東大島神社 

(ひがしおおじま)

 

 かつて、当地区には5つの村があり、それぞれに神社がありました。東京大空襲で神社もろとも町全体を焼失。昭和24年に5社を合祀した東大島神社が創建されました。

◇鎮座地:東京都江東区大島7-24-1

◇最寄駅:都営新宿線・東大島駅~400m

◇御祭神:天照皇大神、牛島大神、稲荷大神

◇御朱印:あり

 

 

【関連図版】

◆左:『名所江戸百景』 広重

~「中川口」

◆右:当社・社号標(筆者撮影)

【図版について】

 図版は、現在の大島8丁目付近と比定されています。東大島神社は7丁目、隣町です。画面中央、右から左に流れる中川。手前、客を運ぶ二艘の舟が浮かぶのが小名木川。小名木川は江戸川、利根川とつながっていました。行徳の塩、奥州のコメ、近郊の青果、などを江戸に運ぶ大切な水路でした。

 

 

 

【表参道】

◆大鳥居

~石が黒ずんでいい感じになっている、神明系の大鳥居。

 

 

◆狛犬

~目と鼻に彩色されていますが、いたって控えめなそれです。

 

 

 

◆手水舎

 

 

 

 

【社殿】

◆拝殿

~石段を数段登ります。

 

 

◆軒下

~大きめな本坪鈴。銀色は少数派でしょうか。

 

 

 

 

 

◆本殿

 

 

 

【境内社】

◆豊栄社と庚申搭

 

 

◆六角石塔と水神宮

 

 

【境内点描】

◆参集殿中庭

 

 

◆神輿庫

 

 

◆社務所

~趣のある造りの社務所です。

 

 

 

【裏参道】

◆大鳥居

 

 

 

 

【御朱印】

 

 

【参拝ルート】2018年 3月 7日

START=都営地下鉄 新宿線「東大島駅」~徒歩①『東大島神社』徒歩~「大島駅」→都営地下鉄線→「住吉駅」~徒歩~②『猿江神社』~徒歩~東京メトロ「住吉駅」→半蔵門線→「錦糸町駅」~徒歩~JR「錦糸町駅」→JR総武線→JR「亀戸駅」~徒歩~③『亀戸水神宮』~徒歩~④『亀戸香取神社』~徒歩~JR総武線「亀戸駅」=GOAL 

 

 

 

【編集後記】

◆宮司さん

~御朱印を拝受し、社務所を出ました。10数分後、社務所前にて再度インタホンを鳴らし、奥から出てきてもらいました。いくつかの質問をさせてもらうためです。初めに言えよ、ってことなのですが、イヤな顔ひとつせず、ていねいに対応していただきました。

 

◆御霊(みたま)は入っておりません

~社務所わきの私的な庭と思しきスペースに、写真のような小祠と石像の頭を見つけました。どのような神さまをお祀りしているのかを宮司さんにお尋ねしました。

帰ってきた答えが「御霊(みたま)は入っておりません」でした。

ヤジ馬的質問のために、奥から出てきていただいた宮司さん、ありがとうございました。(了)