多田神社 

《源義家からみの神社》

 関東の神社は、「源義家が戦勝祈願に訪れた」という由緒が頻出します。当社もそのパターン。源義家が祖父・満仲の祀を建てたことが始まりだそうです。

◇鎮座地:東京都中野区南台3-43-1

◇最寄駅:方南町駅~550m

 (東京メトロ丸の内線)

◇御祭神:源 満仲公=多田満仲

◇御朱印:あり

 

 

 

【表参道】

◆一之鳥居

 この3階建ての建物は、宮司さんのお住まい&社務所&参集殿になっています。

 

 

◆手水舎

 手拭いが下がっている神社を散見します。親切さを感じますが、使う人がいるのでしょうか。

水盤の狛犬は、「千住本氷川神社」、「大塚天祖神社」で見たことがあります。

 

 

◆二の鳥居

 

 

【社殿】

◆拝殿

 美しい拝殿だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆本殿

 

 

◆幣殿と本殿

 

 

 

【境内社】

◆多田稲荷神社

御祭神:宇迦之御魂御大神・保食命

 

 

 

 

◆三社合祀社

 榛名神社、御嶽神社、大山阿夫利神社

 

 

 

【境内点描】

◆狛犬

 藤子・F・不二雄 漫画の登場人物が大きく口を開けたときの図に似ています。

 

 

 

 

◆絵馬堂

 

 

◆神楽殿

 1階部分は倉庫。

 

 

 

【御朱印】

 墨書はいたってシンプル。

神紋=笹竜胆(笹りんどう)が中央上部に押印されています。

 

 

 

【参拝ルート】

2018.01.29

START=東京メトロ丸の内線・方南町駅~①『多田神社』~方南町駅→丸の内線→新高円寺駅~②『猿田彦神社』~③『馬橋稲荷神社』~④『阿佐ヶ谷神明宮』~丸の内線・南阿佐ヶ谷駅=GOAL

 

 

 

【編集後記】

◆なぜ、多田なのか?

 満仲は摂津国多田荘を本拠として、武士団を構成していました。そのため、多田を名乗っていました。息子の代になってのち、皇室から「源」姓を与えられました。

 

◆世俗性の緩和

 敷地はおそらく往時の半分もないんだろうと思います。結果、手水などを使っているとき、住宅、アパート、あるいは駐車場などが視界に入ってきて世俗的気分が押し寄せてきます。日照権などの問題があるのでしょうが、植栽などで聖と俗を分けてもらえると嬉しいです。(了)