サンクス!バイバイパルシティ
2023.3.4 志木市民会館パルシティ
CHARAMEL
カパル Ba.
アックマ G.
にゃんごすたー Dr.
ふなっしー Vo.
ふなごろー
ふにゃっしー
コアックマ
大崎一番太郎
スパンキー
じゅっけんカッパのコタロウ
こーた
石田洋介
ゆきゆっき
AO
ずれやまズレ子
寺嶋由芙(Charat)
冨塚大地(Charat)
中谷一博
林りんこ
山口勝平
★シティリビングさんのレポ
★ツイキャスアーカイブ(3/18まで購入・視聴可能)
埼玉県志木市民会館・パルシティ。
私達キャラファンにとっては「聖地」のひとつ。パルシティの運営団体「公益財団法人志木市文化スポーツ振興公社」の公式キャラクターであり、2018年ゆるキャラグランプリ獲得、今や志木市の顔でもあるカパルが仲間たちとともに数々のキャラクターイベントを開催してきた場所です。
毎年12月頃の志木市民まつり、「アイタイ」「PUZZLE」「MIRACLE」「Ghoul City〜約束の場所」と言ったホールコンサート、「麦汁まつり」「カパルフレンズ」と言ったグリーティングイベントなどなど…。
最もキャラクターファンに馴染み深かったのは「志木市民まつり」だと思います。「カッパだよ!全員集合!」と銘打って、毎年たくさんのキャラさんたちを集めて、市民のためのお祭りとキャラクターイベントを融合させるかたちで盛大に行われてきました(残念ながらCOVID19禍のためパルシティでの開催は2019年がラストでした)。
私自身もキャラファンになってから約10年、必ず年に数回は訪れてきた、思い出深い場所です。
そのパルシティがこの3月末で閉館になります。
これは「市民会館及び市民体育館再整備計画に基づく複合施設への建替」によるものですが、今後の詳細はまだ明らかになっていないようです。
とりあえず、カパルがいなくなるわけではないものの、COVID19禍でなかなかパルシティでイベントが難しかった日々でもあり、閉館前に何かイベントが企画されたらいいのになぁ…と思っていたら、ラピート鵜沢さん・パルシティ山口館長がきっちり企画してくれました。
「サンクス!バイバイ パルシティ」
なんの奇も衒わない、そのまんまのタイトルですが、それこそがみんなが今思う、最大の気持ちでもあろうと思います。
何をさておき、ありがとう。
今はさようなら、でもまた会おうね。
政府基準の変更でフルキャパシティに戻り、マスク着用ルールはありつつも声出しもOKという、ようやく少しは以前に近くなった条件の中、満席!のパルシティで最後のキャラクターコンサートを迎えられたのは本当によかったなあと思います。
とにかく楽しいコンサートでした。
この10年の集大成と言って過言ではないと思います。あっという間でしたね。
キャラクター達の様々なダンス。
アーティスト達の歌。
声優陣勢揃いの豪華な犬山劇場。
トーク(大喜利)タイム。
10年前ではおそらくみんなもできなかったこと、今はできることがたくさんあって、キャラクターのみんなのここまでの努力の積みね、成果が強く感じられました。
アーティストとしては、石田洋介さん、Charat(寺嶋由芙さん、冨塚大地くんの二人体制)、ゆきゆっき、ずれやまズレ子さんが華を添えてくれました。
10年前は主に石田さんだけだった歌い手もこんなに増えた! それだけステージのバリエーションが増えました。
特に冨ちゃんは若さそのもののアグレッシブさでみんなの気持ちをあげてくれました。
ズレちゃん、ゆっふぃーは役者までこなしてくれました。おつかれさま!
ゆきゆっきはあの頃お腹にいたAOちゃんと一緒に、やさしい歌もハードな歌もダンスもこなす大活躍。ゆきゆっきとりんこさんのカパル体操、なんだか胸にしみたなあ。
石田さんは出番は少ないけれど締めるところを締める!大切なお仕事。
そして、何よりもCHARAMELのライブ!
10年前、ふなっしーをカパルが志木市民まつりに呼んでくれたことが、こうしてハイレベルのエンターテインメントにつながった。ふなっしーがメンバーをひとりずつ紹介したときの万感のこもった言葉にぐっときました。
パルシティは今の形を終えても、志木市もカパルもこれからまだまだ新しい歴史を刻んでいきます。きっとパルシティも新しい複合施設の中に生まれ変わってくれるはず。
これから始まるストーリー。
CHARAMELの「梨スタート」を聴きながら目がじんわりしました。
まだまだ見届けていかなくちゃ。
思い出は胸の中に、ずっと、残して。
湿っぽくならず、終始、笑いに包まれて(最後のムービーにはぐっと来たけど)、明るいコンサートでした。
「バイバイ」は言わないないおー。
またね。
また新しい「パルシティ(仮)」で逢おうね!
そして、楽しい思い出をたくさんたくさん、ありがとう、パルシティ。
そんな思いで終演後のパルシティを見つめました。
◆
パルシティというとこのガラス張りのロビーです。
これがねえ、今だから言いますけどねえ…
日が当たるとロビー、くっそ暑いんすよ!
パルシティに限らず、図書館とかホールとかのガラス張り、日照を計算してない設計、ほんっとにいくないおー(新施設では取り入れられませんように・祈)。
まあその暑さすらもはや思い出です…。
この日も物販の間、暑かったー物販スタッフさん達、辛かったと思います。おつかれさまでした。
比して、ホールはほんとに素晴らしかったです、パルシティ。
これ、後ろから5列目くらいのとこですけど、まー見やすいのなんの。傾斜がよくついていて、ステージとの距離もよくて、私はパルシティ、実は通路より後ろの席が好きでした。
800キャパの程よい座席で、照明もきれいだし、ゲネプロによく使われたというのも、納得。
新しい施設でもこの設計は引き継がれてほしいです。
あっ、女子トイレは和式はなくして、個数も増やしてくださいッ!(切実)
コンサートは休憩なしの2時間強。
配信もあったため、上演中は撮影禁止。こちらに掲載のステージ写真は最後の撮影タイムのものです(今回は動画は撮影タイムも含めて一切禁止でした)。
なお、配信は本日18日中まで購入・視聴可能ですのでまだの方は急いで、急いでー!
◆
前説はカンチョー、うざりん、ベガスタ中山さんのお三方。初めて会ったときの思い出等を色々語ってました。あと、パクるん堂へのクレームとか(笑) 諸注意がカンチョーから。
この手のキャラクターコンサートでカンチョーが前説するの、初めてな気が…。
「せっかくスーツ着てきたのに、Tシャツ渡されて台無し」ってブツブツ言うカンチョー。
なんか3人で喋ってるの、ずっと聴いてたかったな。そのうち思い出トークショーとかどうですか。
◎犬山劇場〜『NANDAYS / このアナザーディメンション、カパルに気づかせないと終わらない(仮)』
幕開けはいきなり「犬山劇場」から。
(ちなみにこのタイトル、「MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」のパロディだったんですね…パッパ、ほんと守備範囲が広い)
一昨年の「Aitai2021」を見ているほうがわかりやすくはありましたが、知らなくても多分、大丈夫だったと思います…多分、多分??(笑)
この犬山劇場の裏話を、脚本・演出の犬山秋彦さんが犬山家のメルマガの「大崎炎上マガジン」に書いてらして、めちゃくちゃ面白かったです(残念ながら今、まぐまぐはバックナンバー読めないんですね…おすすめなんですが)。
登場したのは、イッちゃん、パイセン、カパル、コアックマちゃん、こーた、ゆっふぃー、ズレちゃん。
大崎声優陣も勢揃いで、しかもカパルの声は前半に花子氏によるカパ子、後半はりんこさんによるカパルとダブル体制の贅沢!でした。
場所はパルシティ、時は2023.3.4。
緞帳が上がるとゆっふぃー、こーた、コアックマちゃんが「サンクスバイバイパルシティ、始まるよ~!」と「初恋のシルエット」を歌い始める。おおー、ゆっふぃーのバックで踊るこーたにコアちゃんを見られるなんてー!とテンション上げてたら、歌い終わったゆっふぃーが撃たれて死んじゃったー!
(と、ここで、「あっ、今回は犬山劇場からなんだ」と気づく私。ガチでゆっふぃーライブから始まるのか、新鮮…って思ってました)
駆けつけたイッちゃん、パイセンが嘆くところに、上手からカパ子が!!
カパ子は、昨年秋の世界キャラクターさみっとの犬山劇場に登場して全カパラーさんを悶絶させた乙女キャラです。
悲鳴が上がりましたおね〜声出しオッケーでほんと良かった!(笑)
花子さんのなぜか訛ったアテレコもさみっとで大いに話題になったんですが、今回も花子氏のアテレコだったおー! みんな大ウケだったおー。
で、せっかく現れたカパ子まで撃たれて死んでしまって、何が起きてるんだー!と嘆くイッちゃんとパイセンの前に、ズレちゃん扮するカパル…ならぬ、パルシティ初代館長・山口万太郎が「マリモに触れたら阿寒湖」を唄いながら現れ、時が巻き戻り…と言った感じで進んでいく不思議なストーリー。
タイムループもので、パッパらしい、いくつも伏線を張ったシナリオでほんとに面白かったです。辻褄合わせようとは辣腕パッパは全く考えてないので、細かく理解しようとしないで「そっかー」と受け入れて見るのが吉。
途中、タイムループを止めるためにふなっしーが一瞬だけ登場しましたが(黄色い悲鳴があがりましたね)、実はパッパのメルマガによれば、ふなっしー、ずっと袖で見てたんだそうです。配信でもちらっと見えてましたね。
ゆっふぃーはすべての台詞を入れてきてました。真面目だ…! 「古き良き時代から来ました」のキャッチコピーをパッパがうまく活かした設定でした。そうだったのね、ゆっふぃー。
ズレちゃんは「Aitai2021」ではアナザーディメンションのカパルとして登場しましたが、実は、カパルとは一心同体のパルシティ初代館長「山口万太郎」というのが本当の姿。
万太郎、千太郎…と代々進むと小さくなり、先代が山口次郎、当代が「最後の館長、山口太郎」という。よく思いつくな、こんなこと。
ズレちゃんはカンペ…えへん、じゃなくて、包む部分がやけに大きい(笑)花束を手にしてましたが、声優陣もみんな台本持ってるんだし、気にしなくていいのに、ズレちゃん。
タイムループとか、ティアマト彗星とか、サンジェルマン伯爵とかムー的厨二病的世界が飛び交って、私はとっても楽しかったです。
イッちゃん・かっぺーさん、パイセン・中谷さんのコンビも久々で嬉しかったー。
しかし、事件が起きるとだいたいはパイセンのせいにされるよね(笑)
最後は大団円で、りんこさんが歌うパルシティバージョンの「Forフルーツバスケット」はみんなをジーンとさせました。
りんこさん、透き通る様な歌声でした。
なぜタイムループが起きたかは、カパルの深い愛ゆえ…パルシティの大きな大きな人類を救う役割とともに、ぜひ配信でご確認ください!
さらにエンディングは、ゆるキャラグランプリの際にカパラーのみなさんでMVを作った「カパルのうた」でした。なつかしい!
Yuriko Tanba@psstanbaサンクスパルシティの配信観ていたら、犬山劇場の最後で流れた曲2018年ゆるGPでカパルの事を知ってもらうのに勝手に作った超ビックリ🫢パルシティの最後に参加出来た気がしてめちゃ嬉しかったです〜 #カパルのうた https://t.co/jlVh8KXVDk
2023年03月10日 08:02
パッパの選曲、行き届きすぎてすげい。
◎ダンスタイム
タイムループから解け、地球もパルシティのおかげで救われた…とひと安心、「サンクス!バイバイパルシティ」もいよいよ本当に始められるぜ!なイッちゃんのスマホに突如ノン子から電話だノン!
「花子ガチ勢が出番が少ないって炎上してるノーン!」
…からの、かっぺーさんの「炎上ボンバー」へ!
かっぺーさんの色っぽい歌だーきゃー!
イッちゃんのキレキレダンスだーきゃー!
パイセンのナーフだーわー!(笑)
一緒にペンラ振りつつ踊って、たーのしー!
ナーフ弾、かなり中腹まで飛んでました。取りたかったなー。この日ばかりは返されないで大事に取っておかれたことでしょう。
続いて登場はカッパのコタロウ〜!
石田さんがスーツ(ご自身のツイートによれば、パルシティで2013年に開催された「やななの卒業式」で着ていたジャケットだそうです)で現れ、コタロウを呼び込んで「コタロウ・ブギ」!
ワンハーフ(←大崎炎上新聞で覚えた・笑)で短めだったのは残念でしたが、この曲には「すべての始まり」と言う印象があって、ふたりでダスダスダスダスしてるとこを見てちょっとおセンチな気持ちでした。
最後はふたりでシンメトリにポーズをキメッ!
続いてはズレちゃんとこーたの「ウレションDEチャチャチャ」!
こーたはベストを着替えてきてました。ズレちゃんもかぶりものを変更〜。ズレちゃんがこうしてキャラ界に飛び込んできてもう丸4年になるんですねえ。ファンタズィィイの世界にズレちゃんが「いて当たり前」になってきたの、ほんとに嬉しいことだなぁと思いつつ、客席で一緒に踊っておりました。
そして、ふなごろー&Charatの「風速56メートル」!
これには全ショッカーが泣いたー!
昨年5月のバースデーライブ当日にCharatが出演できなくなるハプニングがあって、いつかちゃんと共演してくれる日を待っていたのでほぼ1年越しの実現にウルッとな。
神ちゃんがいなかったのは残念無念、完全バージョンはまだちょっとお預けですが、元気にクルクル踊るごろーさんとゆっふぃー、歌の部分でごろーさんを支えつつ盛り上げてくれる冨ちゃんの姿を見られたのは嬉しかったです。
息が上がるほど一所懸命歌って踊るごろーさんが、ほんとに嵐のようでした。
ごーろーめーたー、ヒューヒューヒューー!
続いてはゆきゆっき&AOちゃん登場で、ふにゃっしー&コアックマターイム!
なかなか出てこないふたりを呼び込むと、ふたりともなんか食べてるー!
「それは向こうにポイして、ダンスタイムだよー!?」
(と、ふたりが持ってた食べ物クッションを袖にぽいぽい投げる、ゆきゆっき。ここ、次の曲への伏線だったのかな?)
どうしてもふにゃっしーがフルバージョンでみんにゃに聴いてほしいって言うから…とちょっぱや倍速バージョンの「ふにゃっとマーチ」。
そもそもは前にエンドケイプさんのラジオで速度を間違えたの流しちゃったのがきっかけなんじゃないかと思うんですが(ふにゃっしーが確かすごく面白がってたので)、まさかリアルで聴けるとは(笑)
聴いてる方は速くても楽しいばかりで問題なかったんですが、途中でふにゃっしーは休憩するし、ゆきゆっきはヘロヘロになるし…おつかれさまでした。コアちゃんは平気そうだったなぁ、さすがだなあ(笑)
ちなみにコアちゃんはお衣装、トータルで3枚!このときのお帽子のついた紫とピンクの衣装、めちゃかわでした。
ふにゃっしーもこのふにゃっしーカラーのドレスでめんこよ。ゆきゆっきもお腹にカパルなの?猫なの?な、ナニカがいるお手製衣装でした(もしやあれ、MINT Neko…?)。
大いに盛り上がって次のコーナーへ!
◎ふなごろー大喜利
いやー…もうここはぜひぜひ配信アーカイブを見てください。
ふなごろーMC、うざりん&中山さんサブMCでの大喜利大会。ごろーさんの面白さが炸裂しまくってます。参加したキャラさん達もなんかキレキレで、もーずーっと笑ってました。
ごろーさんは、台本が真っ赤になるくらい(タブレットかな??)書き込んで準備してきてたみたいなのに、いざとなると段取りがすべて吹っ飛ぶらしくて自由奔放で、その吹っ飛び方が予想できなくてこっちはお腹痛くなるほど笑うしかない。
ごろーさんはすごく真剣なのがわかるので、笑うと言ってもバカにしてとかじゃなくて、びっくりしての笑いなんですよね。
いやー、すごいです。
大喜利はふたチームにわかれていて、最初が「特攻野郎ミュージシャンAチーム」。
アックマ様、スパンキー、ふなっしー、にゃんごすたー、カパル。CHARAMELにスパンキーが入ってるのが新鮮!
大喜利は
「とあるバンドの解散理由は?」
「パルシティに変わる新しい複合施設の愛称は?」
の2テーマ。
アックマ様がブラッキーな方向にキレまくってました。にゃんごすたーはまじめさが前面に。ふなっしーが意外と苦戦してた感じがあったのは、ふなごろーが心配で大喜利どころじゃなかったせいかもしれません(最初、ちょっと慌ててたごろーさんに、ふなごろー、落ち着け、深呼吸しろ!って言ってあげててやさしかったー)。
カパルが、愛称の話で「パから始まれば名前変えなくていいな」って書いちゃって、みんなから「パルじゃないの?」「ルはいるだろ、パだけでいいんならパッパラパーでもいいじゃん」「パンでもいいの、パン!」って総ツッコミされて「ごめん」って謝ってたくだりが最高に面白かったです。ふなっしーがめっちゃ笑ってた。
なお、新名称は客席の反応からはパイセン考案「ニュー大崎城」または「TOKYO PALLAND」が優勢のようでした。犬山家の牙城になるー!(笑)
ふたチーム目は「炎上上等キラキラダンスBチーム」。
ダンサーチームだったんですが、ふなごろーの紹介の仕方がめちゃくちゃ意味不明で面白かった…なんかね、アルファベット4文字で紹介したかったらしいんですよ。
「K.O.T.A、こーた!」はわかる。いい。
「P.I.N.K、コアックマちゃーん!」もまあ、うん。
「D.A.S.U、コタロウー!」は聴き取れなくてみんなちょっと「ん?」ってなる。
「O.S.A.K、大崎一番太郎ー!」いやそこは「I」も言えばよくない?
そして、ふにゃっしーはどうするのかと思ったらなぜか略称なしで「ふなっしーオニーチャムの飼い猫、ふにゃっしー!」 …あれー?(笑)
なんかこのくだり「約束の場所」のDJタイムでまったくごろーさんが何言ってるんだかまったく聴こえなかったときのことを思い出しちゃって懐かしくなってました。
でもあの頃より、ずっとこなれたし、落ち着いたよね、ごろーさんね。落ち着いたよね?
こちらのチームは
「新しい施設にほしいものは?」
「カパルのいいところは?」
のふたつ。
施設はみんな欲望の塊になってしまい、こたつルームにフードコートに銭湯に足湯にシアタールームに犬小屋にキャットタワーにエアポートに自宅まで着く電車にって…お手伝いしてくれてたかっぺーさんが「施設って言うか、もはやひとつの街だね」って笑ってました。
最後にコアちゃんが「精米機」って書いたら、中山さんが「コアちゃん、精米機はいらない。都会のお米は精米されてるから!」って言ってコアちゃんが「そっか☆」ってなってたのぐうかわでした。
「カパルのいいところ」には、さっきまでの嵐のような回答はどうした?って感じでみんなで顔を見合わせてて…えっ、カパルのいいところってないのー!?(笑)
それでもみんなで書いて、せーの、であげようか、とパッと上げたらそこには「パ・ル・シ・テ・ィ」と一文字ずつ。さらに続いて「あ・り・が・と・う」。
実は事前にお題がわかってたみたいでみんなで相談してあったようです。
ほのぼのと拍手が起きるなか、ごろーさんが「みんなで相談してくれたなっぴなー」って…そこは言わないでおこうよ、ごろーさん!なオチでした(笑)
さらに、一番お客さんにウケたキャラさんに「ふなっしーオニーチャムから1000円のクオカード」(笑)がプレゼントされる予定だったんですが、ふなごろーさんの独断でAチームはふなっしー、Bチームはふにゃっしーが優勝ってことに。
思わずうざりんが「身内でクオカードを回してるだけじゃねーか!」ってツッコんでました。
今回の大喜利、過去のコンサートシリーズのトークコーナーの中では最高の面白さでした。
ごろーさんの吹っ飛び具合もなんですが、キャラさん達もめちゃめちゃキレがよかった。中山さんのさりげないフォロー、うざりんのツッコミも。
書けた人からベルを鳴らして…って言ったらみんな次々ただ鳴らしたくて押しまくったり、お題から回答があっちこっち自由に飛んでったり、キャラさん達の自由な感じもとても楽しかったです。
この手のコーナーにCHARAMELの面々が参加するのも珍しかったし。
みんな、仲間とワイワイできて楽しそうでした。
◎CHARAMELライブ!
転換に少し時間を取っていよいよライブタイム。
(音響トラブルがあったみたいでしたが、ゆきゆっきが「ちょーっと待ってねー」とアナウンスしてくれたし、カパルがベース鳴らして繋いでくれたので、そんなに待った感じはなかったです)
ベース、ギター、ドラム、と次々に音が増える中、幕が開くと、おおー、CHARAMEL feat. スパンキー!?
…と思いきや、飛び出してきたのはゆきゆっきと冨ちゃん。
「まだやらせねーよ? お楽しみの時間の前にもっともっと熱くなっておこーぜ!」
ふなっしー登場前のコラボレーションはハードメタルな「カパル体操」!!
立って!と冨ちゃんがここで煽ってくれて一気にスタンディングに。
この展開、初めての「アイタイ」のときに団長が「StandUp!」と曲のタイトルをコールした瞬間にみんながワッ!と立ち上がったときのことを思い出させて胸熱でした。
冨ちゃん、煽ってくれてありがとう!
ゆきゆっき、冨ちゃんのボーカル、アックマ様とスパンキーのツインギターににゃんごすたーのドラムとカパルのベースでカパル体操なんてー!レアだー!
後半、にゃんごが倍のビートで叩いて来てめちゃくちゃカッコよかった。冨ちゃんのボーカルも野郎感満載でカッコよかったー。
最初の犬山劇場のせりふに「GCBは今日は出番ない」ってあったから、パイセンのギターは聴けないかと思ってただけに、コラボが見られたのは嬉しかったです。
(いつもはGCB47 feat.アックマ様だから、逆バージョン。てことは普段もこれありじゃん、ふなっしー? CHARAMELのステージにパイセンや銀ちゃんをいつか呼んでねー!)
ゆきゆっき、冨ちゃん、パイセンが退場して、入れ替わりにふなっしーの登場。
さー、CHARAMELだー!
観客、一気にボルテージアップ!
「Ghoul city」では客席のペンラもより激しく揺れる。カパル凱旋の「約束の場所」でCHARAMELをパルシティで見られたときの感激が蘇る。
変わらず、ふなっしーは踊りまくるし、カパルは集中!のベースだし、アックマ様は自由で力の抜けたカッコよさだし、にゃんごすたーは熱いビート!
2曲目の「梨スタート」は、まさにパルシティに贈る「これから」の曲で聴きながら目がウルウル…。みんなで手を振ったり、手を叩いたり、幸せな光景。
ラストの「ふなふなふなっしー」はふなっしーにとっては原点のような曲で、パルシティもまた原点の場所のひとつで、メンバー紹介で10年前、ここでカパルと出会ったこと、そして、またここが新しい再出発の場所になるんだとしみじみ語ってたふなっしーの気持ちがこの日のセットリストには籠められていたんじゃないかなあ、と思っています。
3曲、短い中にギュッ!と想いの詰まったライブでした。
「最後だよ!」と何度か叫んでからぼそりと「僕、最後に歌いまーす」とちょっとそっけなく(きっとあえてそっけなく)。そして、客席をアジってからの「カパカパ!Shiki city」。
このときステージの上にはキャラさんはごろーさんとパイセンとイッちゃんだけ。実は通路から練り歩きをするためにみんな、ロビーにスタンバイしてたんですね。
曲が始まったら、ワッと通路横の扉からカパルを先頭にみんなが入ってきたー!
ワラワラとステージの上から、客席扉から、キャラさん達が通路を練り歩いて、そのうち、石田さんまで飛び降りてわーっと一周してて、さらに、ふなっしーまで降りてきちゃった!
(アテンドさんたちはみんな大変だったと思います。おつカパール!)
客席全体がワサワサして全然、全体像がわからなかったんですが、配信アーカイブ見てもやっぱりわかんないですね(笑)
ぐるぐると熱狂が渦巻く客席。
ほんとに終わっちゃうんだなあ、終わってほしくないなぁ、という気持ちになりつつ、おいでおいで、Shiki city!とひたすらこぶしを振る。
石田さんはアンコールのあと、最後の最後に「また逢おうねー」と一言、そして「アイタイ!」と一節歌いながら去っていきました。言葉にしなかった向こう側の、パルシティへの惜別をそこに見たように思っています。
曲が終わって余韻の残る中、石田さんが呼びかけるには…
「お願いだから、全員戻ってきてー! なぜなら、これから記念撮影をするからです!」
…客席からは、ふなっしーの声がまだしてました(笑)
というわけで、記念撮影ターイム。
客席とも一緒に撮影したんですが、こういうときのキャラさん達の後ろ姿ってほんとかわいいですよね。
(イッちゃんの芋Tシャツのかわいさ…)
なんか隅っこで膝をついたりつつかれたりしてた女子ふたり、かわよ。
最後に、やっぱりこの曲でしょう、とこの日、3度目の「カパル体操」(犬山劇場でも時空が歪む「カパル体操」があったのです)。
りんこさんとゆきゆっき、志木市に、パルシティにゆかりの深いふたりのツインボーカルって、泣けちゃうやん!! コーラスは冨ちゃんに石田さん。贅沢!
客席もステージも全員で「1、2、3、だお!」
にゃんごすたーは多分、振りは覚えてないっぽかったけど、後ろでアックマ様達となんかわちゃわちゃしつつ平泳ぎしてました。
イッちゃんはさすがです。
私の使われた1枚には、ふっかちゃん、さのまる、しんじょう君が映ってました。
銀ちゃん、カッピー、やなな、さなせなぼな、イーサキング、ゴーヤ先生、柴っこちゃん、キララちゃん、NoGoD団長、THE GOT KNEED STONEの面々…志木市民まつりに、アイタイに来てくれたたくさんの仲間達が映るたびにグッと来てました。
さらにすごかったのは、ラスト1/3くらいはこの日の物販からライブのダイジェストだったこと! 映像チーム、すごい。
でもさ、最後のカンチョーと花子さんとカパルのスリーショットはずるいおねっ。泣くよねっ!
ムービーが終わって起きた大きな拍手の中、そっと袖から顔を見せてみんなに手を振ってくれたカパルでした。
終演後も、外には名残を惜しむ人々でいっぱいでした。終わっちゃったねえ。
とはいえ。
花子さんの挨拶やムービーには確かにグッと来たし、ウルッとしましたが、本当の意味で「哀しい」気持ちはまったくなかったし今もないのが正直なところです。
このCOVID19禍の3年間、場をたくさん奪われてきた私達ですが、場はどこであれ、お互いに生きてまた逢う、そのことのほうが大切だとつくづく思い知った日々でもありました。
パルシティという場所で得たたくさんの思い出は大切に大切に心にしまって、新しい場でまたカパルとカンチョーと花子さんと、キャラのみんなと出逢えること、その楽しみのほうが強い。
そうやってまたアイタイと思えるたくさんの存在に出逢わせてくれたパルシティ。
本当にありがとう。
長い間おつカパール。
生まれ変わるその日を楽しみに待ってます。