前回の記事の続きみたいになってます～。
下ネタは、イイよなあ～。
さて、色々な考えを見ていきましょう。
論神煞 より
咸池（又名桃花煞）：
咸池既名桃花煞，又名敗神，此煞，在年月柱地支見者，
名為牆內桃，主夫妻恩愛，并不為害，但逢沖破則凶，
若在時柱地支見者，名為牆外桃花，則為不吉，命在女造最忌，
蓋牆外桃花人人可採也！
訣曰：「寅午戌，兔自卯裡出，申子辰，見酉亂人倫，
亥卯未，見子當頭忌，巳酉丑，躍馬南方走。」
凡日支為寅午戌見年月時支，申子辰見酉，亥卯未見子，
巳酉丑見午，均屬桃花。
注：寅午戌年日生人見「卯」。
申子辰年日生人見「酉」。
巳酉丑年日生人見「午」。
亥卯未年日生人見「子」。
三命通會 卷二 より
論咸池
《淮南子》曰：“日出扶桑，入于咸池。”故五行沐浴之地，名咸池。
是取日人之義，萬物暗昧之時。
寅午戌卯、已酉醜午、申子辰酉、亥卯未子即長生第二位沐浴之宮是也。
一名敗神，一名桃花煞，其神之奸邪淫鄙，如生旺則美容儀，耽酒色，
疏財好歡，破散家業，唯務貪淫；如死絕，落魄不檢，言行狡詐，
遊蕩賭博，忘恩失信，私濫姦淫，靡所不為；與元辰並，更臨生旺者，
多得匪人為妻；與貴人建祿並，多因油鹽酒貨得生，或因婦人暗昧之財起家，
平生有水厄、癆瘵之疾，累遭遺失暗昧之災。此人入命，有破無成，
非為吉兆，婦人尤忌之。
咸池非吉煞，日時與水命遇之尤凶。
命理約言 諸神殺論一 より
・・・不知人命吉凶、皆由格局運気、安可以偶合神殺而信之、
即如桃花、流霞、紅艶、等殺、為男女淫欲之徴、然端人正士、
烈婦貞女、犯之者甚多、況桃花殺亥卯未在子、寅午戌在卯、
巳酉丑在午、申子辰在酉、皆五行生印、・・・
ネット上の意見もついでに。
「桃花殺」は地支に、子、午、卯、酉の四つが揃うことを言う。
色難の星で、魅力的で異性と親密な交際をして異常な程開運する。
とか。
「咸池」は、桃花殺とも言われる色情の星で、SEXが好き。
年支か月支が子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥
の時に命式に酉午卯子酉午卯子酉午卯子
がある時（大運に巡ってもよい）。
とか。
桃花殺は、咸池ともいいます。
十二運の沐浴に相当する神殺星で、色情・妄想・風流・淫欲の星。
桃花殺の柱の12運星が建禄や冠帯なら色気があるが、酒色を好み、
反省心がなく人生を遊びの中で過ごす傾向がある。
12運星が衰や病や絶などの弱地なら、容姿はだらしなく精神的に
不健康で、放蕩三昧の人生。
時柱にある場合が最も影響力が強く、年月の桃花殺は影響がない。
等々。
成立の条件が色々ありますねえ。
「子、午、卯、酉の四つが揃う。」
単純に四正ですね。
「年支か月支が子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥
の場合に命式に酉午卯子酉午卯子酉午卯子
がある。」
これも四正ですね。
阿部泰山氏は、
「年亦は日の十二支より、四柱中の十二支を見るなり、然れども
多くは生日を以て見るべし、例えば子日生人、四柱に酉あれば
咸池となし・・・」
としています。
やはり四正ですね。
「況桃花殺亥卯未在子、寅午戌在卯、
巳酉丑在午、申子辰在酉、皆五行生印、」
午の蔵干が己丁と考えれば「皆五行生印」ですね。
「寅午戌卯、已酉醜午、申子辰酉、亥卯未子
即長生第二位沐浴之宮是也。」
火気、金気、水気、木気の沐浴ですね。
全て「地支に何があるから、こうなります。」という考え方ですね。
旺相死囚休は無視しています。
天干の作用も無視しています。
地支の病に対する天干の薬という視点がありません。
色の道は奥が深いね～、奥まで届くかな～。
