WonderLine!
~神崎隆広バースデーライブ
新横浜NEW SIDE BEACH!!!
2018.6.17
 
image
 
★みんなの感想、ハッシュタグ#wonderlineまとめはこちら
 
神崎隆広
 
溝呂木奏 Key.
中村俊介 Eg.
河野誠志 Ba.
影山"ウォーリー"航 Eg.&Ag.
鯉沼彰 Dr.
 
津田幹土
 
アックマ
あゆコロちゃん
えび~にゃ
大崎一番太郎
カッパのコタロウ
こーた
たかたのゆめちゃん
和み柴っこ
ふなごろー
ふにゃっしー
やぶきじくん
 
 
ラジオ体操第一
 
puzzle
AKKUMA TIME 6:66
ゆる党じゃん!
 
和み柴っこちゃんのテーマ
 
こーたずブートキャンプ
 こーたのうた
 ふにゃごろーのテーマ
 アツギノスタルジー
 VividRock
 
猫とカレンダー
 
「風のフィクション劇場」
(Twitterで見かけてナイスだったので使わせてもらいました)
 和太鼓&マイム
 ゆめで逢えたら
 渚のコタロウ
 
ブルーフレイム
VerryBerryえび~にゃ
WonderLine
 
アンコール
BLUE DREAMER!
Hello my friend!
 
パレード
 
 
2018.6.12。神崎隆広くん、30歳の誕生日でした。
おめでとー。ウェルカム30代ー!(笑)
 
昨年も自身の誕生日に合わせて決意表明みたいなバースデーライブをHugoで開催していましたが、今年はなーんとキャパ3倍のNEW SIDE BEACH!!!でキャラクターコンサートとして開催。
このことだけでもこの1年間の神ちゃんがやってきたことの充実ぶりが感じられますが、その内容もきっちり進化していて、大変見ごたえありました。
 
基本的な構成は昨秋の「Hello my friend!」を踏襲。「Hello my friend!」のときに、まだまだやれてないことはたくさんある、もっと進化したいと話していたので、あえてそうしたのかなと思います。
 
自身の曲を軸にしつつ、キャラクターがメインになる場では見せ場きっちり。自身の曲をしっかり聴かせるパートも作り、何より、観客参加型。
 
今回大きかったのは、アックマ様の参加。
それもギタリストとしての参加だけではなく、1キャラクターとしてギター以外のアックマ様の魅力…ファニーな部分、かっこいい部分、大人な部分、ダンス!…を見せてくれたのはなかなかこれまでにはなかった部分でした。
もう1つ、えび~にゃのライブハウス初登場! のっこちゃんもシンガーとして参加。ライブハウスでのゆる党勢ぞろいの可能性も見えてきたかなと思います。
やぶきじくんというニューカマーも。まだ慣れないのでほんと出番短かったけど、これからいろんな形で特技、披露していくチャンス増えそうです。
 
さらに、今回の目玉だったと思うこと。
これまで「自分の曲を聴かせる」パートと「キャラクターコーナー」とは重なり合うことはあまりなかった、あっても今回の柴っこちゃん&コタロウのコーナーのように神ちゃんが歌ってるところで何かするとか、ダンスするとかだったと思うのですが、新たに「神ちゃんの曲を素材にして1つの別のものを作る」試みがあったな、と思うのです。
芝居に近い発想かな。
 
「風のフィクション劇場」。
やぶきじくんの和太鼓を中心にしたバンドの演奏をバックに、ゆめちゃんの大切な花を大崎一番太郎くん演じる風が吹き飛ばしてしまう。悲しみに浸るゆめちゃんを元気づけるために「ゆめで逢えたら」を、ゆめちゃんを愛するふたりのキャラクター、カッパのコタロウとアックマ様がそれぞれ歌う(実際に歌うのは神ちゃんだけど)。
 
恋の三角関係!
 
キュートなコタロウの「ゆめで逢えたら」とニヒルでアダルトなアックマ様の「ゆめで逢えたら」。
どっちもアレンジが秀逸で、この曲ってこんな風に遊べるのかー!!とアレンジャー・溝呂木奏さんの手腕に感服なのですが、これがとってもよかったんですよ。
 
最終的にゆめちゃんは大人のアックマ様を選ぶ。
 
今度はコタロウが落ち込んでしまった。それをみんなで「渚のコタロウ」で元気づける。
最後に、大崎一番太郎くんが再び現れて「これはフィクション」と書いたスケブをコタロウに見せてコタロウ一安心、ちゃんちゃん、というオチなんですが、このブロック、非常に演劇的で面白かった。
 
昨年の「MIRACLE」も演劇的でしたが、ここまで音楽を取り込んだ演出にはなっておらず、あ、これ新しい形になるな、と感じつつ見ていました。
劇伴として書いたわけではない曲を、うまく、物語に織り込んで展開する。難しいけれど、面白い試み。
 
この直前のこーたのブートキャンプのところも「神崎痩せろ」(笑)をモチーフに、ふなごろーの歌、あゆコロちゃんのダンス、みんなのダンスの上手さをうまく取り込んでいて、上記ほどではないにしても演劇的。
全体にそういう演出が今回は多かった。
影ナレや進行に、俳優である津田幹土さんに出てもらってるのも台詞としてきちんと話せる人(ただのMCではなく)が必要だったということではないかしらん。
 
 
神ちゃんの最近のステージを見ていると、彼のやりたいこと、その想いの行き先は、少なくとも今は、自分の音楽をじっくり聴かせることとは別に、自分と関わる仲間たち、そして観客と一緒にもっと大きなステージ、大きなエンターテイメントを作ることにあるんだろうな、と感じます。
 
それは今しかおそらくできないこと。
仲間と一緒にいられる今だからできること。ここまで繋いできた縁をフルに活かせる今だからこそ。
自分が歌うことは、極論、いつだってどこでだってできる。路上で歌ってた彼なので、きっとそう思ってる。
 
ホール、ライブハウスという非日常の特別な空間をどう活かすかを考えたとき、今の神ちゃんはきっとそういう方向に思考が向かっているんだろうなと思います。
 
そんな人、他になかなかいないからすごく面白いよね。
 
 
そんな神ちゃんの描きたい世界…みんなが繋がるWonderLineを描くために、キャラクターのみんなもそれぞれの特技を惜しみなく披露してくれています。
柴っこちゃんの習字、コタロウのイラスト、やぶきじくんの和太鼓。ふなごろーは3曲も歌い、アックマ様はもちろんのギター(ゆる党じゃん!のテケテケ、サイコー!)。
ゆめちゃん、あゆコロちゃん、こーた、大崎一番太郎くん、えび~にゃ、ふにゃっしーはダンス、それぞれに魅力的でした。
柴っこちゃんとこーた、あゆコロちゃんは特によかったなあ。
こーたは私、神ちゃんと一緒にステージをやるようになってから、とりわけダンスのうまさに気づかせてもらったキャラクターさんです。角度がすごくいいんだよ。
 
 
そして、バンドの皆さん。
今回、ウォーリーさんもロギーさんも髪を短くしてしかもふたりともふわふわで、鯉ちゃんも誠志さんもふわふわで、みんな眼鏡だし、あなたたち、何なの兄弟なの!?ってくらいの親密な空気があって。
回を重ねてますます神ちゃんを見守るアニキーズって雰囲気が増しててついニヤニヤ見ちゃいましたが、相変わらずサウンドはとても美しい。
この音があるから、神ちゃん、自由に歌えてるんですよね。
PA(舞台監督はおなじみ湯村さん!)もよくて、音が非常によく響いてたと思います。
視覚的にかなりごちゃごちゃしてる中を縫って、しゅんちゃんのギターソロ、ロギーさんの繊細なコーラスや洒脱なピアノの音、ウォーリーさんの煌びやかなアコギの弦の響き、誠志さんのベース音の豊かな響き、鯉ちゃんのカチッと、しかし熱い、ご機嫌なドラム…うまいとしか言いようのない彼らの音がクリアに届きました。
特に、アツギノスタルジーのしゅんちゃんのソロは痺れた…!!
猫とカレンダー、ブルーフレイムは彼らの音を満喫できました。
猫とカレンダー、すっげーいい歌じゃん、神ちゃん。もっとやろうよ!
 
さらに、WondeLineの、ウォーリーさん、ロギーさん、しゅんちゃんと「つながっていく」ソロパート。あのアレンジ。
神ちゃんがこのタイトル、歌詞に込めた「つながる」ことへの思いを汲んだ、ロギーさんのアレンジ、素敵でした。
 
 
そして、神ちゃん自身。
 
途中、ムジナキッズやいとうまゆさん、清水Takaさん、むちょうせい豆乳くんからメッセージがあって、その大半が「大きくなった」という、存在感や空気だけじゃなくて、実際のボディのことも揶揄されて笑ってましたけど、(まあ、その貫禄はさておき・笑)ほんとにステージングは大きくなったなあ、と「アイタイ1」の頃なんかを思うとしみじみしてしまいます。
 
大きくなっても、ミニマムな「1対1」を忘れないあたりがまた彼らしい。
「そこ、見えてるからな!」と奥の奥の方まで手を伸ばす、目の前の観客をぱっと指さして笑う。
 
ステージの最中、あ、目が合ったな、と思ったらほかのアーティストはいざ知らず、彼についてだけはそれは本当です。
よく見てる。
こっちが笑ってれば嬉しそうに笑い、歌ってれば満足そうにうなづく。どんなに大きなホールになっても、それは変わらないでいてほしいな、と思います。そしてきっと変わらないでしょう。
 
 
「Hello my friend!」は熱唱でした。聴いていて胸が熱くなった。
どんなに苦しくても、飛ぶよ、と歌う神ちゃん。
「ブルーフレイム」「Hello my friend!」「WonderLine」と続くライン。
ひたすらにがんばること、真摯に思いを込めること、みんなと心と手を繋ぐこと、きっと今、彼が大切にしていること。
 
途中のMCで、喋りながらどうまとめていいのかわかんなくなったみたいに話してたのが「みんながいないとだめなんだ」ということ。
どっかの帝王の歌みたいだけど(笑)多分、想いを突き詰めてたどり着くとシンプルなそういう言葉になるんだろうな。
 
「嘘くさく聞こえるかもしれないけど、誰ひとり欠けても成立しないと思ってる。あなたひとりがいなかった、それだけで僕は力尽きて今日、倒れてるかもしれない。大げさかもしれないけど、ほんとにそういう可能性だってある」
 
みんながいなきゃだめなんだ、と、論旨がぐにゃぐにゃだったからこそ、本音なんだな、と感じさせた言葉でした。
 
 
褒めまくってるんですけどね、思うことはあるんですよ。
各コーナーがそれぞれ演劇的だったり、音楽的だったりした分、コーナーとコーナーを繋ぐ部分の粗さが気になる。
神ちゃん、いちいち合間に喋りすぎ。
せっかく美しくまとまったパーツなので、何も言わずに繋げばいいんじゃないかな、と思う。そこに「神崎隆広」を入れちゃわなくていい。
そこでせっかくの空気がリセットされてしまうのもったいない。
いくつか黙って繋ぐ転換になっていた場面もあったんで、やれると思う。
今はね、詰め込む、詰め込む、だけど、今後は引き算による美もぜひ。
 
まあ、そのわちゃわちゃが神崎隆広らしいといえばらしいんだけど。
 
この夜、神ちゃんはやりたいこと100%できたのかな。どうなのかな。
私は楽しかった!
とても楽しかった!
でもきっと、もっともっと上に行けるって神ちゃんは思ってそうだな。
 
今回のチケットのデザイン、空に浮かぶシルクハットに虹色でたくさんのライン(WonderLine)が描かれてる。
空高く、みんなで登っていくためのライン(ジャックと豆の木みたいに雲を突き抜けるまで高く!)をこれから神ちゃんは描き続ける、その第一歩がこの夜だった。
多分、いつかそう振り返ることになるんじゃないかな、と思います。
 
 
楽しい夜でした。
みんなでずっと踊って、笑って、歌って。
 
アンコールのラスト、あと一曲だけ、でももう声も出ないからさ、みんなで歌ってほしいんだよ、と、アンプラグドで一緒に歌った「パレード」。
 
とても、美しい光景でした。
いいものを見せてくれてありがとう、神ちゃん。
 
次の一歩も楽しみにしてるよ!
 
 
以上、思いのたけを書いたら長くなっちゃった感想文でした(笑)
レポ編はこちらから!