こんにちは、宇野なつきです。
先日、東急シアターオーブにて上演中のブロードウェイミュージカル「キンキー・ブーツ」を観劇してきました。
原作の映画を10年以上前に映画館で見て以来、ずっと大好きな作品です。
イギリスの片田舎にある由緒正しい紳士靴工場のひとり息子・チャーリーは、傾きかけた会社を立て直すべく、ロンドンへ出向き、とあるトラブルを通してドラァグクイーンのローラと知り合います。
この出会いをきっかけに、彼女を含めたドラァグクイーンたちがステージでパフォーマンスをする際に身につけるためのブーツ(キンキー・ブーツ)を作ることになる……というストーリーです。
ドラァグクイーンとは、主に同性愛者の男性のうち、女性の性的特徴を強調するようなゴージャスな服装を好んで着用し、そういった装いでダンスや歌などのパフォーマンスを行なう人を指すそうです。
そのため、作品中でローラを含むドラァグクイーンが身にまとうブーツや衣装はどれもきらびやかで美しく、ローラ自身も身につけるもの(特にブーツ)やその色には譲れないポイントがあることがわかります。
チャーリーがブーツを作ると申し出ると、ローラは「色は赤にして」という要望を伝えます。
ですが、これまでずっと紳士靴を作ってきたチャーリーはその要望をつかみきれず、赤ではなく臙脂色(バーガンディ)のブーツを作ってしまいます。
そのブーツを手渡されたローラが、「神様、私がこんなもの望むわけがありません」とつぶやき、赤という色が何を表すか、どんな意味のある色なのかをチャーリーに向けて話すというシーンがあります。
ほんの少し刺激的な内容なので詳細は省きますが、どのような色を好み、それに深くこだわっているかを描写することによって、ローラというキャラクターの性格が伝わるように演出されたシーンになっているように感じました。
ミュージカル版でもこのシーンはしっかりと描かれており、とても魅力的なローラの姿を見ることができました。
今回は日本での観劇でしたが、いつかは本場で見ることができたらいいなと考えています。
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