LiveAitai2021

志木市民会館パルシティ 2021.6.5

 

 

「ライブ アイタイ2021」公式サイト

https://rapiit.jp/aitai2021/

 

ツイキャス配信(6/19まで購入・視聴可能)

https://twitcasting.tv/rapiit_kappa/shopcart/75690

 

志木市民会館パルシティ

http://www.sbs.or.jp/shiminkaikan

 

 

【GCB47】
カパル Ba.
スパンキー G.
戸越銀次郎 Key.
ブッシャア・アズナブル Dr.

石田洋介 Vo.&G.

 

ゆきゆっき Vo.

あおちゃん Vo.
アックマ様 G.

イナゴージャス Dr.

【THE GOT KNEED STONE】

石田洋介 Vo.&G.

エンリケ Ba.
田光マコト G.
大久保太 Dr.
東海林仁美 Key.
ゆきゆっき Vo.

あおちゃん Vo.


ずれやまズレ子

大崎一番太郎
コアックマ
こーた
じゅっけん カッパのコタロウ
しんじょう君
たかたのゆめちゃん
ふなごろー
ふにゃっしー

 

テレ玉くん

権田原花子(カパル アテンド)
荒木優里(テレビ埼玉 アナウンサー)

 

声の出演:ふなっしー(犬山劇場)/鵜沢裕(ラピート)

 

 

 

 

「アイタイ」コンサートが帰ってきた!

2015年春、石田洋介ミニアルバム「アイタイ」のリリースコンサートとして、パルシティを皮切りに全国5カ所のホールと2カ所のライブハウスで開催されたキャラクターコンサートシリーズ「アイタイ」。
2015年、羽生での「アイタイ5」をもって、その形としてはいったん幕を引き、その後そこからのスピンオフ・ジャンプアップの企画として「PUZZLE」「MIRACLE」「ボクタチハナカマダロ」など様々なスタイルのキャラクターコンサートがパルシティを主な会場として各地で行われてきました。


最後に行われたのは2019年の曳舟文化センターでの「MIRACLE」。
本当にちょうど2年前。ご当地キャラフェスinすみだの一日目のあとというかなりのタイトなスケジュールの中、開催されたライブでした。ゆずがっぱちゃんの冬眠が発表されたため、冬眠式もあって、いろんな思いが錯綜したのを今も濃厚に覚えています(ゆずがっぱちゃん、元気かな~)。

それから2年。

2年空いたのはCOVID19禍のせいでもあるけれど、じゃあ、それがなかったら去年こういうコンサートがあったのかというと、そうじゃないという気もする。
大きなイベントのときでないとたくさんのキャラクターは集められないけど、大きなイベントに合わせるとそれだけキャラクターにも出演者にも負担が大きくなるし、もちろん主催も大変。観客もなかなか身体的にはハードです。
ここ数回のコンサート、誰もかれもがちょっとしんどそうだったのも否めなかった。
ご当地キャラ界全体が2020年は少し縮小していくような気配もあって、いろんな見直しがあるかもしれないなあ…と思っていた中でのCOVID19禍到来。

ご当地キャライベントはほぼ壊滅しました。


すみだは中止。白河、彦根はオンライン企画に、羽生も24時間生配信に。
そのほかの茅ヶ崎、福知山、小樽、深谷、佐野、交野…数えきれないほど、企画が予定されては延期ないしは中止、配信に変更になるということが繰り返され続け、今に至っています。

各地域の小さいエリア、かつ感染予防対策の可能な範囲で、昨秋くらいから少しずつ場は復活してきましたが、たくさんのキャラクターとお客さんが一堂に会する形は、昨秋の「ゆるキャラグランプリファイナル」がほぼ唯一だったように思います。
キャラファンのみんなもキャラのみんなも、キャラ運営や関わるアーティスト、スタッフの皆さんも、とにかく「逢えない辛さ」でいっぱいのこの2年。しかも多分、もうちょっとこの状況が続くと思われる。

しんどい。


不要不急かどうかなんて決めるのは誰でもない、自分自身でしかないのに、他人に決められ続けた日々。
多くの人が気持ちの限界だったと思います。

2021年。
再び緊急事態宣言の中ではありましたが、「アイタイ」を始めた男、ラピート社長鵜沢裕氏がもういい加減、我慢しないぞ!と気炎を上げ、イベント開催を決めました。


その名も「LiveAitai2021」。
原点に返る「アイタイ」。
皆の今の一番の気持ち「アイタイ」。

「アイタイ」はそもそもは石田洋介さんが彦根キャラ博のテーマソングとして書き下ろした「キャラファンの視点からのラブソング」ですが、昨年、石田さんの現場(石田さんはキャライベ現場はなくなった分、自身の配信番組「アイタイからアイにイク」を始動し、各地のキャラさんに自ら逢いに行ってその様子を私達に伝え続けてくれています)でこの曲を聴くたびにとても心を刺激され、アイタイ気持ちを募らせ、またその歌の力に「いつか必ず会うんだ!」と励まされてきました。
配信のチャット欄に溢れる「アイタイ!」の文字からも、皆さん同じ気持ちだったと思います。

私達の心の代弁であり共感であった、その「アイタイ」思いこそ、今、一番、コンサートタイトルにふさわしい。

そう、鵜沢さんも思ったんだろうと思います。

 

懐かしいパルシティに集まった、ファンそしてスタッフさん、キャラさん。

グリーティングはなかったため、キャラとファンの交流はステージに限られましたが、ファン同士やスタッフとファンの交流は物販時間や入退場時にわずかな時間ではありましたが、ロビーや物販会場周辺で可能でした。

 

あちこちであがる、小さな歓声。感激の声。

マスクで覆われていても嬉しそうにしているのがわかる、みんなの下がった眦。

思わず涙ぐむ人。

 

 

この日、あちこちで起きていた「感激」の光景。

気持ちの泡が弾けているのがわかる、感情がきらきらと輝いている、美しい光景でした。

 

美しい光景はホールの中にもありました。

 

発声禁止・マスク着用は事前に通達があったので、客席はとても静かでした。ホール内ではおしゃべりしている人、少なくとも私の近辺ではいなかった。ライブ中も、小さな思わず立てた笑い声や嘆息はありましたが、歓声はありませんでした。

 

そのかわり、色とりどりのペンライトが波を打つ。

 

スイッチひとつで推しの色に変わるペンライト。

気づけばふなっしー、CHARAMEL、ふにゃっしー、ふなごろー、アックマ様、コアックマちゃん、しんじょう君、コタロウ…いろんなところで作られるようになっていて、持っている人がとっても多かった。

 

この波が本当にきれいで…今までも何度も色んな場所でペンライト綺麗だと思ってきましたし「約束の場所」でも美しさに泣いたけど、今回はみんなの気持ちがいつも以上にこもっている(振り方もなんとか感激を伝えようとみんなとても強かったと思う)ように感じられて、見ていてことさらに幸せでした。


ライブはとにかく、楽しかった、嬉しかった、ありがとう、の3語に尽きるように思います。
当日終わってからあれこれツイートもしましたが、言葉が気持ちに全然追いつかなくて言い足りないことばかりでした。

 

私自身は石田さんや多田マネ、鵜沢さんがそれぞれの場で奮闘してくれていたので、昨夏からずっと石田さんのライブや平井でのキャラクターコンサート、おさんぽ、Hugoやラピートでのグリーティングなど、比較的途切れることなく「現場」がありました。

なので、推しに会うの久しぶり!という感激はずっと待っていた方々よりは弱かったかもしれません。それでも、これだけの人数が集まる、これだけのキャラが集まるイベントはさすがに久しぶりで興奮は抑えきれませんでした。

ずっと我慢していた人にとってはさぞや、と思います。

 

前説のご当地キャラ協会の荒川さんとこーたアテンドの多田マネの、変わらない姿にほっとしつつ心をほぐし、やがて、緞帳が降りたまま、サビのフレーズをリフレインさせる「アイタイ」のリミックスが流れてきて、自然と客席から手拍子が起きる。

どんどんどん、とバスドラムの音。

緞帳が上がり、ステージの上にみんなの脚が見える、それでもう一気にテンションアップ!

 

GCB47だーーー!!

あちこちで立ち上がる人がいて、それを見てか、バンマスも「立った方が楽しいぜー!?」と客席を煽り、わっとみんなも立ち上がる。

あの独特の熱気。心とともに揺れるペンライト、大きな手拍子、拍手。

やっと来た、この日が!

これを待ってたんだ!と昂ぶる想いでした。

 


構成としては二部制。

最初の「アイタイ」のようにキャラコーナー・石田洋介コーナーというような分離ではなく、アーティストも含めての一体感あるキャラクターコンサートでした。どちらも並び立っていた。

これまでのこのコンサートシリーズの中では一番それが感じられる構成だったと思います。


GCB47・石田洋介withTHE GOT KNEED STONE・犬山劇場という大きなブロックはありながら、それぞれのブロックの出演メンバーは重なり合って分断がなく、人もキャラも渾然一体になっている(犬山劇場でのずれやまズレ子さんの「人とキャラの境界線」にいる、ふたつを繋ぐ役割がとても大きいと思いました)。

楽曲はキャラクターソングをメインとし、出演キャラ個々にも十分にスポットが当たる構成。

 

これを可能にしたのは(COVID19感染拡大防止のために密を避けるという方針もありますが)出演キャラが絞られていたというのが大きい。キャラクターがただいるだけじゃない、それぞれの仕事・役割をきちっと果たせる形になっていたこと。

(逆に言えば、今後もし状況が戻ったとしても出演キャラクター数のある程度の絞り込みはあった方がよいのだと思います)

GCB47の「いつもの」直球!な演奏。明るくて気持ちのいい音!

テレ玉くんとカパルの楽しいダンス。
コアックマちゃん、ふにゃっしー、ゆめちゃん、こーたのキュートなダンス。いやもうほんとピンク!ピンク!って感じで心の中、ハートマークでいっぱいでした。
いっちゃん、しんじょう君、コタロウ、ふなごろーの「緑っぽいチーム」のお芝居はシュールでずっと笑ってた。

ごろーさんはなんとGCB47でも、石田洋介を差し置いてのボーカル披露!

それらを支える「人間達」も、出るとこは出る、抑えるとこは抑える。緩急。


ズレちゃんはずっと後ろで控えめに、にこにこダンスしたり、コーラスっぽいことしたり、それでいて真ん中に出てくるときはうんと派手に賑やかに。
あおちゃんは姿勢がぴ!!ってしたまんま、でも大きな声ではきはきと。まじめが素敵。
ひとちゃんはにこにこ、エンリケさんはやさしく、フトフトさんはたくましく、田光さんや艶やかに、音でそんなみんなを支えてくれる。

ゆきゆっきもボーカル担当が増え、さらに華やかに!コーラスも美しい声で音を彩ってくれました。

 

石田さんはメインボーカルの量が減った分、より全体のディレクター感が強まったように感じます。現場全体を見てる人という感じ。MCしつつ全体の進行も任されていましたしね(カパルは後日のテレ玉「マチコミ」で、最終的に30分押しだったのは石田さんのMCのせいだと混ぜっ返してました。そんなに喋ってた印象はなかったけどな~? ファンの欲目?・笑)。

歌えば、800キャパのホールを埋め尽くす声量で客席を圧倒していました。ライブの肝はやはりこの方の歌にかかっていると、これはファンの欲目を差っ引いても、確かにそこは変わらないのだと思います。

「僕らは友達」「やっとあえたね」「アイタイ」と、石田さんのオリジナルソングの中でもキャラクターの世界に関わりの深い3曲をすべてエンディングに持ってきた、それが何よりの証拠かと。この世界を締める曲。

 

 

今回のステージの目玉は、

 

・GCB47の新曲「きゃらきゃらロケンロー!」お披露目

・テレ玉「マチコミ」さんとのコラボレーション(マチコミギャルズによるダンス!)

・「メンバーチェンジは多めです」…イナゴージャスのGCB47参加、ずれやまズレ子さん本格参入、ふなごろーボーカル参入、ゆきゆっきの息子さん「AO」こと、あおちゃんの参加

・久々の犬山劇場

 

というところでしょうか。

 

 

「きゃらきゃらロケンロー!」はCD発売と同時のライブ披露、それもテレ玉さんとコラボ!とあってかなりのボリュームが割かれていました。

 

パイセンとアックマ様のギターの掛け合い、初参加とは思えないイナゴージャスの鋭いドラム、マチコミギャルズの楽しい振り付け(サビのとこすぐ覚えられるー!)、ゆきゆっきのソロパートの充実とあおちゃんのコーラスの愛らしさ。

 

何より、マチコミ内でのブレーンストーミングを基に生まれたという石田さんの書いた歌詞には、そっと「今」への思いがこめられていたように思います。

 

あるはずのものがなかった悲しみ

そんな思いはさせたくないけど

自由こそロケンロー

ロケンローこそ自由

 

思っきりやろう やりたいようにやってやろう

 

難しいことを考えたりするけど

簡単なほうが やっぱみんな好きじゃない?

 

明るいロックのビートの底に、たくさんのみんなの悲しみ、辛さが流れていて、それを掬い取った上でバンマスが尋ねる、

 

「アユレディ?」


に、声には出せないけど、拳で応えました。

 

「オーライ!」

 

みんなで応えられた、幸せ。

みんなで一緒に踊れた、幸せ。

嬉しくなりつつ、そこはかとなく切なくもある、いい曲でした、とても。

 

 

GCB47は2019年の志木市民まつり以来、一年半ぶりのステージ。

イナゴージャスのドラムはびっくりしたなあ…ダンスもすごいし、いろいろ持ってるなあ。

アックマ様のノイジーで気持ちのいいギター、ゆがみ。比して、高音のきん!とした感じが耳に響く、パイセンのグレッチ!!ふたつの音の重なり合いがサイコー気持ちよかった!

カパルはCHARAMELを経てぐんとステージングが安定してきていますが、この日もすごく安定してたと思います。銀ちゃんはショルキーで軽やかに。PAの関係もあると思うんですが、鍵盤の音はいつも以上にクリアに響いてました。

 

GCB以外のキャラさんたちは、ふにゃっしー、コアックマちゃん、ゆめちゃん、こーたのダンスメインチームと、大崎一番太郎、しんじょう君、カッパのコタロウ、ふなごろーのお芝居メインチームに大きくわけられていて(カラーリングまでピンクと緑って感じでした)、それぞれの活躍の場がしっかりありました。

これは前回の「MIRACLE」からの踏襲という感じですね。

 

ダンスチームはとにかくチームワークがよかった。自分たちのメインパートじゃないときも一緒に同じポーズで揺れていたり、お互いの曲をきちんと振付まで覚えてきていたり。ダンスがみんなびっちり決まっていて、すごく練習したんだろうな、ってわかりました。

(「コタロウ・ブギ」のときに、下手でそんなの関係ねえ!ってやってたのめちゃくちゃ笑いました)

 

お芝居チームはパッパの犬山劇場「ラッキー・ホラー・ショー」。

タイトルからもわかるとおり、「ロッキー・ホラー・ショー」のもじりですね。展開は全然違ったけど(笑) 

今回は、ずれやまズレ子さんの参加がはずせない見どころでした。まさかの「アナザディメンション」における「カパル」役。もうほんと、これを思いつくパッパの脳味噌、すごい。

その「アナザディメンション」の設定、問題の解決方法の強引さ(よく考えると道理はまったく通ってない)、相変わらずのパッパの剛腕が冴えたシナリオでしたが、とってもシュールで面白かったです。

キャラのセリフひとつひとつに、いっぱい小ネタが仕込まれてて(パパはニセ番太郎に夢中、とか、鵜沢さんはめんまに夢中とか…)、終始笑いっぱなしでしたが、大声で笑えないので、拍手でウケる観客がよりシュールを醸成するっていう。これはさすがにパッパも想定外だったかな。

声のある子(ふなごろー、イッちゃん)と、ない子(コタロウ、しんじょう君)とがいたので、すべて「声の人」を導入して、ズレちゃんも含めてセリフは事前録音だったわけですが、音のバランスも安定したし、お芝居のテンポも安定して感じました。これ、よかったと思います。

ちなみに、途中でふなっしーと鵜沢さんも声の出演がありました。ふなっしーの演技感と、よく考えたら意味不明な内容が最高でしたね。小麦から作るキッシュって(笑)


そして、THE GOT KNEED STONE。

今回はドラマーがパルシティははじめましてのフトフトさんこと大久保太さんに変更。

まさか!なレパートリーまでTHE GOT KNEED STONEの生演奏でした。

一番うわーって思ったのはずれやまズレ子さんのレパートリーでした(前回のMIRACLEでは「フトモモDEサンバ」をアコセットのガニバンドで演奏してるんですが、フルバンドは初でした)。

できない曲なんてないんじゃないかな、この人達、と嬉しくなっちゃいました。

THE GOT KNEED STONEの生演奏でこれだけのキャラソン連発って贅沢すぎないかい、しかし。


 

とまあ…この調子で書いてるとまた長くなるので(気づいたら30分押しだったこの日のステージのように!・笑)、このくらいにしますが、とにかくもう楽しかった!

同時に、こんな光景を月に何度も見ていられたこれまでがどれほど幸運な贅沢なことだったかを痛感した夜でもありました。




本編の最後が「僕らは友達」で、カーテンコールに新曲「やっとあえたね」そして「アイタイ」。
泣かずにいられない展開でした。

 

「やっとあえたね」は石田さんいわく「アイタイ」のアンサーソング。

再び私たちファンのことを描いた曲なのだそうです。

 


やっとあえたね 嬉しいよ
僕らずっとすれ違ってたから

やっとあえたね おかしいよ

嬉しいのに 涙が出ちゃう



言葉数がすごく少ない、シンプルな言葉しか並んでいない、でもだからこそ余計に誰の胸にも「ああ、そうだ」という強い共感が浮かぶんじゃなかろうか。

「コロナがなかったら生まれなかった曲」と石田さん。確かにそうかもしれない、けれど、COVID19禍の中で一過的に聴かれるのではなく、この先ずっと大切に聴かれるであろう、普遍性の強い曲だと思います。


 

「僕らは友達」で、石田さんが「忘れんなよー!」と吼えたところでもう目が海になって、胸がぎゅっと苦しくなって、そこにこの「やっとあえたね」が来て、まさに「嬉しいのに涙か出ちゃう」状態に。

そして、また必ず会おうな!と「アイタイ」。

これっきりしないぞ、これからもっと会っていくんだぞ、そういう祈りと宣言。

まだもうちょっと辛い時期が続くこともわかってるだけに、より強く。

声に出せないのはつらかったけどその分もこぶしで応えた「アイタイ」でした。

 

そして、幕が降りたあとのピアノだけの「パーティが終わった」。


感動的なエンディングでした。

 
 

まだまだ100%の形ではないけれど、こうしてまた逢わせてくれてありがとう。

困難な状況の中、諦めずに開催してくれてありがとう。

幸せにしてくれてありがとう。

これまでなら、ひとつのイベントが終わったらすぐに、よし次だ!って数日後には違うイベントやライブがあって、日々が車輪のように回っていたのに。

アイタイが終わって、次…と思うと。ちょっとしゅんとしてしまいます。

大切な、貴重なライブでした。

つくづくと、ありがとう、に尽きます。

 

2015年のアイタイがあったから、この夜がありました。

積み重ねを強く感じた、さらにキャラクターと人間との融和が高まったライブだったと思います。

いずれ西にも、南にも、北にも。

近いうちに各地で「やっとあえたね」の言葉が皆さんの耳に生で届けられますように。

 


セットリスト
第一部
GCB47のテーマ~GO.TO.U.CHI.ラブ!
AKKUMA☆TIME6:66
きゃらきゃらロケンロー!
咲き誇れさいたま(SDDK)
きゃらきゃらメドレー
 ふにゃっしーボン・ボヤージュ
 たかたのゆめちゃん
 ウレションDEチャチャチャ
 コタロウブギ
 すさき好きキャラしんじょう君の唄
 mgmgはっぴ〜
 Hello!Hanyu☆Hanyu


「犬山劇場~ラッキー・ホラー・ショー」
マリモに触れたら阿寒湖
すさき好きキャラしんじょう君の唄
炎上ボンバー
愛のシリコダマ


第二部
キャラ・キャラディスコ
カパカパ!ShikiCity
きゃらきゃら天国
ふにゃっとマーチ
八百萬のキャラ様
僕らは友達

アンコール
やっとあえたね
アイタイ

パーティは終わった(instrumental)

 

 

今回も最後に記念撮影タイムがありました。

そのときの写真とともにそれぞれの出演者について振り返ってみたいと思います。

 

今回の目玉企画、テレ玉さんのコラボ。

カパルと荒木アナの縁、SDDKの動きなどを経ての展開でした。

荒木アナは昨年の「約束の場所」を客席で見てらしたそうで、こんな風に自分がステージに参加できるなんて、と感激の面持ち。

「きゃらきゃらロケンロー!」「咲き誇れさいたま」では、カパルアテンドの権田原花子さんとともにダンサーとしても活躍でした。いやー笑顔がかわいいんだ~。

途中のクラップタイムで、荒木アナは30歳だそうだから30回!!という、石田さんの年齢暴露攻撃にも全く動じず、明るく応えてくれてました。

このとき、パイセンとアックマ様がめっちゃ荒木さんに向かってギター鳴らしてたのおかしかったなあ。

 

テレ玉くんはほとんど可動域のないスタイルながら、ずっと両手をぶんぶん振ってはずんでいて、石田さんの「楽しんでくれてたのかなあ」という問いかけにも、覗き込んでうんうん!と答えてくれてました。かわいいのう。

「マチコミ」、これからも要チェックですね~。

 

 

 

 
 
しんじょう君と大崎一番太郎くん。
私、二人が揃って並ぶところを見るの、それこそ二年前の志木市民まつり以来です。
今回の「犬山劇場」のヒーロー・ヒロインでしたね。
しんじょう君のゆったりした動き、イッちゃんの軽やかな動き。
相変わらず嫁様大好きなイッちゃんで嬉しかったなあ。
「犬山劇場」はパッパにしては小品なんですが、その中にシュールが詰まっていてすごく面白かったです。
「しんじょう君のうた」をふたりでデュエットしたの、ときめいたー!
 
 
GCB47チーム。
ブッシャアは後半のみの登場でした。どこ行ってたの?ってバンマスに聴かれて一所懸命なんか手振りで答えてたけどわかんなかった(笑)
きゃらきゃらロケンローで「ドラムが雑でも」なんて歌われてましたが、エネルギッシュな音は健在! 
腹に来るドラムでした。
THE GOT KNEED STONEのときに勝手に動き回ってフトフトさんの後ろに回ろうとして、なんかこけて配信カメラぶったおしたりしてました。
相変わらず、自由。

 
今回、音のバランスがいつもより鍵盤強めで、いっぱい銀ちゃんの音が聞こえたのは嬉しかったです。「AKKUMA★TIME 6:66」とか最高だったねー!
最後の方でアックマ様と真ん中で決めてたのめちゃかっこよかた!
途中でちょっと音声トラブルもありましたが、ショルキーだと自由に動けるのでほかのメンバーとのセッションや、バンマスのお尻叩き(あ、でも珍しく、今回はやさしかった!←いつも激しめ)が見られて楽しかった。音は不安定になるかもしれないけど、ショルキーがいいな。
最後の「やっとあえたね」のときにひとちゃんの鍵盤をじっと見ていて、ひとちゃんと見つめあってふふふって笑いあって、そして拍手して讃えて…って鍵盤同士のふれあいが素敵でした。
 
アックマ様はパイセンとのツインギター。圧巻、安定感。
「きゃらきゃらロケンロー!」の掛け合い、「きゃらきゃら天国」のソロ、ほんと素敵でした。
「GCB47」のテーマで、すごくフリーに音の隙間を縫うように鳴らしてたあれがかっこよかったんだなあ…アックマ様の音には独特のざらつきと歪みがあって、耳を奪われます。
GCBタイム以外ではあおちゃんの前あたりにすーっとやってきて、実にテキトーに踊ってた、その踊りの味も好き。
 
 
 
スパンキーパイセンはここではナーフもってますけど、実は使用禁止令が出たそうで。
だいぶ萎れてたそうですが、このご時世、やむなしかな…いつかリベンジしてね!
ギターではいつもなんかしかのトラブルに遭うパイセンですが、今回は弟の銀ちゃんがトラブルに見舞われたおかげか何事もなかったようです。
昨年手に入れたグレッチ、いい色だった~やっと生で見られました。きん!とした高めの音に感じました。アックマ様のギターのざらつきと好対照で、「きゃらきゃらロケンロー!」でのかけあいは聴きごたえありました。

「キャラ・キャラディスコ」のパイセンのギターソロがめたくそ好きなので聴けて幸せ。最後のサビ前にアックマ様とふたり、しゃがむのかわいいよね。

「きゃらきゃら天国」でのジャンプ!も健在でした。

そういえば、前半は黒いTシャツ、赤マフラー、赤シューズで、なんとなーくロカビリーチームに寄せたコーデだったのかな?と思ったんだけど、どうだろう?

 

ふにゃっしーはレインボーカラーの新しいドレスで登場。新調ですね~! ドレス職人さん??が見事すぎます。後半はブルーの「ふにゃっとマーチ」なドレスでした。

「ふにゃっとマーチ」といえば、やっとみんなで踊れたのが嬉しかった…この機会をほんとに長いこと、待ちましたもんね。

ふにゃっしーは自分のダンスパートじゃないときにも本当に表情豊かで、歌詞に合わせていろんな身振りをしてるのを見るのが楽しかったです。「やっとあえたね」で泣けるねってスカートで涙を拭いていたり、「アイタイ」の「振り返ってばかりの歌詞でくるっと振り返ったり。

ステージの上での意識がとっても高い猫ちゃんでした。

 
権田原花子さん。
荒木アナとの「マチコミギャルズ」。ロカビリー風のおそろいの衣装、ほんとにキュートでした。私、花子さんのポニーテール、初めて見たかも。
「きゃらきゃらロケンロー!」の振付、サビのぐるぐる回すとこ、一発で覚えた!わかりやすい!!
途中、ボーカル陣にからむような振付があるんですが、そこを腕や肩に触れないようにしてあって、こういう時期だから配慮されたんだなあ、とその気配りに感動。
早く遠慮なく、バンマスのあごをこちょこちょできるようになりますように!
ここ、バンマス、うれちそうでした(笑)
 
 
コアちゃん。
アックマ様ともども、角に公式グッズのシュシュをつけててめっちゃおしゃれでした。
ドレスも最後の最後にこの黒のアックマ様とおそろいのに着替えてきて、あの短時間で!?ってびっくりした~さすがです。
「mgmgはっぴ〜」でひさしぶりに一緒に踊れたの本当にうれしかったー!
メドレーで短かったけど、そこにぎゅっ!とエネルギーいっぱい!でした。
 
ふにゃ、ゆめちゃんと「めんこいトリオ」でずっと一緒にきゃっきゃしてるのかわいかった。
こーた王子に守られつつって感じでこのチーム分け、大成功でしたね。
 
 
ふなごろーは、もうなんていうか、控えめに言って最高でした。
犬山劇場のほか、後半のGCB47タイムでは「カパカパ!ShikiCity」のボーカルまで担当。

前日に「ボヘミアン・ラプソディ」の地上波放送があったせいか、急に髭をつけてきた!

ゴロディ・マーキュリー、再降臨!(2年前のお誕生日会で披露したのです・笑)。

それだけならともかく、いきなり、エーオ!って声を出せないオーディエンスにコールアンドレスポンスを要求する無茶苦茶。

さらに声を出せないからって「WeWillRockYou」のどんどんぱん!を要求。みんなが手拍子足拍子で応えていると、めちゃくちゃな英語で歌い出したー!!

これ、もうほんと声に出せないのつらかったです。隣で石田さんが思いもよらなかったらしくて、爆笑してたのも印象的。

歌も大熱唱でした。石田さんは「何を歌ってるかさっぱりわからなかったけど、面白かったのはまちがいない」って笑ってましたが、歌詞はわかりましたよ。

ただ、一か所だけ、「富士見市はえーと?」のところを「ごろーは船橋産の×▽?★※ーー!!」って言ったとこだけは、配信で何度再生しても聞き取れません(笑)

 

最後にはマイク曲がっちゃって、ほんとにふなっしーのオトートゥだなあと血を感じる、激しいパフォーマンスでした。

カッパのお皿のっけてきてたけど、髭であんまり目立たなかったですね。


こういう強烈な印象ばかり残ってますが、それ以外のときに実はダンスの振付もちゃんと入れてきてて、さりげなーくキレキレで踊ってました。

  

 
 
じゅっけんカッパのコタロウ。

なんかねえ、こういうときの常なんですけど、コタロウってあんまり真ん中に行かないんですよね。自分の「コタロウ・ブギ」ですら、真ん中にはいない。そういうとこがかわいいんですが。

「コタロウ・ブギ」では、下手のそんなの関係ねえ!なふにゃたちに比して、上手で男子チームで変なおじさんをやってました。

「犬山劇場」の「マリモに触れたら阿寒湖」の「震えてるの~~」の歌詞に合わせてぶるぶる震えてるのがものすごいツボでした。

「ウレションDEチャチャチャ」で、こーたとデュエットダンスになってたのもよかったな~。この間のこーたのバースデーライブでは踊れなかった分もおもいきり、という感じで。

コタはほんと、ズレちゃんが好きですね。



たかたのゆめちゃん。
たかたのゆめちゃんのテーマソングを生演奏で!それもTHE GOT KNEED STONEで! なんか新鮮でしたわー。
この日はめんこいトリオのおしとやか担当って感じのステージでしたね。
「Hello!Hanyu☆Hanyu」だったかな、すごい足が跳ねてて、そういうゆめちゃんのダンスの上手なとこを今後はトリオでがっつり踊るとかそういう場面で見せてほしいです。
 
 
 
ずれやまズレ子さん。
「犬山劇場」でのアナザー・カパル役がインパクト大でしたね。
パッパの絶妙な配役で、人間界とキャラ界とを繋ぐ役割が見事に活きていたと思います。
今回はキャラソングで全体が構成されている中なのに、犬山劇場の中でズレちゃんのオリジナルがそっと入っても違和感なくて、やっぱりズレちゃんってファンタズイィィに限りなく近い人なんだな、って思います。

前半の「ウレションDEチャチャチャ」でさりげなく、石田さんに迫ろうとしてたんですが、やや拒否られていたのにめっちゃうけた…また「だー兄さん」呼びに戻らないようにファイトです!

後半の「八百萬のキャラ様」での「今日の我慢がいつか実を結びますように」の一言、しみました。
2曲ともTHE GOT KNEED STONEの豪勢な生演奏で、とくに「八百萬のキャラ様」ではズレちゃんも気持ちよかったのか、熱唱!でした。
 
 
こーたは、男子だけど「女子チーム」な感じの、ふにゃっしー、コアちゃん、ゆめちゃんと一緒のダンスチームでした。
「ウレションDEチャチャチャ」をバースデーライブでは生で見られなかったので、やっと見られてそれこそウレション…!(漏らしません)
コタロウとのペアダンス、よかった、とっても。
ゆめちゃんと並べて幸せそうでしたわね、こーた!
 
フトフトさんは、初参加とは思えない安定感。頼もしすぎました。
石田さんは「エイトビート製造機」って呼んでましたけど、ほんと安心して身をゆだねられます。
気持ちいいんだ!
 
 
ひとちゃん。
ステージでも紹介されてましたが、間もなくご出産。
このステージを最後に、しばしお休みです。無事に開催されてよかった…。
よき知らせを待ってるねー。

今回はキャラソングメインだったのもあっていろんなサウンドがあって、普通のライブ以上に鍵盤の音色がいっぱい変わっていてたくさん聴けました。
「mgmgはっぴ~」の音がとってもかわいかったな~。「ふにゃっとマーチ」でリズムに合わせて足踏みしててかわいかった…この曲の鍵盤の音もとっても好き。

ひとちゃんが楽しんでるのがすごく伝わってきて、何かの曲でイナゴージャスに向かって見せた笑顔がとっても素敵でした。

 

「やっとあえたね」はひとちゃんの鍵盤から始まるんですが、とってもとっても胸に染みました。
この大切な曲の始まりが、ひとちゃんの音から。
ことさらに嬉しかったです。
 
 
エンリケさん。
石田さんが「この人が弾けばすべてロックンロールになる」と紹介していましたね。
贅沢な音、そして、かっこいいお姿を今回も堪能でした。
エンリケさんのベースで「ふにゃっしーボンボヤージュ」とか、「mgmgはっぴ~」とか、キャラソンばんばん聴けるとか、ここでしかありえないもの…めちゃくちゃご機嫌でした。
「八百萬のキャラ様」に「ウレションDEチャチャチャ」ですよ! 「たかたのゆめちゃんのテーマ」のベースがすごくうねっててかっこよかったのです。
 
 
コアちゃんが「コタロウ・ブギ」でエンリケさんの譜面台を倒しちゃったときに、おっと!って顔してにこっと笑って、直してるときにめちゃくちゃ謝るコアちゃんにも「気にしないで」とそっと手を振っていた、そのしぐさがやさしかった。

ひとちゃんの鍵盤のソロのときにも、みんなに見えづらいだろうとすっとしゃがんでらして。

そういうさりげない動きとか、MCもないしほんとに黙々と弾いてらしたんですが、随所でやさしさが溢れてました。


 
ギターの田光マコトさん。
演奏中の変顔が確認できなかったんですが、記念撮影中に1秒ごとに顔を変える荒業を披露してました(笑)
 
 
今回はボーカル曲は「Hello!Hanyu☆Hanyu」のさくまさんパートのみで、ギタリストの割合が9割というところ。
ズレちゃんの曲のあの少し懐かしいテイスト、色っぽさは田光さんのギター、ぴったりだったな~と思いました。「やっとあえたね」のギターも素敵でした。泣かされたー!
 
 
あおちゃん、そして、ゆきゆっき。
あおちゃん、ふにゃっしーの誕生会配信でも起立したまま真面目に歌ってましたが、今回もキリッといい姿勢。緊張してるのかなー?と思ってましたが、最後の方では笑顔で手を振る姿も見られました。
「ふにゃっとマーチ」の「ふにゃふにゃ!」とか、「きゃらきゃらロケンロー!」のコーラスとか、随所にかわいい高い声がぽん!と入ってきてとっても気持ちのいいアクセントになってました。
石田さんから「GCBのニューボーカル」って紹介されましたし、今後もバンバン出てほしーい! 

ゆきゆっきはお母さんとしても、ボーカルとしても気が張るライブだったのでは…出ずっぱりだし、おつかれさまでした!
かわいい系キャラソンはもうゆきゆっきがいないと!な域ですね。
生で「ふにゃっとマーチ」を聴けたのが何より嬉しかったです。今回は普段は音源で歌うことの多い曲も全部、生演奏だったのも嬉しかったです。「ふにゃっしーボン・ボヤージュ」も「たかたのゆめちゃん」のテーマもかわいかったー!
客席のみんなを楽しく乗せてくれる、ステージングの華やかさも好きです。ダンスも振付、さらりと全部入ってるんだよーすごいよ、ゆきゆっき!
 
 
GCB47のバンドマスターにして、THE GOT KNEED STONEのボーカリスト、石田洋介氏。
一部では「きゃらきゃらロケンロー!」に合わせてロカビリーな赤黒のシャツに白のラバーソウル(コンビシューズなのかと思ったけど、コンビではないんですね)。ほんとはサングラスも持ってきてたのにかけ忘れたそうです(笑)
ロカビリーシャツは、田光さん、フトフトさんと色違いで。たまたまですよ!とか言ってたけどそんな偶然あるかぃ!(笑)
ちなみに、エンリケさんとあおちゃんとゆきゆっきはスカジャンで揃えてました。
 
二部からはそれぞれの衣装だったんですが、石田さん、よりによってエンデバー☆うざりんとおそろい、って散々言われたアロハでした。思い出しちゃうやんか!!
(鵜沢さんがこの日、このアロハだったらものすごいおかしいんだけど、どうだったんだろ)


恰好はさておき(笑)
ゆきゆっきとふたり、ほぼ出ずっぱり(犬山劇場が唯一のお休み)、さらに石田さんは全体の進行も任されてました。このシリーズではもうそれが「当たり前」な感じですね。

今回は特に自身の作詞曲以外のレパートリーも多いし、新曲も2曲あったし、テレ玉コラボはあったし、CD発売はあったし…事前準備はご自身いわく「四苦八苦」だったそうです、おつかれさまでした。
 
ファンだからね、欲目もいっぱいかもしれないけど、石田さんの歌がどん!と真ん中にあって、石田さんと仲間たちの作る音があって、それはもう安心でした。
間違いなくファンを楽しませてくれるという強い信頼感があって、それに応えてくれる、楽しい音楽、いい音楽、いい歌でした。
 
とはいえ、よく歌詞飛ばしてましたけど。
カンペ用意してるのになぜ。
「キャラ・キャラディスコ」も「GCB47のテーマ」も飛ばしてた。「きゃらきゃら天国」は大丈夫だったのに!

「きゃらきゃらロケンロー!」に遅刻や電池切れや練習不足やドラムが雑って歌詞はあるのに、「歌詞を忘れる」が入ってないのは不公平な気がします。

どうですか、メンバーの皆さん!(笑)
 
 

オイラ友達を集めて

バンドをやってるのさ

バカな頭で考えた

これはいいアイデアだ

(「よォーこそ」RCサクセション)

 

最後のメンバー紹介で、ゆきゆっきに呼ばれたあとにひとくさり、こんなフレーズを。

こういうことが咄嗟に飛び出してくるとこはバンマスさすが、と思った瞬間でした。

 

イカレタ奴らが集まって演奏が始まってるぜ、彼らGCB47、 ドーゾヨロシク!

 

って感じでしょうかね。

そんなGCBに、またすぐに会わせてほしいですよ、バンマス!

 
 
 
客席との記念撮影中。
イナゴージャスが位置取りがうまくわからなくて前をうろうろしちゃったら、たけちゃんがすごい勢いですっとんできて、後ろに回らせてて、私がたけちゃんを目撃したのはこの一瞬のみでした(笑)今回、あんまりスタッフさんをステージで見なかったな~(守時さんを犬山劇場のときにちらっと見たぐらい)。
 
みんなのこういうずらっと並んだ後ろ姿を見るのも久々で嬉しかった。
多分、皆さん一緒だったと思うの。めっちゃ撮ってたもん(笑)

 
 
で、そのイナゴージャス。テレテレしてますね(笑)
まさかのGCB47のドラムでの参加。びっくりしましたねー!!
ダンスがうまいのは羽生のタボくんたちとのコラボステージで知ってましたけど、ドラムまでできるとは~。長い手足が映えて、実にかっこよかった!
緑がちなGCBになってたけど!(色かぶり問題発生・笑)
 
 
しんじょう君の中腰、めちゃくちゃかわいい…。
 
 
 
最後に、ホストキャラ、カパル。
ベース弾くところを見るのは1月のCHARAMEL以来ですが、GCB47はそれこそ2019年の志木市民まつり以来でした。
でもカパルは通常運転だな、って感じました。
リアルで逢えてても逢えてなくても、いつでも変わらないないおー!って、すっと平常心で立っていた、弾いていたと思います(内心はわかんないけどね)。
 
踊ってるとこも久々に見た〜!
SDDKの振付はカパルも考えたお!ってえへん!ってしてたけど、そんな一挙手一投足が愛おしかった。
カパルに限らずですが、もはや、生きているだけで推せる、って心持ちです(笑)
 
なにより嬉しかったのは花子さんとじゃれあう姿でした。ああ、いつものふたりだ~ってこっちもニコニコになってしまった。
銀ちゃんともいちゃこらしてたね、ご夫婦の再会も久々だったのでは。
 
 
花子さんとふたり、いろんなポーズをしてくれてました。さいたまの、エス!

 

パルシティはいつも、特別な場所です。
何かの始まり、何かの節目。
今回もCOVID19禍の中で、ファンとともに何ができるのか、何をすればよいのか。これからの形を先んじて見せてくれたパルシティでした。

照明の美しさ、忘れません。




 
最後に、「外側」の話にも触れておきます。
 
ライブはいろいろ難しい時期でしたが、県の感染要望対策基準にのっとって行われました。
入場数の制限。
もともとは収容率50%、チケットは抽選の予定でしたが、埼玉県の「蔓延防止等重点措置」の基準の範囲内で希望者全員が入れるようぎりぎりまで調整してくださったようです。
(県基準では発声しなければ100%入れてOKです。一部、過剰に密だったという感想を見かけたので補足しておきます。https://www.pref.saitama.lg.jp/a0401/covid19/saitamaken_zyuutensochi0528.html#event
 
現場ではもちろんマスク着用のまま、発声も禁止。みんな守っていた、と思います。少なくとも大声を出した人はいませんでしたね。
入場時は非接触の検温が行われていました。チケットも半券は自分でもぎって入れる形。
物販はロビー内ではなく、ロビーから外に向けて準備され、原則は事前決済による受取制。
キャラクターグリーティングもなし。接触と密閉を可能なかぎり避ける形です。

開催から、もちろん完璧を期すなら2週間ですが、ここまで10日間でクラスタ発生の報告がなければほぼ大丈夫と言っていいと思います(まだ油断はできませんが)。

客席、みんな涙ぐましかったですよ、少なくとも私の周りは。
ペンライト持って、拍手とペンライトだけで、声援を送れない分も気持ちをぶんぶん送って。
笑い声もだめかなって思って、ウケた!!ってときにも拍手を送って。シュールだって荒川会長が言ってましたけど、こっちは一所懸命だっただけなんですよ、だって、それしか伝える手段がないんだもん。笑顔もマスクの下だしさ。

そういうみんなのがんばり、運営の奮闘が無事に実ることを信じています。
 
 
さらに、今の時代でよかったなあと思うのは、配信が用意されたこと。
緊急事態宣言地域のかた、医療従事者の方、家族との関係、いろいろな事情で諦めたという声も多かったので、ツイキャスで配信されました。
コメントで配信組の皆さんも参加してらして、あとでパッケージで出てももちろんいいんだけど、このコメント参加が少しでも臨場感に繋がるんだと思うので、配信があったのはほんとによかったと思います。
これがいいんだな~カメラ数台あってマルチアングルなのと、音がとにかくよかった! 現場よりもひとつひとつがつぶさなので、現場組も聴く価値ありだと思いました。
 
配信と現場の音作りって、詳しいことはわからないけど、おそらく全然違うと思うんですよね。
現場は人に吸収される音もあるし、その空気も含めて聴いている音だけど、配信はダイレクトだし。それをバランスよく聴かせるのってすごく大変なはず。
映像もそうですよね、現場にちょうどいい明かりと配信にちょうどいい明かりのバランス。
配信ってライブをやる以上に腐心が多い(予算的にも物理的にも精神的にも)中、人と機材を投下してこれだけのハイクオリティな映像を届けてくれた運営さんに大感謝!です。
自分の見てなかった角度も見られて楽しいし、何より自分では絶対に見られない客席の様子が映るたびにそのペンライトの波に見とれています。
 
アーカイブはまだあと数日、6/19までは購入・視聴が可能なのでまだの方はぜひ。
DVDにしてくれという声もあるんですが、なるかどうかわかりませんので、ほんとお見逃しなく~。