昨今の(いつからかは知らないけど)SSやネイキッドには長い尻尾が付いている車種があります。
SPEED400もその中のひとつなんですが、実用面での有効性は理解できますが、
デザイン的にはアレなのでもう少し短くても良いのではないかと思います。

↓この写真の上段が純正状態。せめて下段位の長さにしてほしいなと。

同じ様な悩み(?)を持っている人が多いのか「フェンダーレスキット」なるものが売られていて、
服部さん(前に乗ってたNinja400)もキジマの物を付けていました。
SPEED400用も海外では売られている様ですが、よく見ると日本の車検には通りそうにないので今回は自作してみました。
本当は高くて買えなかったのですが (*´ω`*)

 

まずはフェンダーを取り外して現状確認。
ウィンカー、ナンバー灯はシートの下でコネクター1つにまとめられていますので外しておきます。
あとはフェンダーの取り付けボルト4本を抜くと簡単に外れます。

 

フェンダーをバラして色々確認。
ハーネスは流用出来そうです。

 

取付部やその他ネジ位置を元にステーの形状を想像しながら一旦CADで書いてみます。
等倍で印刷して工作用紙に貼り付けます。

 

切り出したテスト用のステーをバイクに当てながら角度やサイズ等を微調整していき、
図面に反映させます。

 

最終案を印刷して工作用紙に貼ってテンプレートを作ります。
そのテンプレートをアルミ板に貼ってケガキます。

 
アルミ板に穴を開けて切り出します。
ちょっとイビツな所がありますが、取り付けたら殆ど見えないので気にしない事にします。
※この構成だと揺れて強度が足りないと思われたので追加で補強のパーツを作りました(写真撮り忘れてますが・・・)

 

アルミ板を折り曲げてウィンカー、リフレクター等を取り付けてみました。
一気にそれらしくなりました。
ウィンカーは真後ろから見た時に何からも遮られていないので視認性は問題ないと思います。

ナンバー灯は純正品を流用するつもりでしたが少しでも軽くしたかったのでNinja400で使っていたKIJIMAのフェンダーレスに付いていたものを使いました。
なので一部ハーネスを加工しています。

 

車体に取り付けてみて変な所がないか確認し問題なければ塗装します。(写真ないです)
※ウィンカーの位置が下過ぎたので1.5cm程度上げました。

 

完成写真1(斜め後ろから)

完成写真2(真後ろから)

 

完成写真3(斜め前から)

 
今回は純正っぽく仕上げたかったので出来るだけパーツ類は純正の物を使ったので費用は安くできました。
 

【かかった費用】

アルミ板(25cm✗50cm):約1,500円
塗料:約1,500円

ネジ類:約500円

合計:約3,500円

※KIJIMAのナンバー灯を普通に買うと2,700円位です。