石田洋介・東海林仁美vsDRIED BONITO

2022.2.9 音楽酒場サラスヴァティ弁天


 
 

石田洋介 Vo./G.
東海林仁美 Key.
DRIEDBONITO
 ヤスヨ Vo./ピアニカ
 潮田和也 G.
 
音楽酒場SARASVATHI弁天

https://kokopelliearthly.wixsite.com/sarasvathi


きっちり共演するのは、これが初でしたね。

石田洋介・東海林仁美vsDRIED BONITO。

(ちなみに「vs」って言ったのは宮さんです)

いやぁ、楽しかった。

すごく濃密な二組、濃密なセッションでした。

ひとちゃんがDRIED BONITOに入ったり、みんなでセッションしたり。新鮮な音がいっぱいで幸せ。


ひとちゃんの鍵盤、さらにさらに丁寧に大きくなってる、と思った。ソウルシンガー、石田さんの歌にからみつくようでした。石田さんが昂ぶっていってて、大きなソウルシンガーでした。

DRIED BONITOは洗練された音の連続でたまりません。ヨシウライダー、やっぱ好きだなーいい曲だなー。今度、ライブ、行きます!


セッションは、愛と青春の旅だちとPUZZLE。

この愛と青春の旅だちが良かったとっても良かったー!ウッシーさんがもっとゴスペルで!って煽るんだけど、確かにやすよさんと石田さんなら、ゴスペル、ブラックミュージックなセッションも聴いてみたい。


第2回、期待してます。

今度はさらにがっつりセッションしてほしい!


なお、今回は本編が長すぎて本編終わったところで20:45! 慌ただしいということで、サンクスムービーは閉店後に収録になってます。ので、現場組も知らない。どんなセッションになってるのか楽しみです。わくわく!

 
石田洋介
東海林仁美
 
おいしいものを食べよう
僕らのムード
チアソング
やっとあえたね
ソウルシンガー
アイタイ
 

昨夏、母になったひとちゃんの、2022年初現場でした。
ひとちゃん、復帰してからの現場のほとんどが石田さんなんですよねー。石田さん、あんまり忖度せず、誘って、ひとちゃんが行きたいと言えば来てもらうってスタンスなのかもしれません。

んなわけで、ひとちゃんは半年以上ぶり、久々のサラスヴァ。石田さんも年明け初のサラスヴァ。あけましておめでとう!からのスタート。

いつものとおり、「おいしいものを食べよう」からスタート。あー、ひとちゃんの鍵盤、きもちいいー!
ひとちゃんが真正面なのもあって、石田さんの顔よりひとちゃんの顔と手元を見てる時間が長くなりました。
ニコニコ弾いてる姿が嬉しいんだもん。
間奏の、「ひとみ、行ってこーい」がなぜかフルネームだった(笑)この日ですが、ひとちゃん、ぶっ飛んでました。石田さんひとりの弾き語りだとロックンロール!なんですが、ひとちゃんが入ると軽やかさが増してジャズになるなあといつも思います。

先月浜松で石川秀明さんとのセッションで初披露したという新曲「僕らのムード」を、ここではひとちゃんと。ひとちゃんのコーラスが可愛かったー。
この2年、石田さんにしては珍しい「今」を歌う曲が続いていて、「アイタイけどガマン」(この曲はでも普遍性高いと思ってますけど)、「ニューノーマル」、そして「僕らのムード」で3曲目。
ただ、石田さんも歌い終わって「これはもう今しか歌えない、来年には歌えないと思う」と言ってたくらい、「なう」な歌詞でした。

「嫌なこと」を、ユーモアに包んで、でも、いやだ!と言う歌。

 
アルバム「アコースティック」からスロウナンバーを2曲。「チアソング」「やっとあえたね」。

この「チアソング」が!とても!好き!でした。
ひとちゃんが鍵盤をやるのは「アコースティック」が出たあとからで、しかも「アコースティック」の鍵盤は実は石田さんがやってて、だからまだ数回。
まだふたりで作る音の形を探しながらじゃないかと思うんですが、この日はこれまでよりひとちゃんのピアノが大きく歌って、石田さんの声を包むように感じました。
聴きながら大きな海、波を連想した。間奏のピアノソロがいきなりじゃなくて、その前のサビのところからもううねりだしていて、間奏でザバーーンと来た。
最後のサビ前の無音も良かったな…。
聴いていたら、ふっと「Fall」を思い出しました。今のひとちゃんの鍵盤で聴いてみたいな。


そして、「もう俺、ギター弾かなくていい? これはもう飾り!」と抱えたまんま、久しぶりにひとり鍵盤だけでの「ソウルシンガー」。

 
とってもとってもよかった。
ひとちゃんの鍵盤って、石田さんとやるときはこれまで「一緒に歌ってる」というより、音に彩りを与えたり、歌に力を添えたり…という感じで聴いてたのですが、この日の鍵盤は石田さんのメロディにグイグイとからみつくようでした。

あー、ひとちゃんもうんと歌ってる、と思った。

そんな力強さに、石田さんの歌もさらにさらに引き上げられて行く感覚がありました。凄味すらあった。


素晴らしいパワーボーカル。
この日の石田洋介コーナーの白眉。

「石田さんの食道の厚みは3センチくらいきっとある、食べてみたい」
「声帯の筋肉がどうなってるのか調べてみたい」

と後で、ウッシーさん、やすよさんに言われてました(笑)

石田さんとの咆哮に、いえーーー!と叫ぶひとちゃん(そういうキャラだったんですねーってヤスヨさんに後で驚かれてました。石田さんに鍛えられてこうなったって気がします)

 

そのまま続けての「アイタイ」。
一緒に歌えないけど手拍子で。タイムラインは盛り上がってたのかな?

この日はドラボニとのはじめまして、もあってか、割と「鉄板」な手堅いセットリストでした。

 
DRIEDBONITO

http://www.driedbonito.com/


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真夜中の待ち合わせ
Darling
昔のはなし
星くず
ヨシウライダー
Tの悲劇
見慣れた景色と物語
まだ汽車は走らない…
 
 

なんだかんだ、きちっとDRIED BONITOのライブを生で聴くのは初になりました。
先日のTHUMBS UPで伊勢さんたちとのごきげんなコラボセッションは聴いてましたが、短めでしたし。

だーいーすーきーなーおーとーーーー! 

でした。好き好き。

ごきげんな「真夜中の待ち合わせ」から幕開け。ウッシーさんの歌も素敵。ヤスヨさん、とにかくピヨーーンと声が伸びる伸びる伸びる。なめらかなシルクのようにふわ~っと伸びる。心地よかった。

2曲目の「Darling」がめちゃくちゃ好きでした…!
歌詞が刺さったー。落ちてく気持ち、グルグルする気持ち、ふうっと落ちる音とシンクロして胸をキュッと絞る。哀しいんだけど、気持ちのいい音でした。

3曲目からはひとちゃんと2曲、コラボ。
そう思うと実はこの日、一番働いてたのはひとちゃんでしたね。

 
 
ひとちゃんのピアノの音、ウッシーさんのキラキラなギターフレーズ、ヤスヨさんの力強い声のトライアングルが美しかった「昔のはなし」。

「星くず」では鍵盤の音をエレピなまるっとしたものに変えてきてそれに思わずニッコリ。
この日は、スロウだったんですが、最近この曲をダンスできるアレンジに変えてたって言ってたのがちょっと想像できなーい。ダンスバージョンも聴いてみたーい!

 
その後は再びふたりで。
サムズアップでの「生またライブハウスで」でも聴いて、超かっけーー!と痺れてた「ヨシウライダー」。
ヨシウラさんから来てるとは思わなかった(笑)
いやでもほんと、ヤスヨさんのピアニカもウッシーさんの強いストロークのギターもカッコよかったです。とにかく、ドラボニの音って気持ちいいんだなー。

みんなに踊れ!とユニークな振り付きの「Tの悲劇」は楽しかったー!

タイトルを変えたという「見慣れた景色と物語」(以前、配信で2ndSTREETのCMに使われたと話してた曲でしょうかね…? )をしっとりと、そしてラストは「こんなときだからこそ前向きな曲を」と「まだ汽車は走らない…」。

ヤスヨさんの伸びやかで、柔らかく、しなやかで強い声と、華やかなウッシーさんのギターにやさしいコーラス。
すごく洗練されている、と感じました。
美がある。聴いてるうちにウットリしてしまう。
いつまでも聴いていたい心地でした。

 
 
 
セッション
愛と青春の旅だち(Up Where We Belong)
PUZZLE
 
 
 
 
もーねー、これを聴きに来た、ですよ、私。
嬉しかったー。ずっとセッションいつかなーいつかなーって待ってた、石田さんとヤスヨさんのデュエット。
「愛と青春の旅だち」はかなりがつっと歌ってもらえて幸せでした。
(石田さん、白シャツを着てきたのはこの曲のためって話しかけて結局、説明なかったけど、リチャード・ギアが白い制服だからってことっすかね?)


ひとちゃんの丸いキーボードの音と、ウッシーさんのきらきらしたギターがムーディーに、ふたりの歌を盛り上げます。
日本語の歌詞、初めて聴いたなあ〜。


元になったカバーは郷ひろみと松田聖子(おお、「未来で一緒になろうね」カップルだー!)バージョンなんですが、ウッシーさんいわく、原曲のジョー・コッカーが両手をフリフリさせて歌うんだそうで、どうしてもそれを真似しろって言われたんですって。

石田さん、やりかけてたけど、突然コーーッ!とテンション上げてきたウッシーさんにびっくりする方が勝っちゃってやりきれてませんでした(笑)

 
気になったのでジョー・コッカー版を探してみた。



ほんまや(笑)

でもこんなブラブラさせて歌う石田さんはちょっとやだなあ(笑)

ウッシーさんはもっともっとソウルに!ブラックに!と煽ってたので、次はぜひ思い切り!


ラストは石田さんの「PUZZLE」を全員で。


ウッシーさん、♪ひとりひとりが 大切なひとり♪に新しい振りをつけてくれてました。
(ドラボニってダンスが好きなのですねえ)
ヤスヨさんは、君と僕のテレコにちょっと困ってましたが(笑)コーラスタイムだけでなく、途中にもコーラス入れてくれて、バンドっぽくて嬉しかったです。



宮さんの新作、油そば(ノーマル)。
光栄にも、実食第1号でした。いえーい。うまーい。またすぐ食べたーい。味変の酢もよし、多分、和辛子もイと思う。
ちなみに辛いバージョンもあります。←唐辛子の辛さが苦手なので試してない。石田さんとヤスヨさんはまかないで辛いの食べるって頼んでたー
 

いやー、ほんと楽しいツーマンでした。
サラスヴァでこその出逢いで、サラスヴァでこそのセッション。嬉しかったなー。

なんかね、このツーマンの打ち合わせのためにグループLINEができたそうで。せっかくできたグループLINEなのでぜひそのまま活用していただいて、お互いの曲をデュエットするとか、カバーめちゃくちゃやるとか、がっぷり組んだライブもぜひ聴きたいです。

ドラボニの「見慣れた景色と物語」、石田さんとヤスヨさんのハーモニーが聴きたーい!
石田さんの曲をドラボニがカバーしてくれても素敵そう。逆もまたしかり。
とても「次」が見える、楽しみになるライブでした。