ムラコフェス 2022.4.24 大塚ShisuiDeux


 
 

村越エースケ

★バンドセット
ミト Dr.
村上通 Key.
Ago G.
岡本雄矢(as和尚) Ba.
 ※白石裕人さん体調不良により代打出演
 
★ゲスト
石田洋介 Vo.
下神竜哉 Trp.
 

大塚ShisuiDeux

https://www.shisuideux.com/

 

アルバム

https://photos.app.goo.gl/WBc3HuoZG9bk1amk7

 

 

ムラコフェス。

本来なら昨年4月に開催される予定だった、村越エースケによる村越エースケのための村越エースケバースデーライブ。

緊急事態宣言による延期(しかも、そのあと秋にやろうとしてまたデルタ株流行があって二度伸びた)があって、今年、ようやく!実現いたしました。誕生日前夜祭でした。


ほぼ、1年前に出るはずだった面子、集まるはずだったお客さんが集まって、無事にリベンジ達成!でした。

そのリベンジも直前に白石さん休演という事態があって、バッタバタだったらしいですけども。

ほんとは、互助会とバンド編成だった(ないしは、バンドに互助会が入る形?)のを、互助会・村越通・バンドという3ブロックにわけて。

これはこれで、村越エースケという人が持ってる様々な顔が見られてよかったんじゃないかなーと思いもします。


楽しかったです、ほんとに。


エースケくんの人柄とそこから生まれた縁とが集まって、みんなのエースケくんへの寿ぎの気持ちがグッと煮詰まって濃縮していたような、そんな時間でした。

 

北大塚二丁目互助会では「フレッシュチーズとトマトのサラダ」が久しぶりで嬉しかった!し、石田さんがめちゃくちゃご機嫌にハモる「夜が明けるまで」が楽しかった。

「満天の星」はエースケくん、大好きなのにセトリに入ってなかった。あれは多分、エースケくん、客席で聴きたいんだね。

 

「村越通」は、ホントはなかったはずなので、文字通りのピンチヒッターだった模様。「プラスマイナス」よかったー。初めて生で聴けた!はず!(配信があるとわからなくなりまつ…)

 

バンドでは、私の好きなダークサイド・村越の曲が多くて嬉しかったです(モンキーズ、ボロアパート、共犯者!)。

「HalfMoon」のミトさんのアレンジ、カッコよかった。バンドセットにばっちり。お洒落でした。

下神さんの「共犯者」のミュートも素敵だったし、ラスト再登場の石田さんの「いろは」のボーカル&ハモリもよかった!

 

ラストのエースケくんひとりでの「いつも夢見てた」まで、疾走感溢れる、エネルギッシュな、これまでの紆余曲折をぶっ飛ばすような、そんな熱いライブでした。

 

エースケくん、お誕生日、おめでとう! 

ムラコフェス、成功おめでとー!

色んな意味でエースケくんのネクストステージ、楽しみにしてます!

 

 

村越エースケ&石田洋介(北大塚二丁目互助会)

 

絵本の少年

フレッシュチーズとトマトのサラダ

夜が明けるまで

Catch

PUZZLE

 


まずは、エースケくんひとりで登場、爽やかに「絵本の少年」を弾き語りで。
この曲、爽やかで幕開けにふさわしい曲なんですよね。エースケくん、ほとんどのライブをこれで始めてると思う。少年時代の故郷の思い出。

そして、静岡の先輩、村越エースケ愛しのアニキ、石田洋介の登場で、「北大塚二丁目互助会」。
3度目のステージはいよいよ、南大塚に進出!世界制覇はなるのか!?(笑)


石田さん、御祝だからなのか珍しくベスト(すがもん御殿では定番の執事のやつ)を着用してトラッドにしておりました。
(でもエースケくんがカジュアルだった・笑)

 
 
すごくいいセットリストだったんですが、エースケくんのリクエストとのこと。御祝だからね、好きな曲でいいよ、ってとこだったんでしょうか。

ダンサンブルな曲が並んでじっと座ってるの辛かったー!ヒューヒュー言いたかった!コロナめ!


ひっさびさの「フレッシュチーズとトマトのサラダ」でいきなりグッとハイテンション。
ボーカルも交代する、互助会スタイル。
エースケくん、石田さんと歌詞の拍の取り方違うから曲の印象も少し変わるのがおもしろい。 
久々なのもあってか、ちょっと「おっ?」とふたりで目を見合わせて笑うような場面も。
「ま、それもライブですよ」と笑うふたり。
それはそのとおりなんだけど、その前に忘れないくらいのスパンでやってくださいよ、互助会。


交互に今度はエースケくんの「夜が明けるまで」。これもボーカル交代のスタイル(で、今度は石田さんが歌詞がごにゃごにゃしてた)。

後半のコーラスパート、石田さんがアドリブしたようで、終わってからエースケくんが「僕ら、これ初めてでしたっけ?」「前にもやってるよ」「なんか最後、リハと違った!」「思いついてやってみたんだもん」などと楽しげに喜んでおりました。そういうフレキシブルなことをやってもお互いについていけるのがふたり、いい感じです。


互助会のための新曲(と言いつつ1年経っちゃった)「Catch」、そして最後は石田さんの「PUZZLE」。コーラスパートは客に振らずにお互いで歌うスタイルで、さらりと。

「Catch」は、エースケくんとしては「石田兄貴の声がエロい、夜っぽいからそういう歌詞を歌わせたかった」と言う着想らしいんですが、そうだったんか(笑)

この曲はサビのハモが気持ちいいんですよねー。

ふたりのギターのからみあいもとてもいい。


終始、ふたりの笑顔が見ていて嬉しかったし、ふたりのハーモニーが心地よかった。気持ちの良い時間でした。


今年は互助会でももっといろんな現場に出られることを期待してます。


 

 

村越エースケ&村上通(村越通)

 

 
プラスマイナス
おふくろのうた


予定外のユニット、村越通の復活。
バンドでやる曲数を絞ったんでしょうね。
考えたら1年前、ムラコフェスが中止になったときに村上さん、石田さんと3人で配信をやってたわけで、その意味ではここで村上さんフューチャーになったのはよかったんじゃないかなーと思いました。

 
 
 
 配信でも歌ってくれた「プラスマイナス」。
村越通のテーマってくらい、エースケくんもお気に入りの曲なんだとか。
配信よりもはるかにエネルギッシュに、はるかに情熱的に(途中、立ち上がる村上さんにびっくりした)。

いい歌、ほんとに。
1年越しにやっと生で聴けましたよー。
なんとも感無量でした。

 
もう一曲は、エースケくん、配信もきっと今日、見てくれてると思う、とカメラに手を振りながら「おふくろのうた」。
目元に汗か涙かわからない、光るものを残しながら、万感の歌。そして笑顔でした。

お隣の方が少し遅れて来られて、すっと座ってほんとすぐ、曲を聴きながら涙ぐんでらしたのが印象に残ってます。 

 
 
バンドセット
村越エースケ VO.&G.
ミト Dr.
村上通 Key.
Ago G.
岡本雄矢(as坊主) Ba.
 
石田洋介 Cho.&Vo.
下神竜哉 Trp.

 
 
 
 
 
 

モンキーズ
ボロアパート
HalfMoon
共犯者
HappyNo.1
いろは
 
いつも夢見てた
 

食事&換気休憩を挟んで、バンドセットタイム!
エースケくんのバンドセットではおなじみのドラムのミトさん、鍵盤は村上さん。
ギターは昨年夏かな、大飲み会で遊びに来てさらっとカッコよくギターを弾いてたAgoさん。
そして、ベースは白石さんの代打で急遽召集されたという、和尚こと岡本雄矢さん。
なんの曲かよくわからずやってる、と笑ってました。ぱっと、ついてけちゃうの、すごい!

頭からテンションあがる、ビート強めの2曲。
「モンキーズ」そして「ボロアパート」。

エースケくんは声が朗らかで明るい人ですけど、そんな彼が歌う、ダークソングが私は好きでして。何しろ最初に惚れたのが「ボロアパート」ですよ。
そして、「モンキーズ(当初のタイトルがレイシスト、という)」「共犯者」「Catch」。
暗くなりすぎないとこがいいのかな、と思います。

なのでこの頭の2曲はご機嫌そのものでした。

「モンキーズ」の曲終わり、めちゃくちゃアーバンですよなー。村上さんの鍵盤がすごーくオシャレだった!
「ボロアパート」も聴いたことないくらい、カッコいいアレンジになってたー! 鍵盤ソロかっこいいし、ベースラインがめちゃくちゃ跳ねてた。
バンドアレンジならではの楽しさ、満喫。
 
 
 
 
 
3曲目の「HalfMoon」は尼崎の同名のお店のための曲。今回、まだバンドアレンジ決まってなかったので、と、ミトさんにアレンジを頼んだのだそう。
イントロ削るだの、ふたフレーズ増やせだの、なかなか無茶を言ってきたそうなんですが(笑)結果的にめちゃくちゃカッコいい、華やかなアレンジになってて、うおー!でした。
ミトさん、天才!(加わったフレーズがまたラストの転調に繋がってて変化があってよかったんですよねー)

ここから2曲はこちらもエースケくんと言えば、なゲスト、トランペットの下神竜哉さん。
トランペットが入ると曲のカラーがガラッと変わるんですよね。ある意味で、とてもエロい。

「共犯者」はまさに、曲の中身もそんな曲なので、トランペットの音の緊迫感がなんとも気持ちをソワソワさせる感じ。いい曲だよなあ。曲の成り立ちを聴いてるとちょっとモヤッともするけど(笑・実は不倫の歌なのである)。
 
 
 
ここで、突然のサプライズ、後ろからスタッフさんがちょっと待ったーー!とMCを止める、と、厨房からケーキ登場〜!

エースケくんはもちろん、下神さんも知らなかったそうでびっくりしてました(笑)

 
自分の誕生日を自分で祝うのもなんだけど、と笑いながら「ハッピーNo.1」を明るく。
下神さんのペットの音がさらに曲を明るくしてた。
みんなでお祝いだー! 楽しかったなー。

ラストは石田さんも呼びこんでにぎやかに「いろは」。これも石田さんとエースケくんでメインを割って、互助会スタイルで。この曲だけ、村上さんも入って3人のハーモニーだったのも嬉しかったなー。全員のソロ回しもあって、まさに大団円!

 
 
 
 
 

うれしー!
たのしーー!!
ムラコシーーーー!!!
 
おねーさーん!の唱和が堂々とできる日が早く来たらいいなー。

 
アンコールは、再びひとり弾き語りで「いつも夢見てた」。祝宴を閉じる、しっとりと、静かな、やさしいうたでした。
 
 

ShisuDeuxは何度目だっけな…ほんとにメシウマーなレストランで、いつも美味しく幸せな気持ちにもさせてくれます。

この日、スタッフさんの用意したものとは別に、石田さんもケーキを用意してたとのことで、奥ゆかしくも全部終わってからそーっと持ってきた(ステージで渡せばいいのにー)。
昨夏の大飲み会のときに、エースケくんがケーキを用意してくれたお返しだったんだと思います、多分。
みんなで終演後、お相伴に預かりました。

なんだかねえ、不思議な気持ちがします。
5年前、青山で出会って以来のご縁ですが、ここまで石田さんのことを慕って、場をともにしてくれた人ってほかにいない気がする。

エースケくんのそんなふうに人との縁を多少、強引なくらいの強さで引っ張ってくるところ、すごい強みだなーと思うんです。
彼の作る場は明るく、人の輪がたくさんある。ミュージシャン仲間もだし、ボイトレの生徒さんもだし、ファンの方もだし、全くジャンルの異なる世界の人まで、いろんな人が集う。
そこからさらに新しい輪が広がっていくと素敵だな、と思うし、そんな様を私も目撃できたらいいな、とそんなことを思います。

お誕生日おめでとう。これからもよき現場を、よき歌を作り続けてください。