カーカスタムペイント界では、アメリカ本国でも日本国内でも有名な巨匠、スティーブ・ディマーン氏 。
そのかたとの出会いは2009年11月、世界最大のカーカスタムショーSEMAに行った時です。
失礼ながら、その時まで全く気に掛けてなかったんですが、DMC遠藤氏にディマーン のファクトリーに連れて行って頂き・・・・・・
Solidカークラブの車輌ペイントしてもらいたいな~と思って色んな人に「塗ってもらいましょう」って誘ったり、遠藤さんにも「誰かペイントしませんか?」と言われたり~
スティーブ自身、日本が大好きで、ペイントする為に日本をよく訪れています
それから月日が過ぎ・・・・・その日が訪れました
Solid C.C.のF氏がやってくれる事に
元々、この状態は僕がデザインしたグラフィックや色合いが入っていて(超~女の子ウケが良い)、スティーブが塗るって事は、その苦労したグラフィックが消されるって事で悲しい事ですが、前々からSolidの車をスティーブに塗って欲しいって僕が思っていた事が実現する!
思っていた事が実現するって事は光栄で素直に嬉しい
まして、塗ってもらえる車、費用を提供して頂くオーナー様が居ないと実現出来ない事です。
スティーブ氏が日本へと・・・・・・
ペイント作業最中、Solidロゴやら細かい箇所のマスキングを造って来てくれないかと依頼が
マスキング本体の写真撮ってませんでしたが。 塗りあがりの画像です フリーハンドでこれらをやると、結構な労力、時間が掛かっちゃうのでマシンでマスキング作るのが一番
それをスティーブ氏に卸すと・・・・・・・
スティーブ:「おまえは、こんな細かい事出来るのか」関心顔
・・・・・・・多分こんな事を言った(英語だからね)
スティーブ:「エングレービングも出来るの?だったらあそこにマスキング造って来てくれよ」
僕はその時、あんな事や、こんな事出来るよ~って例えの事を言ってるんだと思ったんです
それから夜中まで居たんですが~
途中から手伝いをしつつ~っていうか、マスキングテープ渡され
通訳してもらいつつ・・・・
宇野:「えっ?あのボンネットの真ん中にマスキング造って来てくれって言ってるんですか」
訳:「はい、そうみたいです」
宇野:「本気で言ってるんですか」
何度も聞いてもらって・・・・・・
訳:「本気らしいです」
ってな感じで偉大な巨匠に仕事を任されてしまいました
巨匠の作品に僕のテイストを加えて良いという光栄な事を任されたのは分かるんですが~しかも!一番目立つ、今回のメインともいうボンネット中心
その時はこんな感じ
宇野:「いつ持ってくれば良いですか」
明後日らしいです・・・・・・この時、夜中0時回ってるので正確には明日
大変なのは~時間ではなく、施工場所が~~今現在クリヤーどっぷり塗りたて
測るにも測れない・・・・・・スティーブ氏と2人でクリヤーに当たらない様にメジャーほぼ目検討みたいな
ここからはいつもの~手書きから始まるぅ~ データ作成
出来た 多分、現物とはズレてるから、その時はマスキングの外枠使わないでもいいや~と思ってたら
スティーブ氏:「そのまま行こう」って
貼らせて頂きましたもちろん水無し一発貼り
そのちょっとの幅の違いが良い雰囲気だすんでしょうね。
直後
コチラ完成
ちょっと粉っぽく写っちゃいましたが、スティーブ氏のピンストも入って抜群にカッコ良いです
これが、エングレービングデザインのグラフィックだけではダメで、上にピンストが入る事で、下側のグラフィックが活きて来るんです
スティーブ・ディマーン先生、使って頂き、有難うございます
彼は気さくに色々教えてくれるし~出し惜しみ無い感じで、人気な理由がちょっと分かった気がします。