Shinyoko GRAND BLUE Vol.1 2024.5.30 新横浜LiT

 

 

 

新横浜LiT


ピストルモンキーズ

EASY DIVERS



大介さんのプチ関東ツアー、二日目は新横浜LiTにて、バンドライブ、EASY DIVERS。

ほぼ月イチペースのバンドです。

今回からイベントタイトルがついて「Shinyoko GRAND BLUE」。なんでこのタイトルなのか聴きそびれちゃったな。EASY DIVERSだから、ダイビング、海、グラン・ブルー、なのかな? 


今回は対バンに漣研太郎さんのピストルモンキーズが登場。

私は初めましてでしたが、いーやーうめーバンドだな、おい!というのが一番の感想でした。

めちゃくちゃ楽しかったー!


後半にEASY DIVERS。今回からとうとうMULLONさん加入でツインギター、5人編成に。

曲によって大介さんがアコギとエレキと使い分けするんですが、せっかくならツインエレキでバリバリ掛け合っちゃうような、ツインギター編成ならではの曲も聴かせてほしいなーと思います。


「YES」が「D」収録バージョンに近い、つまり鍵盤が活きたアレンジになってたり、「吉祥寺」が映画音楽のようなスケールだったり、「HEART BEAT」が音源以上の疾走感だったり… 結成からもうすぐ1年になるEASY DIVERSですが、ステージのたびにカッコよくなり、空気と音がこなれてきているのを感じます。 

まあ、コスちゃんはまだ大介さんの無茶ぶりに慣れないみたいですが(笑)


あっという間の2時間超。

踊りすぎて汗だくでした。

バンド、サイコー!


EASY DIVERSはもっとたくさんの人に聴いてほしい。

とりあえず、LiT以外ではしばらくは聴くチャンスがなさそうなので(7月は御殿場がありますが)、皆様、機会を逃さず新横浜までお越しくださいねー!


 

ピストルモンキーズ

http://www.sarumania.jp/




漣さんは、昨年の川崎チッタアティックでの大介さんのバースデーライブで拝見して以来。
ピストルモンキーズは初でした。

漣さんは軽やかで洒脱で、面白かったー。艶のあるボーカルでした。


 

 

 

 
鍵盤、ドラム、パーカッション、ギター、ベース、ボーカル。ステージがまあ華やか!音もギュウギュウの賑やか。
楽しもうぜ!って全身で言ってるような、漣さんの華やかなボーカル、エネルギッシュなバンド、特にベースがすんげー気持ちよかったー!!(かっこよかったー)

素晴らしきエンタテインメント。魅せるステージ。うまさに支えられた、華とユーモア。ロックとポップ。ファンキーでキュート。古き良き洋楽と古き良き昭和歌謡が程よく混ざり合ったサウンド。

「エロティカ・キブン」と「サラバエル」(歌詞はもうなんか、苦笑しつつ共感…・笑)って曲が好きでした。和調ロック!  

サウンド的にはサザンオールスターズあたりがルーツになるのかな…?


ファンの皆さんがまたまあノリノリで楽しんでらして気持ちよかったなー。客席とステージが一体なステージってサイコーですよね。


「アモーレ☆夏の恋人」でギターの片島さんが何度やっても始められない魔のループにハマってしまって土下座したり、漣さんは漣さんでEASY DIVERSのTシャツを着てきてくれたんですが「似てる」「人のオフィシャルグッズに寄せていってる」って言い出したり、爆笑させられっぱなしでした。


Wikipediaに漣さんは「歌とおしゃべり」って書いてあって、今さら納得しています。なるほどー。

漣さん、大介さんのバンドができたので、今年はエターナル☆サンシャインでベース弾かなくて済む!って安堵してましたが、そんなこと言わずにまたやってくださいね(笑)

 


EASY DIVERS


kurosawadaisuke  Vo. Gt.

麻生祥一郎  Dr.

ケンタコスゲ Ba.

Rose Key.

MULLON  Gt.


 

※EASY DIVERSは撮影禁止のためあとで撮らせてもらったやーつ。

 

EasyDIVER

GOGOサマー

Re:sign

 

吉祥寺

YES

HEART BEAT

ライブの帰り道

ストーリー

シャナナ

 

またね


マロンさんが正式にメンバーに加わって初のライブです。とはいえ、最初からではなく、途中からの登場。

今後、レパートリー増やしてもろて、頭から5人編成でどーん!となっていくのかな、と思います。


ピストルモンキーズのような華やかなエネルギーが破裂するようなバンドと対バンすると、EASY DIVERSって抑制されたサウンドなんだな、と思います。

抑制という言葉だとマイナスイメージかな、制御、コントロール、クール…そう言うことなんだけど。

この間、亀田誠治のラジオにゲスト出演していた佐野元春が「8見せて12感じさせるのがクールだと僕は思う」と話していて、それよそれ!!ってなってました。


破裂はしない、壊れないし、乱さない。

そのクールに痺れちゃう。大人のバンドサウンドだと思っています。

(大介さんの若かりし頃のバンド「ビスタコシェッチ」も、音源で聴く限りハードロックだし、ゴリゴリの音だけど、やっぱりクールに感じます)


もちろん、抑制されてるといっても、回によってやたらに大介さんがおだってたり(笑)、ギターソロがすんげー長くて気持ちよさそうだったり、強い圧で曲が表現されて飲み込まれそうになったり、はあるんです。

時々抑えきれなくて、なにかがブワッとはみ出す、そんな瞬間に居合わせるとオーディエンスとしてはぐっときちゃってたまらないわけです。


テーマソング「EasyDIVER」でビシッと決めたあとで、みんなでおだっちゃう「GO GO サマー」。Roseさんの鍵盤がめちゃくちゃカッコいいし、コスちゃんのベースがキマってる中を、それこそ抑制するかのように「無理のない範囲でー!」って大介さんがニコニコ言ってキマりすぎずに緩和されちゃう面白さ。みんなでたくさん泳ぎました。この日はそういやメンバーへの無茶振りはなかったなぁ。


カッコよさをとどめない、振り切った「Re:Sign」。いやー、燃えました。大介さんのギターソロ、かっこよすぎました。

あちょーさんのドラム、特にフレーズとフレーズの間のドコドコドコドコッと入ってくるとこ、聴くたびに痺れてます。なんであんなにあちょーさんの太鼓は気持ちいいんだろうねえ、ずっと聴いてたい。らぶ。

Roseさんのハモンドもステージ全体を包み込むように鳴り響いてうっとりでした。


ここまでは4人で、大介さんもレスポールで。

アコギに持ち替えて、マロンさん登場で5人編成に。

正式メンバー入りをご紹介。


「吉祥寺」のアレンジはバンドだとよりスケールが大きくなって、胸いっぱいに音が広がって泣きたくなります…というか、泣いた。静かにアコギと鍵盤、エレキだけで始まって、終盤からベースとドラムが入ってくるアレンジ、バンドならではだし、その変化の鮮やかさにパリパリと皮膚が粟立つ。

ラストのMULLONさんのギターと大介さんの歌声が重なり合うところ、素晴らしかった。にしても、MULLONさんのギターは色っぽい!(King Gnuの常田さんも愛用してるFanoなんですねー)

バラードは弾き語りも素敵なんですが、バンドアレンジでは歌声の周りにたくさんの音の色が光って描かれた光景がより鮮明になるように感じます。

「ライブの帰り道」もそうですね。夜の暗さと車窓越しのテールランプの灯りがより美しく思い起こされるように思います。


「YES」はRoseさんの愛らしい鍵盤の音で始まる、明るいアレンジ。好き。

「HEART BEAT」では、MCでさんざん、「各地で流行るチェキの謎」についてボヤいて笑わせたあとで「俺は小さいけど曲はカッコいいやつできたんで!」(笑)の前置きとともに、ほんとにカッコいいやつを。

弾き語りよりも音も厚いし疾走感も強くて、拳がより似合うバンドアレンジ。鼓舞する拳! 


「ストーリー」では、コスちゃんのベースがどんどんどんどん細かくなるぅ〜カッコいい〜。大好き〜。この曲ではソロタイムがそれぞれたっぷりあるんで、EASY DIVERSの魅力爆発!で最高です。

このときまでは、大介さんはレスポールに持ち替えて最後のギターソロをMULLONさんから引き取ってたんですが(間奏のソロはMULLONさん、最高カッコいい)、トリルが死ぬほどカッコよくて死んでました。

大介さんのギターを聴くたびに、9年前に「Six strings design」を聴いてなんてカッコいいんだ!と思ったときの初心というか…トキメキを思い出すのでした。マイギターヒーローなのです。

しかも、次の回からはなんと…!?(乞うご期待!)


ラストは「シャナナ」で大盛り上がり。

いつもよりワイルドな演奏だった記憶。テンション上がりすぎて朧げですが(笑)

この日の間奏のメンバー紹介は面白すぎて…特にあちょーさん、歌謡ショーの司会みたいな口調でkurosawadaisukeよろしくお願いします、って…もう、ほんと大好き(笑)


すぐさまのアンコールは「またね」。

3日間の真ん中だったので、まさに「また明日ね」の「またね」。一緒に歌える幸せを噛み締めての「またね」でした。