ジャンプ理論 | 吹田市「うの整骨院」【バスケと音楽とキャンプを愛する院長日記】

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吹田市青葉丘南にある、うの整骨院です。
スポーツ障害や神経痛、関節痛、筋肉痛など様々な健康情報を
書いていきたいと思います。

 

  ジャンプ動作は2種類

ジャンプ動作を2種類に分けてみたいと思います。

 

①垂直跳び

 ■跳ぶ位置と着地が同じ位置になる

 

②斜め跳び

 

物理的に垂直方向以外へのジャンプは全て斜め跳びとなります。

 

バスケに限っていえばほぼ「斜め跳び」に分類されます。

 

 

  ジャンプで重要なことは3つ

 

①初速スピード(助走スピード)

 

②筋肉、腱の強さ、腱の硬さ

 

③ジャンプ動作のスキルコントロール

 

一つずつ解説していきたいと思います。

 

 

  初速スピード(助走スピード)

 

ジャンプを式にすると

 

y=Vo/2g   Vo=初速、g=重量加速度

 

重量は地球上では一定ですので、ジャンプで自分が変えられる部分で言えば

 

「初速、助走スピード」しかありません。

 

じゃ~助走を速くすればジャンプ力も上がるのか!!

 

と思った方は甘いです。

 

そんなもんでジャンプ力が上がれば誰も苦労はしません。

 

 

  筋肉、腱の強さ、腱の硬さ

 

助走により前方へ出力されているパワーを今度は上方向へ変換しなければなりません。

 

その時に必要なのが「腱の硬さや筋肉の強さ」です。

 

腱はバネのような性質を持っていて、その伸び縮みする能力を利用し

 

効率的に力を生んでいます。

 

ジャンプ動作だと「アキレス腱」を使いますが、

 

踏み込み時にアキレス腱は伸ばされ、その後縮んで元に戻ります。

 

ゴムを連想してもらえればわかりますが、

 

硬いゴムは引き伸ばされた後縮むスピードが速く、

 

逆に柔らかいゴムは縮むスピードが遅くなります。

 

これと同じことが腱でも起こります。

 

収縮スピードが遅い腱では上方向への力出力が弱くなり

 

ジャンプ力を低下させてしまいます。

 

まとめると

 

腱が柔らかいと踏み込んだ際に腱が伸びすぎて力が地面に逃げてしまい、

 

上手く力を変換できず跳べません。

 

しかし腱が硬いと伸びた後の収縮スピードが速いので

 

効率的に上方向への力に変換できるようになります。

 

  ジャンプ動作のスキルコントロール

 

当たり前の話ですが、そもそもジャンプ動作が下手くそだと

 

どれだけ良い腱を持っていようが初速が速かろうが上手くジャンプできません。

 

①踏み込み方

 

②踏み込み足

 

③跳び上がる方向

 

④跳び上がるタイミング

 

⑤アキレス腱以外の組織の利用

 例えば、殿筋や下腿筋、腕の振り方など

 

最低限これくらいは細分化して分析しなければいけません。

 

特に初速や腱の硬さが向上すればするほど

 

ジャンプ動作のコントロールは難しくなっていきます。

 

 

まとめ

 

ジャンプ力向上に必要なことは3つ。

 

①初速(助走)スピードを上げる

 

②筋肉、腱の強さ、腱の硬さを上げる

 

③ジャンプ動作のコントロール

 

ジャンプに限らず間違った姿勢やフォームで練習すると

 

脳がそれを学習しなかなか癖が抜けなくなってしまいます。

 

どんな練習も正しいフォームでやらなければパフォーマンス向上は

 

望めないでしょう。

今動かない人は1年後も同じですジャンプ力を上げたい人はご連絡下さい!

 

 

 

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