​えぐいよアートの世界

前回からの続きです


インジェラという

エチオピア料理が

東京でも食べられることはわかったが、

(前回食べたのが

ドイツフランクフルトへの

出張した時以来だ)

どうにもトッピングが

インドカレーよりなこと

に衝撃を受けて

四分の一を食べ残してしまう。



後ろの席の女性客が

私の注文したそれを見た時

女一人でもあの量は食べられるのか

という質問をウェイトレスに聞いていて

女性でも軽く食べられますよー

なんて受け答えをしているので

すごいプレッシャーでそこまで食べたが


やっぱりこれ

半分でいい。


腹パン過ぎて苦しいよ…


と思いながら重くなった身体を引きずりつつ

また徒歩10分かけて最寄りの駅にもどる。


そこから代官山まで電車で移動。


7月6日開催の

SBIモダンアート・オークションに出向く。


私にとって

初めてのアートオークションになるのだけど

岐阜の田舎からやって来たアタクシ、

頼みの綱はGoogle mapsの音声ガイド頼りで

ふらふら会場に行くわけですけど

途中賑わってるフランス料理店を通り過ぎる。


超絶美しいお姉様方が

お食事なさってるとことか

見るだけで楽しい。

(バービーちゃんで遊んでる頃から

美人好きなんですよね)←きもいアラフィフだな?


また、

そのお店がカスレ(白インゲン豆と肉の煮込み)

の名店らしく

お腹いっぱいなのに興味をひかれたり

ミナペルホネンのテキスタイル・ショップとか

コンランのインテリアショップとか

佇まいが素敵すぎて

寄り道ばっかしちまうんですよ。


で、漸く

オークション会場にたどり着くわけですけど

今回の旅の前に

いきなりアートオークションに行って

予算200万ほど使うのはどうなのか…

とか日々節約家として生きてる私は考える。


夫に新規投資先を考えろって言われて

んじゃ、

現代美術に投資したらどうでしょう?

って言ったのは私ですから

ちょっと責任を感じるのですよ。


とりあえず

その系統の書籍を読んでみたら

投資としての購入だったら

まずオークション見学に行って

何が流通してるのか

目で見て見ること大事って書いてあったので

それを素直に受け止めて

代官山まできてみただけなんです。



会場では

バイヤーの方々が数名おり

中国人の作品が議題にあがっていた。



見学は立ち見で

バイヤーさんたちの後ろからプロジェクターに映し出された画像を前に

わりかし年頃あたしと変わらない女性が

アナウンスしておられたが

お客様は数名で

美術FANATICS(熱狂的信者)

という感じではなく、

投資目的のおじさまと

お部屋にアートを飾りたいお金持ち若夫婦

たちがいたばかり。


印象的なのは

サイドテーブルにシャンパンが冷やされ

バイヤー席に誰かが入ってくると

スーツ姿のSBIアートの社員さんが

グラス片手にサービスしていることだ。


なんか

そうじゃないのよ

私がもとめてることってさ?

と思いながら

中国からの電話回線で

競り落とされた立体作品が

1300万で決済されてるのをボーッと見る。


200万なんて

アートの世界では

小銭な現実を知る。



寧ろ

そのお金で

家具をコンランで買った方がいいんじゃね?

とか思いましたが

わたしにも夢があるのですよ。

またそれは後日に書きます。



とりあえず横浜パシフィコに移動。



つづく…



本日もお読みいただき

ありがとうございました!



うのふ