怪我のリスクが激増!「母趾球で蹴れ」は大間違い | 吹田市「うの整骨院」【バスケと音楽とキャンプを愛する院長日記】

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吹田市青葉丘南にある、うの整骨院です。
スポーツ障害や神経痛、関節痛、筋肉痛など様々な健康情報を
書いていきたいと思います。

 

  母趾球で蹴ってはいけない

母趾球で蹴れ!と指導されたことがある、

 

もしくは聞いたことがあるという人は多いかもしれません。

 

例えばバスケの動作中だと

 

■一歩目を速く動き出すために母趾球でしっかり蹴りだせ

 

などと指導されることがあります。

 

しかし実際にそれで動作が速くなった選手を僕は一人も見たことがありません。

 

やっている選手自身は力を込めて蹴っているので

 

なんだか力強く速く動けている感覚に陥りますが、

 

客観的に見ていて速くなっていません。

 

それどころか「遅くなってしまう」選手が多いのが現実です。

 

 

  なぜ母趾球で蹴ってはいけないのか

実際に歩行や走行をスローで観ると、

 

足が抜ける際には母趾球で蹴っているように見えます。

 

ただ注意が必要なのは、歩行や走行時に行われている動作は

 

「蹴っている」のではなく「抜けている」だけです。

 

実は歩行や走行動作というのは脳内で学習された

 

「無意識下で行われる運動プログラム」として動作は遂行されています。

 

しかしそれを敢えて意識的に行おうとすると

 

本来持っている「自然な動き」ができなくなり

 

プログラムエラーが起きてしまいます。

 

不自然な力みや身体の使い方はそういった歪みを生みますし、

 

意識的に蹴ることで足部や膝に捻れが生じ様々な怪我のリスクが上がります

 

足が抜ける時にはすでに進行方向へ重心移動が始まっており、

 

そのために全身の関節や筋肉はその動作遂行のため働いています。

 

そんな時に母趾球を意識的に蹴ったらどうなりますか。

 

そりゃ膝が捻れますよ。

 

さらに力むことによるスピードの低下、パワーの低下を生じさせ

 

パフォーマンス低下を招きます。

 

✅怪我のリスクが上がる

 

✅パフォーマンス低下を招く

 

以上の点から意識的に母趾球で蹴ってはいけません。

 

  母趾球で蹴ることへのリスク

母趾球で蹴ると以下の怪我へのリスクが上がります。

 

■オスグッド

 

■ジャンパー膝

 

■ランナー膝、腸脛靭帯炎

 

■アキレス腱炎

 

■足底筋膜炎

 

■グロインペイン

 

■腰痛、分離症

 

■外反母趾

 

 

  蹴るよりも・・・

先程「運動プログラム」と書きましたが、

 

よほどの癖がない限りほとんどの人は心配しなくても

 

「母趾球」を自然と使えています。

 

 

母趾球は「蹴る」よりも「抜けるor乗っている」

 

強く、速く一歩目を動きたければ

 

無意識下で母趾球が強く使えるようにトレーニングを

 

するしかありません。

 

 

まとめ 

 

✅母趾球で意識的に蹴ると怪我のリスクが上がる

 

✅パフォーマンス低下を招く

 

✅無意識下で強く抜けられるようにトレーニングをする

 

メニューや方法が知りたい方はご連絡下さい。

 

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