皆様への暑中見舞いとかねまして​

昨日、豊田市美術館まで母とお出かけ。

母とじっくり一緒に会話する
というのが実はここ3ヶ月ほどなかった私。

理由は夫の体調不良があったので
実家に行くのを後回しにしており
まずは夫おりべが万全になってから…
と思っていたから。

やっとさ、
よしよし夫おりべ
安定したぞよと思いはじめて
先週ちらっと実家の様子を見に行ったらば、
孤独だ…という母。

気晴らしも必要かと思って
彼女を美術館に誘ってみたんです。


さて、
その来たる母ストレス発散デートが昨日。
本人も大変楽しみにしておりました。

5時間ほど一緒にいたのですが、
思いの外この3ヶ月の孤独が
母に与えるストレスは
ジャンボサイズだった!
(当社比家族間ストレス150%増量って感じよ、
奥さん)

もうね・・・
話して発散したいんでしょうね、母は。

無口憮然とした夫(私の父のこと)
との二人暮らしに、
深夜もこき使われる飲食店パートで
ストレスのやり場がなかったもんだから
話す話す笑笑



一方的に話しまくる母の
あげてくるトピックを解析してみると

  1. 夫への老老介護で施す側の辛さ
  2. パート先で老人扱いされる辛さ
  3. 入所費用6億の老人ホームへの憧れ
この三点をジャグリングの玉のように
ふり投げながら訴えてくるのですが
1は私が対応すれば解決できそうなので
まあ良し、聞く価値ありと判定。


2と3については、
わたしではなんともならん判定。


2なんかは
その仕事辞めたら?
と何度言ったかわからないが
毎度お馴染みの母の返しセリフがありまして。

『パート辞めたら
夫(父)との時間だけになり
そっちの方がもっと不快だ
私なんて不器用な人間は
新しく仕事を覚えることもできないから
今のまま続けるしかない!』

これですよ・・・

聞くだけで
同じ洞穴に閉じ込めさせられる気分に
なるので、敢えてもう聞かない。



例えて言うなら、
ジミー大西に
ジミーちゃんやってる?
ときけば、やってるやってる!
と戻ってくるくらい鉄板法則なので
もうそのネタ聞きたくないときは
初めから聞かないというスタンスを
こちらがとるしかない。



そして、
3なんかは母が辛い毎日で癒しとしている
TV番組鑑賞から得た情報ですからね?

六億円も自分の老後に
使っちゃう人なんて
絶対子供に嫌われるよねえ、
あんたそう思わない!?

と、私に聞いてこられても
なんと答えるのが正解なのか。


お金持ちになったことがないので
どうなのかは知らないが、
人の不幸を想像することに
限りあるあたしの脳内シナプスを
浪費たくない…
としか答えられそうにないわけですよ。
(まあ、そんなこと
母のストレス軽減になりそうもないから
口が裂けても言わないですが?)


こんなテンションの母と

美術館に出向いてはいけないことを

昨日は学びました。


まず、

母に美術鑑賞なんてする

心の余裕がないので

早々に出てきてしまったし。


移動時間中も

母の話法はまるで

エッシャーの騙し絵のように

ぐるぐると私の読解力を試しまくり

また同じ結論地点に戻ることの繰り返し。


組み合わせが悪すぎて、

私がうちに着いた頃には

ぐったりしてしまいました。


で、思った結論。


3ヶ月母を放置するとああなるから

少なくとも2、3週に一度は実家に行くことを

ルーティンにしなくてはいけない。


そしてうつらうつらしながら

他県に嫁いだ妹を思う。


ああ、そろそろ一回顔出してくれ〜

私一人では相手しきれにゃい。





歳をとってみなければ

わからないことはあるとは思うけれど

母のフリ見て我がフリ直せ


わたしのブログもアラフィフ女の

ストレスジャグラーになっていて

読んでて不快!!

と思ってらっしゃる方もいるかもしれない。



気をつけよう。。。。

そしていつも読んでくださる方々に

改めてそんなこんながあったもんですから

心よりお礼申し上げます。


少なくとも私は

皆様のおかげで

毎日ストレスも感じず

健やかに過ごさせていただいております


どうぞ暑い日々がつづきますが

ご自愛くださいませ


わたしからの暑中見舞いでした


うのふ