エースケ・ヤスコ・イッタクの in time
ナカノステレオ 2018.4.26
 
村越エースケ
ヤスコッティ
斉京一拓
 
松田ケンシン
 
 
まずは、エースケくん。
4/25、お誕生日おめでとう。
39歳! 来年には不惑だね!
そして、新米とーちゃん、なりたてほやほや、おめでとう。
 
充実感に満ちた顔を見られてハッピーでした。
 

 
 
 
この夜のハコは新井薬師前すぐそばのナカノステレオ。
初めてだったんだけど、昭和な雑居ビルで、マジで一瞬わからんかった。ビルの名前で見つけた。
 
元々はみんなスナック街だったんじゃないかなぁ、と言う佇まい。バーあり、カレー屋あり、二階のとっつきにあるのがナカノステレオ。
入口はどう見てもスナック。
開けたらウッディな柔らかいハコが待ってました。昼間はカフェなのかな?
 
都バスで池袋から行ったら、バス停の目の前だった。便利っ!
 
ラガーのコップで出てきたハイボール(甘め)。
 
 
実にこじんまりとしたステージで(アコースティックメイン、22時で音止めのハコだそうです)、2人が本来的には限界かな。
この夜は最後、むりむり4人で立ってたけど、後ろにいたケンシンさん、ほぼ見えなかったもんね(笑)
 
 
 
東海ツアーなどで何年も一緒に回ってきた、という面子。お互いの癖も呼吸もわかってる顔ぶれで、東京でもなんかやろうぜ、ってことで始まったらしい企画「in time」。第一回。
 
ヤスコッティさんは帰国子女なのかしらん? 英語にスペイン語に日本語に、あと1つは何か聴くの忘れた、まあ、四ヶ国語で喋り、歌う方なのだそうですが、トップバッターに立った彼の説明にいわく、in timeは「そのころまでに間に合えばいいね」くらいのゆるい感覚なんだそう。
 
きっちりな場合は「on time」。ちょうどぴったりならジャストオンタイム、だもんね。
 
3人での東海ツアー中、グズグズしてたエースケくんのためにGW渋滞に巻き込まれてライブに大遅刻、客より遅く着いちゃってそこは出禁状態に…なんてことがあったそうで、それ以来、エースケくんは時間については2人に逆らわない(逆らえない、が正解かな・笑)そうですが、まあ、そんなこんなで「なんとか時間までにつけばいいね(in time)」という言葉がヤスコッティさんから出た、それがエースケくんには印象的だったようです。
 
in time.
 
まあ、ゆるっといこうよ。うまくおさまればいいよ。
 
そんなトーンを感じるフレキシブルな、和やかな時間でした。
 
 
ヤスコッティ vo.
サルサバンドのボーカルも勤めてるというヤスコッティさん。
いやはや、何とももう。華があるし、うまいし、何しろ自由だし。
余白がたっぷり、という印象。だから、どうとでもできる。
相方の斉京さんもまたこれが、うまいー!!
エースケくんがあとで「職人」と評していましたが、ほんとそれ。
彼もまた余白と抽斗が多いから、その分、フレキシブル。
エースケくんのサルサの曲を一曲やって、というリクエストに急遽応えての「HotelCalifornia」。お互い探りつつだったんですが、ものすごくかっこよかったー!!
 
自由になるためにはたくさんの知恵や知識や技術がいるんだよね。
基礎なしに応用なし。
 
プロフェッショナルでした。
と言って、むやみに厳しくもなく、むしろ、ゆるやかなステージで、心地よかった。
 
カバー、オリジナル混ぜて7曲ほど。
乾杯しよう!のVolareの陽気。ジャスティン・ビーバーがカバーして話題のDespacitoは渋かったなー途中、スパニッシュのラップが入ってて、初めてやった、と笑ってましたが、これ、かっこよかったです。
オリジナルはラブソングで甘めに。「A Lady in Love」好きだったなー。
ラストの「Desperado」まで終始一貫して、大人の雰囲気でした。
 
Volare
Despacito
There Must Have Been a Girl in Front of Me  ←この辺のオリジナルはちょと曖昧…すんません
A Lady in Love
TeaSoSweet
HotelCalifornia
Desperado
 
なお、サルサバンドはこちら。うーん、聴いてみたい。
OrquestaREGULUS
 
 
 
松田ケンシン
 
MyVespaOnTheRoot
荒野
レインボーキッズ
鍛冶屋のピーター
NewWay
 
1月のアスパラでのエースケくんとべミーズの対バンの際に、サポートでエレキギターを弾いてたケンシンさん。
この夜は第一回のゲストとして、ソロで。
アコギ抱えて、ニコニコ立ってる姿にまずギャップ感。エレキ弾いてる時はむしろ寡黙なムードだったのに。
歌い出したらハイトーンボイスなうえに、歌詞の世界観がまた独特で、再びのギャップ感。
(風貌からはもう少し低い声を想像してた)
演劇的な曲が多かったです。すごく独特だったなあ…。
面白かった…!
 
エースケくんにびっくりした、と言ったら、渋谷ではすごいカリスマ的人気のバンドのボーカリストだったんすよ、とのこと。多分、私が一番、音楽を聴いてなかった時期だなあ…。
 
途中からヤスコッティさんと一拓さんを「ホストを働かせる」と招いて何曲かセッション。
それも特に音合わせなしのぶっつけで。この辺がすごくフレキシブルでよかったです。
 
「レインボーキッズ」の最後、コール&レスポンスを客席とやりたいのに、ちらっと後ろのヤスコッティさんを振り返ってしまったがゆえに、ヤスコッティさん、ケンシンさんの「レインボー!」を引き継いで「きぃぃ~~っず!」とたっぷり歌ってしまって、ケンシンさんに怒られる(笑)
「なんでここにきて最後、ヤスコに持ってかれなきゃいけないの!!」
いやーでもあれはわかんないっすよ、ケンシンさん(笑)
仕切り直してのコール&レスポンス、楽しかったです。
 
「MyVespaOnTheRoot」の風に乗って、の歌詞そのままの風を感じさせる爽快さも心地よかった。
でもなにより「鍛冶屋のピーター」かなあ。えぐみのある世界観で、寓話的で。
なんでピーターなん、って聴かれて「おさまりがよかった」ってのにみんなずっこけてましたけど(笑)
後ろからハイジ…ペーター…ってぼそぼそ聴こえてたのは気のせいかな(笑)
 
後半、エースケくんとのセッションではエレキギターも。
なんか後ろからひょこひょこ首出してにこにこしてて、アスパラでの印象は完全に覆されました。
 
変な人だ!!(笑)
 
 
村越エースケ
 
 
 
リードギターには一拓さん。
「東海ではいつも一緒にやってたけど、実は東京のステージでサポートしてもらうのは初めて。ずっと、俺はどうせ現地妻っすからね、って言われてて」(笑)
やっと東海以外での共演がかなったと。ちなみに、東京妻はケンシンさんだそうです。
(なので、3人の企画を立ち上げたときに、最初のゲストはずっとエースケさんと一緒にやってるケンシンさんじゃなきゃだめでしょ、とヤスコッティさんが決めたらしい)
 
最初の曲、いつもタイトルわかんなくなるー! 夜に怯えないで、というフレーズが印象的で、伸びやかなエースケくんの声がしみる、優しい曲でスタート。
エースケくんがステージ立ったときから、客席の雰囲気ぐっと変わった感じがした。
求心力があって、ぎゅっとステージに対する観客の集中力が強まった。
 
絵本の少年
ボロアパート
うつむかないで
HAPPY NO.1
いろは
 
いつも夢見てた
 
 
曲はおなじみのものが並んでたんだけど、エースケくんの場合、編成で毎回がらっと曲の印象が変わるのが面白くて飽きない。
大好きな「ボロアパート」、一拓さんの扇情的なギター、ヤスコッティさんの色気のあるコーラスでまた雰囲気が違ってサイコーでしたね。ほんとこれ、いい曲なんだよなあ。
 
「うつむかないで」のあと、なんかもしゃもしゃした間があって、ヤスコッティさんが「ケンシンさん呼び込んでください」とエースケくんに声をかける。
おう、と、松田ケンシーン!とエースケくんが声をかけると、バースデーケーキとともにケンシンさん登場ー! みんなでハッピーバースデーを歌いつつ、ケーキを見送る。
サプライズだったんだと思うけど、まあ、さすがに誕生日翌日のライブなのでエースケくんもあんまり驚いてはいなかったかな。
 
でもとっても嬉しそうだった。
 
「俺の大好きなチョコレートケーキ、用意してくれたんだよね!」
 
 
写真撮る?と吹き消すふり、だいぶ長い時間(笑)
 
 
もういい?とようやく、ふーっとな。
 
 
「何度かバースデーライブもやってたんですけどね、もうそんな若いわけでもないしいいかな、って思って、今年はそんなつもりはなかった」
でもこのin timeの企画を進めてて日程を調整してたら、ほんとにたまたま、4/26、誕生日の翌日しかみんなの都合が合わなかった、と。
後ろから「またまたぁ!」と突っ込みが入ったけど、ヤスコッティさんが「いやほんとほんと」と笑う。
「じゃあね、祝ってもらっちゃおうかな?と思って」
「泣いてる?」
「泣けたらいいんだけどねえ(笑)」
おどけるエースケくん。でも、ちょっと目が潤み気味だったぜ?(笑)
 
ということで、「HAPPY NO.1」でみんなで改めてお祝い!
お客さんが好きにハーモニー決めてきて、いい感じになってたねー。
 
「いろは」でにぎやかに本編終了。
もちろんいつものとおり、うれしー!楽しーーー!ムラコシーーー!!もみんなでね!!
 
22時音止めのぎりぎりのところだったんだけど、アンコールも一曲、
「いつも夢見てた」をしっとりと。
柔らかい、あったかい雰囲気の中で、ライブ終了でした。
 
 
村越エースケと言う人を知ってまだ1年にもなりませんけど、そんな中でも見えてくることはある。
 
まず、彼はとてもハッピーな人だ。
辛いことも苦しいこともあるはずだけど、少なくともステージにそれは持ち出さない。
常に楽しー!と言っている。
 
ありがとう、を惜しまない。
 
歌が大好きなのがわかる。
 
そして、いつも真ん中にいるのが似合う。とても愛される人だと思う。
たくさんの仲間が、彼を囲んでる。いつも、にぎやかに。
 
それだけ彼が愛されるのは、彼が愛してるよ、好きだよ、楽しいよ、と伝えることを惜しまないからだと思う。
実際、私にもまだ二回しかライブで逢ってないときから、うのじさん、うのじさん!ってニコニコ声をかけてきてくれて、楽しいねえ、って笑ってくれた。
見てると、誰にでもそうやって、自分のハッピーをプレゼントしてる。いつでも。
 
愛とハッピーの循環があるんだよ、いつだって!
 
楽しい時間をありがとう、ヤスコッティさん、一拓さん、ケンシンさん。
そして、、エースケくん。
 
改めて、お誕生日おめでとう。
 
 
6月にはこの仲間たちと、また大きな試みをするみたい。
アビバボ。演劇と音楽の融合…ってとこかな?

http://ga-raku-ta.com/20hours-after.html

 

ちょっとね、どんなことになるのか、注目ですね。