加藤總本家大親族会議2018
名古屋千種文化小劇場(ちくさ座)
2018.4.22
戸越孝啓 Vo&Ag
作山功二 Vo&Eg
瀬利優彰 Sax
石田洋介 Vo&Ag
加藤總本家
伊藤Max大輔 Bass
斎藤麻貴 Drums,Perc
加藤大介 Drums,Perc,落語
春日井直人 Drums,Perc
板倉義納 Eg
東海林仁美 Key
藤吉望 Key
金山"asunal"知樹 Sax
野村祥子 Vo&cho
加藤總本家
https://www.facebook.com/katousouhonke
アルバム
第1部:戸城孝啓
第2部:作山功二
第3部:石田洋介
アンコールほか
昨年4月、これだけの規模では初めて開催された加藤總本家大親族会議(昨年レポはこちら)。
終わるやいなや、石田洋介、虚脱して「もうやらない」と言う伊藤Max大輔を説得して曰く「せっかく成功したんだから続けてやらなきゃだめだ!」。
奮起してすぐさま、翌年4月のちくさ座の抽選予約に向かったMaxさん、見事に日曜の利用権利を勝ち取り、石田さんに報告したところ、喜んでくれるかと思いきや、
「あ、そ?」
とそっけない対応だったそうで。ひどい。
「忘れないね、あのときの顔は!」(笑)
…そんなこんなありつつも、ちゃんと石田さんも出演しての、ちくさ座での大親族会議、第2回!開催されました。
いやぁ…楽しかった…!
終わってから、心が躍りすぎて、帰りの新幹線でも一睡もできないほどでした。
いいものを見たあとって、ぐるぐる歩き回りたくなる。
脳味噌がかき混ぜられた快感に身を委ねつつ、心を落ち着かせるまでぐるぐると。
新幹線だったので歩き回れなかったけど(笑)東京に着くまでずっとステージを反芻していました。
前回を踏襲しつつ、おそらくいろいろな感想を加味されたんでしょう、ステージ構成、配置など、ぐんと見やすくなって、かつ、濃厚になっての3時間半。
今回はゲストボーカリストが全員男性という、女性が多かった前回に比べるとかなりの野郎色だったんですが、この御三方がまず三者三様、それぞれに異なった個性を放ってらして、非常にカラフル。
それぞれの個性に応じたサウンドをがちっと作ってくる加藤總本家のテクニック、バリエーションの豊かさも実感です。
終わってすぐTwitterでつぶやいたことがそのまま自分の生の心を表していると思うので引用します。
うのじ。@uno36bk
加藤總本家のステージは、音楽にとっても真摯で…ミュージシャンはみんなそうだとは思うけど、殊更に真摯で、ステージの佇まいもとても美しいのが好きなんだなぁ。石田さんもそれに応えてとても真摯に歌っていて1時間の出番とは思えない充実感なの… https://t.co/CNuHjivaS0
2018年04月22日 20:33
うのじ。@uno36bk
20時10分ごろかな、予定より40分オーバー?予定通りなの?かわかりませんが、加藤總本家大親族会議、終演!オールメンバーでのアンコールが、まさかの今年は聴けないかもなぁと思っていた、石田洋介訳によるPeople get ready… https://t.co/y3ClLaONgj
2018年04月22日 20:24
うのじ。@uno36bk
この状況に痺れてたの私だけかしら…大先輩を差し置いて、カバーとはいえ石田洋介レパートリーで幕切れって、加藤總本家がどれほど石田さんを大事に思ってるか、ひしひし感じてなんかほんと泣きそうなう、なのです、石田さん! @yohsukei… https://t.co/VBXYyzsR9X
2018年04月22日 21:25
そうなのです、とても、真摯なのです。
音楽を真摯に愛してる、真摯に向き合ってる皆様なのです。終わったらMaxさん、前回に続いて泣いてたんですけど、そのくらい、真摯なんです。
それがひしひしと伝わってくる、特別な時間でした。
戸城孝啓さん、作山功二さん、
そして、石田洋介。
素晴らしいギタリスト&ボーカリストをゲストに迎えて、そのどれも聴きごたえたっぷりで。
中でも石田洋介コーナーは8曲、1時間強なんですが、とてもそうは思えない充実感。一音、一音の密度が濃いんですよね。付き合いの長い石田さんと加藤總本家だけあって息もピッタリだし(実際に音を合わせたのはおそらく当日のリハーサルだけじゃないかと思うんですが、そうは思えない!)。
ラスト、全員でのセッションはカーティス・メイフィールドのPeopleGetReady、それも石田洋介訳バージョン。
作山さんという大先輩がいながら、最後が石田洋介のレパートリーからってとこがまあもう、加藤總本家の、Maxさんの石田洋介愛を感じさせて、ひとり、痺れてました。
来年もあるといいな。ほんとに準備が大変らしいんですけど(そりゃそうだ、全ゲストアーティストの伴奏を全部やるんだもんね)、ぜひ。客としては貪欲にお願いしておきます。
加藤大介。アグレッシブ!
◆
幕開けは加藤總本家のみの、非常にムーディーなアレンジでのスザンヌ・ベガ「Tom'sDiner」のカバー。
祥子さんの声がとてもとても美しかった。
曲の途中、そっと、後方から静かに戸城さんが現れてステージの椅子に腰掛ける。ゆったりと、第一部が始まる。
第1部:戸城孝啓
以心伝心
ただ一行のバラード
トモシビ
すべてに幕が下りる
直線の先へ
旅立ちのサンバ
道草プロポーズ
戸城さん、Maxさんや麻貴さんと同じスクールでギター講師をしてらっしゃるんですね。
歌詞カードを配ってくれるという細やかな対応。
Maxさんがゲストそれぞれの紹介文を読み上げてたのですが、それによれば、これまではギタリストに徹してこられたそうで。
透明感溢れる、伸びやかで優しい声。
加藤總本家のドラマチックなアレンジに乗って、独特の静謐な世界観が広がりました。とても綺麗なステージでした。心にふうわりと風が吹き抜けるような。
とてもムーディーで大人のサウンドだつだたなー。
「ともしび」という曲の行進曲のようなパーカッション(春日井くんのスネアの軽快さ!)、それに乗って転がるようなギターソロ、素敵でした。「旅立ちのサンバ」はサンバなのにスカッと明るくはない、翳りの残るサンバ(笑)で、でもその翳りがとても素敵だったのでした。
アーバンポップ、という印象なんだけど、それは加藤總本家のアレンジだからなのかな。
LINE@で配信してるそうなので、チェックしてみましょう。
第2部:作山功二&瀬利優彰
御年65歳、大先輩、作山さん。
カルビーのジングル作ったり、数々のCMやテレビ音楽に関わったり。
一番儲かったのはNHKのお仕事らしいですが(笑) 加藤總本家とはまだ最近のお付き合い。昨年の大親族会議をご覧になって、作山さんのほうから出して、とおっしゃってこられたとか。
全体にとっても洒脱。いろんなことを突き抜けてフラットになった、そんな味わいなのですが、ギターサウンドにはまだ尖ったところも残っていて、しびれることたびたび。
楽しすぎてすっかりメモを取るのを忘れていて、曲名は一切、記憶と記録から抜けました。
すみません!!
子どものころの遊びの風景を歌った歌が素敵だった。歌詞は全体に、ひらがなの味わいだったな、と思います。
ラストはカルビーのジングルを使って、それに歌詞をつけて曲にした、そのまんま、サビでみんなで「カルビー!」って叫ぶ曲で、途中、イヤミのシェー!を全員で取るんですが、あっけにとられて大笑いしてて1枚も撮れなかったのだけが心残りです。笑った。楽しかった!!
幕開けは、加藤大介さんの高座。っていうか、今年も低い!低座!
根多ではなく、小咄。
この顔、どう見ても談志師匠。
急に決めたらしくて、どこにたどり着くのかわかんなくてスリリング(笑)

































