こんにちは、宇野なつきです。
ゴールデンウィークにアメリカへ旅行していた友人が、旅先での写真を見せてくれました。
現地の風景や食べた物などを撮影したものだったのですが、その中でも特に印象に残ったのは、カップケーキの写真です。
それらの色がとても鮮やかで、さらに青や紫などの寒色系の色合いのものもあったことに軽い衝撃を受けました。
アメリカでは、ケーキだけでなく、グミやキャンディなどのお菓子もビビッドな色使いのものが多くあるようです。
以前の記事でも取り上げたことがありましたが、寒色系の色合いは一般的には食欲を減退させるものとされています。
では、アメリカでそのような色合いが好まれるのはなぜなのでしょうか。
もともとの色が変質していくのを隠すためや光に当たることで失われてしまう味や栄養を保護するためなど、理由はいくつか挙げられるようです。
また、先ほどの現地に行った友人は、「色をたくさん使って作ると見た目が楽しくなり、子どもたちも喜ぶから」ではないか、と話してくれました。アメリカのスーパーマーケットでは、アニメのキャラクターをモチーフにしたものや虹のイラストを描いたものなど、スポンジ生地をさまざまな色のクリームで彩ったケーキがところ狭しと並んでいるそうです。
アメリカの子どもたちが大喜びしながらそれらを眺めている様子を見て、そのように感じたといいます。
国やその発露の仕方は異なっていても、「目でも食事を楽しむ」という考え方は同じなのかもしれませんね。
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