2022年1月24日にこんな八字があります

年 辛 丑( 癸辛己 )
月 辛 丑( 癸辛己 )
日 丁 丑( 癸辛己 )
時 辛 丑( 癸辛己 )

丁日丑月土旺の生まれ
格局は従勢格
喜神は火土金水
忌神は木
調候は不及


八格を内格と呼ぶ占い師さんは従勢格をどのように考えているのか気になって
調べてみたら・・・、出るわ出るわ。


・命式の中に、食神と傷官、偏財と正財、偏官と正官をバランス良く持っていて、
「自分以外の勢いに従って生きる」という意味でこのような名前が付けられた。

・臨機応変に環境に自分を合わせていけるとても柔軟で器用な人。

・自我を強めると運気が悪くなるので、野心を持たないほうが成功できる。

・人のためにエネルギーを消耗するほどに、運気が高まっていく。

・人に振り回されるほどに、自分の徳を積んでレベルアップしていく。

・受け身で、日頃から円満で人間としてとてもバランスがよい。

・世渡りがうまく、周囲を味方にしていく力があり、さまざまな仕事ができる。

・命式の中に偏財と正財があるので、なかなかの金運・財運の持ち主。

・会社のため、客のため、社会のために働いてトラブルは受けて立つことが吉。

・生涯を通じて本気でお金に困ることはない。


等々・・・、「 従勢 」 という言葉からの連想ゲームか、っていうくらい。


想像力の無い私には1月24日の八字が、そんな従勢格には見えないんだけど。

どちらかといえば、まだこっちの方が・・・、少し問題はあるけども・・・。

2022年1月23日
年 辛 丑( 癸辛己 )
月 辛 丑( 癸辛己 )
日 丙 子( 壬   癸 )
時 己 丑( 癸辛己 )

丙日丑月土旺の生まれ
格局は従勢格
喜神は火土金水
忌神は木
調候はやや不及

 

 

それにしても、内格と外格か・・・。

 

子平真詮ではこのようになってるけど。

卷四

二十二、論外格用捨

八字用神既專主月令,何以又有外格乎?外格者,蓋因月令無用,權而用之,

故曰外格也。

此篇議論,似未明顯。蓋本書以月令爲經,用神爲緯,用神者,全局之樞紐也。

月令之神,不能爲全局樞紐,則不得不向別位干支取用。

用雖別取,而其重心仍在月令。

如木生冬令,水旺木浮,取財損印,取火調候,正以月令水旺而寒之故也。

木生秋令,金堅木缺,取火制金,取水化金,正以月令金神太旺之故也。

若此之類,不名不外。

外格者,正格之外,氣勢偏勝,不能以常理取用,在正軌之外,故名爲外格也。

 

いつ頃から内格っていう呼び方が出来たんだろう・・・。

 

誰かが独自の考え方に見せようとして、外(がい、そと)格に対するものを

まとめて内(ない、うち)格って言ったんだろうけど・・・。

 

八字の構造や生尅制化を見なくても格局で人生が分かる占い師さんは凄いね。

 

格局で性格や行動や人生が決まると思えたら、占い稼業は楽なもんだろうね。