クロツラヘラサギが松山市内のため池に飛来の情報があり

探して行ってきました。

情報を知った時は2羽でしたがなんと!蛍が行った時は6羽いました。

「クロツラヘラサギは主に東アジアに生息するトキ科の鳥。

体長70~80センチで顔の色とくちばしの形状が名前の由来。

ヘラ状のくちばしを水中で左右に動かし、魚や甲殻類を食べる。

中国や朝鮮半島で繁殖し、台湾や香港などで越冬する。

日本では主に九州や沖縄で越冬する局地的な冬鳥」

行った時は6羽がお昼寝中でした。

 

クロツラヘラサギは東アジアにのみ生息する世界的な絶滅危惧種で、

IUCNのレッドリストでは絶滅危惧種(Endangered)、

環境省のレッドデータブックでは絶滅 危惧ⅠB類に指定されています。

 

撮影して帰宅、パソコンに取り込んで気が付いたのですが、

6羽の中の1羽の背中に発信機、足には輪をつけているのがわかりました。

ビックリして新聞社へでもと思ったのですがネット検索して

野鳥の会愛媛支部に連絡することにしました。

その後、愛媛支部の会長さんとのやり取りで

私の写真を提供してほしいとの事でメールで数枚送りました。

 

何度かのやり取りで「公益財団 日本野鳥の会に情報提供させていただきます」

との事で最終的に下記の返事がきました。

「当会の調査担当者が情報を探してくれて、

番号はM06で、2021年に韓国のMaedoで足環がつけられたようです。

M06を含む6羽ということで、M06は、韓国のMaedoという

繁殖地で、幼鳥時に標識された個体のようです。

発信機は、韓国のクロツラヘラサギ研究者のLee Kisupさんが装着したものです。

クロツラヘラサギの国内の主要な越冬地は熊本や福岡なのですが、

今冬は九州以外の場所でも観察されており、関西や関東でも複数観察されています。

四国での観察例は珍しいことと思いますので、

日本クロツラヘラサギネットワークと共有させていただきます」

そんなわけで蛍としたら貴重な体験を致しました。

少しでも野鳥の会のお役に立てばと喜んでいます。

飛翔も撮れました。

 

 

我が家から遠かったので、その後行った時は

すでに6羽ともこのため池にはいませんでした。

いつもたくさんの皆様のご訪問を感謝いたします。

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