブランド戦略 合併後の市町村の取り組み」 日経広告研究所

佐々木純一郎、石原慎士、野崎道哉 2008年「地域ブランドと地域経済」 同友館

第三セクター経営実態調査
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p010704.pdf

統計局ホームページ
http://www.stat.go.jp/

ベトナムの労働賃金
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20101213-2349.html

すべて最終閲覧日2011年10月25日