SPEED400のプラグ交換を実施したのでやり方を記録に残しておきます。

 

この作業もサービスマニュアルを見ての実施ではなく、すべて我流ですので間違っている所があるかもしれません。
実施された結果の故障や問題等につきまして当方は責任取れませんので予めご了承ください。

 

さて、決まり文句も書き終わったのでまずはプラグの位置確認。
ここにありました。(フツーここですね)
このままではタンクが邪魔でプラグが外せません。
タンクを持ち上げたら作業スペースが出来るか試してみます。

 

タンクを持ち上げて覗き込んで見たところ、プラグの真上に邪魔物がありました。
これはフレームに取り付けてあるのでタンクを持ち上げても無駄でした。。。
よって、タンクを外さないとダメみたいです。

 

仕方なくガソリンタンクを外します。
外し方は 【備忘録】SPEED400のガソリンタンクの外し方 をご参照ください。

 

プラグの真上辺りにこんなの↓がありますので六角レンチで緑の丸で囲んだネジを外し、
トルクスレンチでピンクの丸で囲んだクリップを外します。(クリップは左側にもあります)

 

例の邪魔物が現れますので緑の丸で囲ったボルト2本を外します。

 

邪魔物を持ち上げるとプラグにアクセス出来るようになりました。

 

プラグコードを抜き取ります。(長い・・・)

 

ここまで来ればあとはプラグレンチを使って古いプラグを外して新しいプラグと交換するだけ・・・

 

 

 

のはずでしたが、ダメでした。

今回私が用意したプラグレンチはTONEの物↓で磁石が付いていて外したプラグを保持してくれるという最近では一般的(?)なタイプです。
これだけでは短かったのでエクステンションバーを付けて回してみたのですが、手応えがなくヌルヌル回ってる感じでいつまで回しても外れる気配がありません。

 

ネットで調べてみたところ、KTM 390DUKEのプラグにはこんな↓グレーのゴムが付いているとの事。
これでわかりました。
私が用意した磁石付きのプラグレンチは穴が細いためグレーのゴムの部分より下に入っていないと思われました。

 

一か八か下図の様にプラグレンチに長いボルトを入れて磁石に引っ掛けてハンマーで叩くと磁石が割れてレンチから外れました。

 

割れた磁石・・・

 

間口が広くなってグレーのゴムの部分も通りそうです。

 

壊したプラグレンチで再チャレンジすると、見事に手応えがありプラグを外すことが出来ました。
また、グレーのゴムの部分はプレグレンチ内で適度なキツさのため外れたプラグを落とさずに抜き取ることが出来ました。

あとは新しいプラグを取り付けて、諸々逆の手順で戻せば終わりです。