何味かしらんが
つい最近、友人が薦める燃え殻さんのデビュー小説を読み終えました。
1995年に初めて彼女ができる主役、四十代になって、その思い出深い別れてしまった彼女をフェイスブックで見つけてしまう。
よせばいいのに友達申請を自分の操作ミスでしてしまう。
相手もそれを受け入れてお互いの近況をウェブ上から把握する。
マークザッカーバーグはあの人は今をボクらに提示した。
今日は元彼女の誕生日ですとメッセージまで送られてくるようになると余計なことをとがっかりしてしまう。
ヒット作は映画化をとっくの昔にされており
遅ればせながらの感無量を
私は読後にしたわけですが
オンライン上で過去の誰かの今に振り回される
そんな経験はたくさんしてきている私たち。
アップデートが必要のない過去の記憶はある。
私個人的なやつを並べてみると
1.初恋の相手はゲイになってた
2.初めての彼は現在の恋人と仕事がうまく行っておらず、数年後自死
3.最後の彼は未練を直接私にぶちまけた上で即退会
恋にまつわる過去とは例えウェブ上だけでも繋がってはいけない
これは鉄則ルールということを皆んな経験させられたのではないでしょうか?
便利なツールをゲットしてそれに苦しむから人間って罪な存在だなあと思ったりします。
チャットGPT もいずれそうなるような予感がするけども考えすぎなんでしょうか?
報道とか案内などの情報の正確性が必要なものに関して言えば、あれは素晴らしい技術だと思うんですが。
その人の書き方やら個性までAIが完コピできるようになる日。
人間味まで食い尽くされるようで、気後れしてしまうわ。
うのふ