kurosawadaisuke「新春ワンマンショー」
ナカノステレオ 2024.1.6
ナカノステレオ
kurosawadaisuke
もしもブルースハープが吹けたなら
EasyDIVER
未来を見ながら
ミシンの下
ハコカラ
ストーリー
Let's spend the good times
最高列車
ホシノヒト
もうそろそろ、いらねえんじゃねえかな
GO GO サマー
手のひら
Answer
シャナナ
YES
またね
仲間ステレオ
大介さんの2024年頭、関東ツアー、ラストはナカノステレオ。
月に一度、どれほど無茶なスケジュールになろうとも、大切に行っているステージです(この日も翌朝一番の飛行機で帯広に戻ってそのままライブという、ハードなスケジュールでした)。
今月は正月2日から関東入りだったのでそれに合わせて、つくば・寄居・熊谷・新井薬師と4連続ライブの最終日。私はそのうち、寄居からの3日連続になりました。
今回はワンマンということで、久しぶりの「もしもブルースハープが吹けたなら」「もうそろそろ、いらねえんじゃねえかな」「ホシノヒト」などを含めて2時間強、たっぷりと。
ゆったり話しながら、やりたいようにやる大介さんを、私達も好きに見てる。
自由。
ナカノステレオは大介さんにとっての「東京のホーム」でいつもあったかいのですが、この夜は小さなお友達あり、日々かりさんのライブを通して出逢ってくださった方あり、また違う光景も見られ、さらに温かく楽しい時間でした。
そして、お客さん達もよく訓練されてノリノリでしたよ。さすがですね(笑)
楽しい楽しい時間であっという間でした。
美紀さんにも新年のご挨拶ができました。
今年はナカノステレオ皆勤賞を目指したいです!
◆
久しぶりの曲も混ぜながらやるね、の言葉どおり、いきなりが「もしもブルースハープが吹けたなら」。
わあー。えーと、へたしたら、私、ライブでは初だったかも? 人がどうしても考えがちな「IF」の歌で、でもそれがリアルになることはなくて今を受け止めるしかない…今も変わらず貫かれてるスタンスだと思いますが、そういう、でもちょっと、そういう道もあったかなあ…という淋しさが最後に残る曲。
「EasyDIVER」からの流れでは、あまりやらない「未来を見ながら」。ワンマンでは割とやるので、いい曲ですね~とよく言われるんだけど、ワンマン来てくれればいいのにね、と笑ってました。
そのまんま「君」へのラブソングとして聴いてもいいのだけれど、「君」は生きる糧というか、先に進むための大切なもの、とも受け取れて、どんな層にも響く、そんな曲だと思います。
この日は急にコーラスに参加させられたわたくしどもでした。油断できないkurosawadaisuke現場(笑)
「ハコカラ」は前日のモルタルと続いてでしたが、この日はえらく涙腺を刺激されてしまってこそっと泣いてました。
前日に聴いた岩船さんとの思い出話から紐づいて、うわ~~っと自分と大介さんのこれまでのことが引っ張り出されまして。
大介さんと出逢った頃のことを思うと、今、こうして熱心に通っていることがとても不思議で(違うミュージシャンのために向かった現場で出逢いましたもんで…)、でも、たどってきたあれやこれや、辛かったことも楽しかったことも全部ここに来るための道程なんだよな、ここにつながってよかったなーと、そんな涙でした。
それこそ、あのときこうしてたら、と思うこともあるんですけど、そうしなかったから今があるんですよね。
「ストーリー」
前半ラストは「Let's spend the good times」。
みんなで歌って。ハモりもきれいに決まってた…かな?
「ホシノヒト」「もうそろそろ、いらねえんじゃねえかな」と久しぶりのナンバー。
「ホシノヒト」は名曲だと思ってるので聴けて嬉しい! 出来上がった経緯も少し話してくれて、若い頃の話をするの珍しい気がしました。ナカノステレオ、ワンマンという環境がそうさせたのかもしれません。
「もうそろそろ、いらねえんじゃねえかな」も、やはり昔の曲ですね…歌詞のままのことがあったようで、尖ってたころの気持ちを補いながら。背景を聴いて聴くと、より歌詞の光景がくっきりするように思います。
ほんとにかなりゆったりと語りながらのワンマンでしたね(ワンマンとはいえ持ち時間はあるんだよ、と言う大介さんに、美紀さんがカウンターから22時まで!と叫ぶもんで、みんなで大笑いでした。そのとき20時すぎでした。さらに2時間あるよ・笑)。
ナカノステレオはなんの説明もなくこの景色なのがいいよねー。楽しい。全員がインストラクター!
この日は「ストーリー」もだし、ギターをたっぷりたっぷりたっぷり聴けたのが、大介さんのギター、特にエレキ好きの私には至福でした。
いや、それはみなさんもですよね!
ギター弾きたくなっちゃったんだろうねぇ…とあとで自己分析の校長先生でしたが、「Answer」の間奏に「弦交換ソング」をぶっこんできてモルタルの1.5倍位になってまして、それがまた痺れる音でした。
弦交換はしてませんけどね!(笑)
マイクスタンドで弾いちゃったり、パンクだ。
大介さんがお正月から関東に来るってなかなかないと思うんですよ。埼玉県民としてさいたまの、そして東京のホーム・ナカノステレオでのライブをしっかり見届けられてよかったです。
贔屓のシンガーを3日間も追いかけるなんてのも何年ぶりでしょうか…身体はめっちゃ疲れたけど、本当に楽しかった。幸せでした。大介さんについては実は、連続で通うのは初めて(飛び飛びとかはあるんですけど)でしたが、どの会場でもそこにいる人達に合わせてセットリストやムードや音を替えていく、大介さんの「人を想う」スタイルが好きだなーと思いました。
(当たり前のようでいて、変えないアーティストもそこそこおります。それはそれぞれのスタンスですが)
みんなの胸に想いが飛び込むといいな、と思っていつも歌ってるんだよ、と大介さん曰く。
たくさんたくさん、胸にいっぱいにその想いを抱えられた3日間でした。
いつもどこででも歓待してくれて嬉しかった。
今月はおそらく通い納めです。
また来月、その先も、必ず、どこかで。
また明日、と言えることの幸せをことさらに噛み締めた正月です。
みなさまも逢えるときを逃さずに好きな人には逢いに行ってくださいねー。