あんたろうのXmasパーティー 

2022.12.25江戸川区平井 小松川区民館 

こじゃんちYASUDA 2022.12.23-24 

 

 
 
安田町


安田朗(あんたろう)
こーた
じゅっけんカッパのコタロウ
ふにゃっしー
 
ずれやまズレ子
石田洋介
 
うざりん
ただマネ
小林くん
むかごさん


劇「ズレフィセント」 
おかえし蛸だまし
イシケンサンバ
HappyXmas(War is over)

安田町が好き
WhiteXmas
ただいま…おかえり
北の熊男
江戸の花
恋人はサンタクロース

きよしこの夜


2022年のクリスマス。
平井のこーたくんと、安田町の安田朗くんのコラボイベントが3日にわたって開催されました。
まずは、12/23-24の2日間、平井こーたの小屋にて恒例の「こじゃんちYASUDA」。安田町の物産展が開催されました。
この時期は恒例、自然薯とはっとり農園さんのみかんがメイン!
みかんが人気すぎて事前予約の受付を止めるほど。当日、M玉がどーんと追加されたので予約できなかった人も無事に買えたかと思います(私も5袋ほど追いみかんしちゃいました)。それも2日目にはほとんど売り切れてましたねー。
その他、トマト、茄子、山芋そば、なすケーキ、生パスタなどなど、安田町の青果、名産が並びました。

そのこじゃんちYASUDAの翌日12/25には、平井 小松川区民館で「あんたろうのクリスマスパーティー」が開催に。
あんたろうくんを主役に、こーた、ふにゃっしー、カッパのコタロウ、そして、ずれやまズレ子さん、石田洋介さん、うざりんことラピート鵜沢社長、ただマネ、むかごさん、こーたスタッフ小林くんが楽しいショーをみんなに見せてくれました。

このクリスマスパーティー、事前にこじゃんちYASUDAで買物しないと来られないイベントでした(1500円購入ごとに1枚チケット購入可能)。
もしかしたら当日券さえあれば行けたのに!と言う意見もあったのかもしれませんが、このクリスマスパーティーはいわば、あんたろうちゃんからの「安田町のお野菜やおみかんを買ってくれてありがとう〜」という気持ちからの開催だったんだと思うのです。

お客様感謝デー、的な。

いわゆるキャラクターイベントのように知らない人に伝える、知ってもらう、コミュニケーションする、そういう場ももちろん必要だとは思います。が、今回はご当地キャラさんの本来の役割である「ご当地のことを広める、ご当地のものを買ってもらう、ご当地に来てもらう」の使命がくっきりと顕れた、誰に対して「ありがとう」を言いたいか、がはっきりしたイベントだったなーと思います。
ちょっとこれまでにない、新しい形でした。


◎あんたろうのXmasパーティーin平井

そんなあんちゃんはじめ、みなさんからの「ありがとう」と「楽しんでね!」な気持ちがいっぱいのクリスマスパーティー。とってものんびり、ゆったり、過ごせてよきクリスマスパーティーでした。

雰囲気はダイジェストでかなり伝わるのでぜひご覧あれ。


開幕は寸劇「ズレフィセント」。
ただマネの書き下ろしだそうで、ファンタズィィィなミニ芝居でした。

実は入場を30人毎に区切って扉も閉めてロビーで待ってからの客席入場だったんですが、その際にロビーでは「幸せなクリスマスなんてぶっ壊してやるわぁぁあ」的なズレフィセントの声がこだましておりました。

某夢と魔法の国のアトラクションの前室みたいな演出で「それではどうぞ、お入りください!!」と無駄にいい声のたださんが扉を開けてくれるんですが、えっ、ここ、シンデレラ城のミステリーツアーですか?(笑)って感じでした。

茄子のネクタイ、こんなんどこで見つけてくるんや…。


小林くんは梨のネクタイでした、多分。


開幕後は、むかごさんのほのぼのナレーションでお芝居は進みます。
魔女・ズレフィセント(ずれやまズレ子)が世の中の幸せなクリスマスを妬んで、みんなに呪いをかけてしまいます。
(このときのズレちゃん、短髪のシルバーでめちゃくちゃ素敵だった!衣装もシックなゴールドだったなあ〜)
  
 
呪いをかけるときの歌は「おかえし蛸だまし」。確かに恨み節だ。
でもここのズレちゃん、かっちょよかったですね。呪いをかけられてるのに、呑気に私達、ペンラ振りまくってましたが(笑)
このとき、呪いをかけられたコタロウ、こーた、ふにゃっしー達ヴィランズが、目の周りを黒くしておどろおどろしく登場、客席を練り歩きます。
こーたにがぶーって食べられたーー!

  
 
でもどうも、あんたろうくんだけ、いつもどおり…? 最前列でゆらゆら揺れてます。

その後、ズレフィセントが囁くには「この呪いを解くためには本物のサンタの力がいる」とか。

そこで、いろんなサンタが登場〜!!

まずは、うざりんの「うザンタ」なサンタガール!なんで女装!しかもなんかめっちゃ脚が細いし綺麗だし!ムカつく!!(笑)
えーい、えーい!と魔法のスティックで呪いを解くのですが、これは偽物のサンタなのでNG。

続いてなんかでっかい声でキンキラキンの人がステージにやってきて…わー、イシダイラケンが「イシケンサンバ」(マツケンサンバ)をー!(笑)
いやあ〜イシケン、すんごい人気でしたよ〜めちゃくちゃ黄色い声が飛んでました。

「オ・レ!」とポーズを決めるとズレフィセントが「それはサンバ!サンタじゃありません!」
(なんか、ツッコまれたあともまだもう1回、歌ってましたね…笑)
 
 
イシケン、貼り付いた笑顔がうさんくさくてサイコーでした。

 
もうこのへんで笑いすぎておなかいたい。
その間も、キャラさんたちはヴィランズのまま、踊ったり客席ぐるぐる回ったりしてくれるので、目が忙しいったらありゃしない。

最後に後方から、ホーッホッホーッとサンタのような笑い声がしたので振り返ると、そこにいたのはサンタっぽい髭はつけてるけど「サンタじゃなくてケンタ」、ただマネ扮する「ただーネル・サンダース」でした。小麦粉っぽい魔法の粉を振りまいて去っていった(笑)

結局、ニセモノだらけで私達はこのまま永遠にクリスマスを祝えないのか…となった瞬間、急に、あんたろうくんがピカピカ光り出したーー!
(こーた、ふにゃっしー、コタロウが手に持っていたライトをピカピカとあんたろうくんの身体に当てるというアナログ演出)

これぞ、本物のサンタの力ー!
ズレフィセントの呪いはあんたろうくんの美しい心によって解かれ、みんなは無事にクリスマスを迎えることができました。
「次はバレンタインを呪ってやるわ〜!」という、ズレフィセントの不吉な予言は残りつつも、お芝居は幕、となりました。

もうなんかおなかよじれまくったオープニングですべての力を使い果たして、このあとの細かいとこは吹っ飛びました(笑)
 
ここからは気を取り直してゆったりライブ。
イシケンから石田洋介に戻った石田さんの「HappyXmas(War is over)」(…このあと、確か弾き語りで「ラスト・クリスマス」も歌った気がするんですが、私の錯覚ですかね…?)でクリスマスムードいっぱいになったところで、あんちゃんだけが残って主役を称える「安田町が好き」。
2020年にリリースしてからほぼ3年、安田朗くんのいる場で歌えたのって昨年の交野、今回の平井…くらいかもしれません。ようやく聴けた、という気持ち。
背後にMVも流してくれて、安田町の美しさも味わいつつ、みんなでしんみりと聴き入ります。

華やかな着物に着替えたズレちゃん登場。
ここで、ズレちゃんど緊張の石田さんとのアカペラ、「WhiteXmas」。これがしっとり、素敵でしたー。


ここで石田さん、去ろうとするんですが、まだじゃないの、忘れてるでしょ?とズレちゃんに引き止められる。
ステージ端にただーネルが置いていったバーレルの箱が置いてあって(ケンタに箱だけもらえないか相談したらしい・笑)、中には、チキンにくっついた、こーたとあんたろうくんのイラストアクキーが。
実は、招待状デザインのチケットにパンチでいろんな形が抜かれていて、星形が抜かれてる人にこのアクキーが当たり!というプレゼント企画でしたー。うザンタが配ってくれました。めちゃくちゃ笑顔でした。ヤケクソ?(笑)

その後は、ズレちゃんステージへ。
魔法の解けたふにゃ、こーた、コタロウも戻ってきてまずは「ただいま…おかえり」から。
最後のコルレを♪メリクリ~メリクリ~♪と替えたり、♪あけおめ〜ことよろ〜としたり、なクリスマスバージョン。これはズレちゃんいわく、ふにゃのアイデアだったらしいです。
「どこででもいろんな形でできるわ♡」とズレちゃんもお気に召してました。
最後、みんなでドラに合わせてイエー!ってするの、だいたいみんな忘れてて慌てちゃうのがかわいいです(笑)

「北の熊男」はズレちゃんひとりで。
生で初めて聴けました!
バックのMV、未公開のやつですよね…? アックマ様が大アップで登場して、客席大湧きに湧きました。
ド演歌!な熱唱、気持ちよかった〜ペンラが客席で揺れました。

「江戸の花」はみんなで一緒に。

 
最初の「おかえし蛸だまし」でも使ってたバトンを手に、いつから稽古してたのよー!ってびっくりしちゃうくらい完璧なみんなのダンスが素晴らしかった。こーたのキレとふにゃのしなやかさとコタロウのユーモラス!サイコー!
最後の最後にズレちゃんが、花火ならぬクラッカー(結構でっかいやつ)をパーン!(びっくりして倒れるこーた、かわゆかった)
中身のないやつって聴いてたらしいんですが、ごっつりテープ入ってて、ただマネがぼやいてましたね。
そしてこのステージからこぼれたテープはあんたろうダイソンが吸い取ったみたいです(笑)
 



ここで記念撮影タイムへ。


今回もラストの記念撮影のみ、撮影OKでした。
客席から撮ったあと、客席とも撮影。
   
 
ラストは「この客層ならみんな知ってるはず」(石田さん曰く)な「恋人はサンタクロース」。確かに知っている! そして、盛り上がりました!
キャラさんたちは下に降りて再び練り歩き。
コタロウが♪つむじ風を追い越して♪のとき、つむじ風になって、くるくるしててかわいかった!

賑やかに幕〜緞帳降りた〜あれ〜みんなまだ客席にいる〜おや〜?

実は、曲終わりにステージに戻る約束だったのに、楽しすぎてこーたもコタロウもふにゃも戻り忘れたらしい(笑)
てことで、思わぬおまけのアンコールにアカペラの「きよしこの夜」。今度こそみんなステージに上がっての幕となりました。

70分だったんですが、体感的には濃密でもう少し長く感じました。楽しかったなあ。

 
ずれやまズレ子さん、石田洋介さんのおふたりが、声を持たないキャラさんたちのために歌で盛り上げてくださいました。
石田さんはまさかの「マツケンサンバ」(まさかのラメ着物!)、ズレちゃんはアカペラに挑戦!と、これまで見たことのない姿も魅せてくれました。
おふたりがいてくれることがステージの大きな骨組みになってたと思います。音楽的にカチッとした。

 

キレキレに踊ってたこーた。
身体全部で表現して、客席のみんなとたくさん会話してました。
イタズラ好きすぎて、うザンタのスカートも捲ってた。んで、おえーってなってた(笑)



 


ふにゃっしー。
ズレちゃんに名プロデューサーと言われて照れてぶんぶん手を振ってましたが、実際、いろんなこだわりが強いんだろうなーと思います。
しなやかなダンスでした。
バトンはね、ピンクじゃなきゃやだ!って。
 


ふにゃっしーの場合、ステージに立つこと以上に客席の一人ひとりと触れ合いたい気持ちが強いらしくて、降りるとすぐぴゅーーっと後ろの方や端っこの方に向かってました。
ステージの上からもこうやってみんなを見てた。



カッパのコタロウ。
ステップ軽やかなコタロウ。「江戸の花」の股割りみたいなポーズ、コタロウが一番、カッコよかっただすよ!




うざわさんとただマネ。
いつもふたりとも、いろんな意味で身を張って(笑)みんなを楽しませてくれてありがとう。
    

セクハラはだめよ、ただーネル!


そして、ホスト・安田朗くん。
ふにゃにイタズラされて髭が生えるの巻(笑)


キャラのみんなは客席練り歩きオーケーだったのでほぼずっと下にいて、ファンのみんなひとりひとりのところまで来てました。触れ合えるクリスマス、最高。
あんたろうくんはボディの都合で最前列の前を横にしか動けなかったけど、たまに、上下したり、ヒレがパタパタしたりしてたので、きっと楽しんでたんだと思います。
 
 
  




 
実はアンコールのあと、もう一回だけ幕が上がりました。
わっと歓声と拍手が起きて、名残惜しげに、緞帳が降りきるまで手を振ってくれたみんな。

 
ライトがハートマーク!
偶然なのかなー。みんなの気持ちが形になってるようで、見ていて嬉しかったです。

 


◎こじゃんちYASUDA


さて。
今回のこじゃんちYASUDAでもたくさん「安田町」を連れて帰りました。
自然薯は去年より柔らかく感じます。擦りやすかったなー。
お茄子は相変わらずアク抜きのいらない瑞々しさ。トメイトゥも糖度高すぎてもはやデザートでしたよ。
 
おみかんは言わずもがなの甘さ。
会社の同僚におすそ分けしたら、ガチでこれ、どこで買えますか!?と聴かれました。嬉しかったなー。

 
先日、あんたろうくんのなりすましが現れたときに、こーたの描いた「わる太朗」がグッズになってました(笑)

 
予約した人にオマケでついてきた、お春さんのクッキー、激ウマー!

 
あんたろうくんとこーたのオーナメントは光るので、クリスマスパーティーでペンラ代わりに使いました。手が空くから拍手もできてよかったな。
これがライブの予算になるってたださんが言ってたのですが、無事に2日目に完売してたのでよかったです。

 

せっかく平井に来たので、平井でもお買い物を。
珈琲館で久しぶりにホットケーキ食べたり、ふわこっぺさんの店頭で販売してた魔法のコーヒーさんのドリップコーヒー買ったり。
フレーバーコーヒーって変に甘いのがあるんだけど、こちらはコーヒーそのものはスッキリしていて、香りはほどよく、おいしくいただきましたー。

ちなみに、赤いのが今回のチケット。
平井のお仕事はいつも、時間ないからそんなに手はかけてないよー?なんて言いつつとても細かい。凝り性なただマネです。



安田町のおいしいものをきっかけに生まれた縁と場でした。
場を用意してくれたこーた&ただマネ、企画してくれたあんたろうくん&むかごさん、そして、ふにゃっしー、コタロウ、石田さん、ズレちゃん、うざりん、小林くん、関わってくれた皆様、楽しい楽しいクリスマスをありがとうございました!

2023年もまたみんなで楽しく集えますように。